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『アフターコロナに会いましょう』という連載

 こんにちは。写真家のMiNORU OBARAです。今日は、4月からInstagramで連載投稿を始めた『アフターコロナに会いましょう』シリーズについて、お話しします。

 僕は、4月からInstagram上で『アフターコロナに会いましょう』というシリーズで連載投稿を始めました。

 初回の投稿を振り返ってみると、投稿日は2020年4月7日。ちょうど、日本で特定都道府県に対しての緊急非常事態宣言が発令された日ですね。

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 けれど、連載を始めたきっかけはきっと緊急事態宣言の発令ではなく、もっと他のところにありました。

 世界は日本よりずっと早く、各地域をロックダウンし、国境を封鎖し始めたというのは皆さんの記憶にも新しいと思います。

 僕も、3月にカンボジアとインドネシア、そしてネパールへの渡航を予定していました。けれど、その3国とも3月後半に外国人へのVISAの発給を停止、つまり、事実上、入国は不可能となりました。

 そもそも飛行機も軒並み欠航。

 先月まで、何も気にする事なく訪れていた場所に、急に行けなくなりました。

 先月まで、当たり前に会えていた人に会えなくなりました。

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 3月はカンボジアの家族の誕生日で、毎年一緒に過ごすことを決めていました。日本のお花見シーズンのためこの時期は飛行機も混み合うので、航空券は半年以上も前から抑えるのもルーティーン化していました(定番のベトナム航空)。

 でも、それが、バスーーン!と断ち切られてしまった。

 多かれ少なかれ、時期は違えど、きっと皆さんもそうだと思います。4月以降、日本国内でも県境をまたぐ移動は制限され始めましたし。

 会いたい人に会えないということがどれほど寂しいかを思い知った時期でもありました。でも、それと同時に、会いたい人がいることへの感謝と、愛情の再確認的なこともできたんですよね。

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 僕は、今まで世界の色々な場所でたくさんの人と出会い、写真を撮らせてもらっていました。たくさんの愛を受け取りました。

 そして、撮ったその写真は、次にそこを訪れた時に本人に手渡しすることも自分のルールをして決めていました。いや、ルールというか、単純にそうしたいと思っていたんです。だからそうしていました。

 そのルーティーンも、新型コロナウィルスのパンデミックによって無期限にお預けになってしまいました。

 でも逆にですね、「これは、アフターコロナに再会した時の喜びときたら半端じゃないな!」と思ったんですね。きっとこれまでに味わったことのない喜びに違いない、と。まさに、喜びのプルスウルトラだ、と。(参照:僕のヒーローアカデミア)

 それで、始めたのが、『アフターコロナに会いましょう』シリーズの連載投稿です。

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 子どもたちと出会った場所はもちろん覚えているけれど、住所なんてわからない。ましてや手紙をやりとりする文化もない地域ばかり。

 だからせめて、「いまどうしてるかな?」という気持ちと、子どもたちへの再会を願う想いを手紙形式で綴ってみようと思ったんですね。

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 アフターコロナの時代が来たら、僕はまた世界に旅に出ます。

 それは、「再会の旅」。ビフォーコロナに出会った子どもたちに再び会いに行く旅です。

 もう随分長くなってしまった。それに、まだまだ先は長そうです。背丈も随分伸びているだろうし、雰囲気も変わっとるかもしれん。

 でも、子どもたちとの再会がとても楽しみです。

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 僕は、アフターコロナに彼らに会いに行き、「やぁ、久しぶり。元気だった?」と挨拶をして、軽く抱擁を交わします(←濃厚接触)。

 その時に見せる子どもたちの笑顔を、僕はいまから心待ちにしています。

 今日はなんだか真面目な感じになってしまいました。笑

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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□YouTube版『アフターコロナに会いましょう』

□Official Instgram 

□ 写真事務所 studio MONSTER web

□MiNORU OBARAの写真が買える!


*参照:『僕のヒーローアカデミア』 この記事で使った「プルスウルトラ」とは、この漫画で使われる合言葉、「さらに向こうへ!」の意味。久しぶりにどハマり漫画です。大人になっても熱くなれる!おすすめ!​

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