新卒銀行員の課題図書(3/3)
今回は、入社時におすすめされた10冊の本を読んで思ったことや考えたことなどを書いていこうと思います。
長くなってしまうので3パートに分けて書いていこうと思います。※この記事は3パート目です。
2パート目までは金融とは直接関係のない本の紹介でしたが、本パートでは金融に関係する本を4冊紹介していきます。
まず一冊目はこちらの本です。
クレジット投資のすべて
クレジット投資とは何かという基礎的な部分の説明がないため、基礎知識がない私には理解するのが難しい一冊でした。
用語の解説が多々省略されているため、基礎的な知識を付けてから、読み直したいと思います。
※クレジット投資は、債券や株式などの、信用リスクをを内包する商品に対して投資を行うことです。
続いての本はこちらです。
融資審査
融資の種類や、融資に必要な資料の見方、リスク管理、融資後の管理などが実務ベースで書かれている本です。
銀行員として融資にかかわっていく方とっては、バイブルとして利用できる一冊だと思います。
実際に業務を経験していないとわかりづらい内容ではありますが、銀行業務や融資の仕組みについて興味のあるかたや、銀行業界の分析をしたい就活生などにおすすめしたい一冊です。
続いての本はこちらです。
財務諸表分析
財務諸表の見方から、収益性や安全性などの指標の導き方等これ一冊で財務諸表分析に関する知識が網羅されています。
初学者向けではありませんが、簿記の知識がある方でしたら、問題なく読み進められる内容かなと思います。
また、この本では、投資を行うにあたって財務諸表をどう活用するかまで書かれているため、財務諸表を投資に活用してみたいと考える方にも満足できる内容となっていると思います。
最後に紹介するのはこちらの本です。
起業する前に読んでおきたいお金の本
起業するにあたって必要となるお金の問題を網羅し、どのように黒字経営に持っていくか、経費はどのように管理するかなどが書かれている、起業家したばかりの方や、これから起業を考えている方向けの実践的な本です。
誰でも簡単に融資が引き出せるとあるように、各種融資の比較だけにとどまらずに、計画書の書き方から面談の注意点まで詳しく書かれているため、企業を立ち上げたばかりで経営が不安なかたにおすすめしたい一冊です。
今回は以上です。
実践的な本が多く、理解をするための下地作りの重要性を実感させられました。
新卒課題図書は以上で終了となります。今後も定期的に本を読んで思ったことや考えたことを投稿していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
見ていただきありがとうございます。