魚を釣ってのんびり暮らす親父さんのお話。
こんにちは。写真家のMiNORU OBARAです。今日は、インドで出会った親父さんとの逸話を。
中央インドのとある村の湖のほとりで出会った親父さんは、毎日同じ場所でのんびり魚を釣っていました。
それで、仲良くなりました。
長い滞在中、毎日通った湖。その親父さんも毎日そこでのんびり魚を釣っていました。でもそれは、夕方の時間だけ。
何日目かのある日、僕は親父さんに尋ねました。
「おじさん、仕事はしてないの?」
親父さんは答えました。
「仕事?そんなもんねぇよ。」
僕は聞き返しました。
「家族はいないの?」
親父さんは少し呆れながら言いました。
「いるよ、いるけどどうした?」
僕はまた聞きました。
「だって、仕事もせずに、毎日釣りばかりして、家族は大丈夫なの?」
すると、親父さんは笑いながら答えました。
「ここで釣った魚で充分さ。それどころか家族は毎日大喜びだよ。」
アメリカのビジネスマンの逸話で同じような話を聞いたことがあります。
僕たちは、何をセカセカと求めているのでしょうか?
僕たちは、充分すぎるものを欲しがって、何を失っているのでしょうか?
今日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
また次回!
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