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転職回数3回の女 その2

こんにちは、azcomです。

「転職回数3回の女その2」です。
心の安定を保って働けた個別塾の講師から、
給料アップのためへと向けた転職活動、からの内定。

この3社目が私にとって、一番心身ともに辛い5カ月間でした…。

引き続き拙い文章ですが、よろしくお願いいたします。

3社目:講師のインストラクター

3社目に内定をもらった、学習塾の講師の方向けのインストラクター。
契約社員ではあったものの、手取りの給料はアップするし、
一人暮らしも夢ではありませんでした。

学習塾の理念もそうですが、教材の質もよく、
またどういった仕事内容かも上司の方が直接、
時間をかけて丁寧に教えてくれたため、
安心して仕事ができそうだと思いました。

印象が良く、仕事に対するイメージもしっかりできているのに、
なぜ辞めたのか。

人間関係です。

私以外にインストラクターの方は5人いたのですが、
みなさん長く勤めている方だったので、
「グループ」みたいなものが出来上がっていたんですね。

自分も仲間入りするために、早く認められないと…!と思い、
教材研究はもちろんですが、
インストラクターとしてデビューするための練習を見てもらったり、
積極的に質問をしにいったりと、長く働きたいからこそ
今まで以上に自分を奮い立たせて頑張ったのですが…。

無理でした。練習がダメだしで終わるのは仕方ないのですが、
ダメ出しに対するアドバイスが、私が理解するには難しく、
質問をして改善をしても、
「間違ってはないんだけど…なんか違うんだよな」
と言われてしまい、正直お手上げ状態になってしまっていました。
(私と同じ時期に入ったママさんも、同じ状態になってました…)

そうなると、グループにはいれてもらえず、
インストラクターの方でグループLINEがあったみたいなのですが、
そのLINEに私は入っていないのに、
私以外の方々はLINEで会話した内容の話しをしていて、
みんなで同じ島の席に固まって座っているにも関わらず、
私はいつも一人でした。


初めての異変

そんな中、初めて体調に異変がでました。
まず、膀胱炎
努力している姿は見せないと…!と頑張った結果、
無意識にトイレを我慢していたんですね。
初めての膀胱炎はそれはもう痛くて痛くて辛かったです…。

そんな膀胱炎が治ったかと思うと、
夜中や朝方、咳がでて止まらなくなることが続きました。
診察の結果、咳喘息でした。

強めの吸入薬でないと効かず、
良くなってはまた悪くなり、の繰り返しだったため、
「このまま続くようだと気管支喘息になってしまう」
とお医者さんに言われました。

結果、5か月ではありますが、退職をしました。
そこから1カ月休養し、咳喘息も完全におさまったころ、
転職活動をしました。

ここで思ったのは、

自分を守れるのは自分だけ。
周りの人が「それは逃げだ」「考えが甘い」と言ったとしても、
自分を大切にできるのは自分だけ。

ということです。

「世の中お前よりも辛くても、頑張っている人はいるんだ!!」
…って言葉、意味あるんですかね?
頑張っている程度にもよると思いますし、
誰に言われた言葉かなど、状況によっても違うのかなとも思うのですが、
その言葉って、その人の性格やその時の状況とか向き不向きとか、
理解して把握している状態で言っている言葉なのでしょうか。

自分に対して諦めを持たれている場合は、違うと思いますが、
本当にその人のことを考えているのであれば、
そんな抽象的な言葉ではなく、
具体的な理由をつけて、向き合って、一緒に考えてくれると思うんです。

体の不調をきっかけに退職することにしましたが、
「自分を守れるのは自分」
このことは忘れちゃいけないと、わたしは思います。

4社目:プログラマー

休養してからというものの、転職活動をどう進めるかで悩んで、
活動は思うようにすすみませんでした。

そんなとき知り合いから、
「azcomさん真面目だし、もしよければ一緒に仕事がしたい」
「おいしいご飯食べれるから、うちの社長に会ってみない?」
こんな言葉をかけられました。

この言葉だけみると、ちょっと怪しい感じしますよね。笑

でも何も進んでいない中だったし、
面接でもないのに気軽に話が聞けるのはありがたいかも。
と思い、会ってみることにしました。

今まで目を向けていなかっIT業界。
ExcelもWordもPowerPointも、入力ができるくらいで、
関数すら使えない私にとっては未知の業界でした。

結果的に、お誘いを受けるような形になったのですが、
なぜかというと…。

1.給料が今までで一番すごくよかった
2.不安を取り除こうと、忙しい中何度も話す機会の場を設けてくれた
3.入社していないのに、
  他の社員の人たちとの交流の場を何度か設けてくれた
4.その会社の良い面も悪い面も、包み隠さず話してくれた
5.旦那にも社長自ら、いろいろと説明をしてくれた

小さな会社だったので、距離が近いからこそ、ここまでできたし、
してくれたのかもしてません。
初めての業界だけど、旦那も一緒に話を聞いてくれているし、
働くことになったとしても、
知り合いもいるし、実際に他の社員全員にも会えていて、
話したことある人しかいない。
という状態は、このときの私に安心感を与えてくれました。

あとは、いろいろお金も必要になるときだったっていうのもありますね。
6か月後に入籍する予定でしたが、
中古の戸建てを買いたいし、猫も飼いたいし、
母親も一緒に住めるようにしたいし…
と、私たちの希望がいろいろあったので、
その資金を少しでもためるという意味でも、
お給料に関してはポイントとなりました。

2年勤めた会社を退職

直近で勤めたこの会社は、本当に環境がよく、
初めてのことだらけで毎日が大変でしたが、
今までで一番ストレスをためずに働けました。

「妊娠をきっかけに退職」という流れにはなってしまいましたが、
妊娠前の最後の会社がここでよかったな。と思っています。

転職回数3回、退職回数4回、今後どうする?

出産して落ち着いたらまた働こうと思っていますが、
この数字だとかなり厳しいと、自分でも思います。

我が家は子供が2人ほしいので、
2人産んだあとにまた働く。という予定でいますが、
それまでにどうにかしないといけないな、と思っています。

初めての子育てをしながら、自分がどこまでやれるかは未知数ですし、
正直不安でもありますが、
いろいろ模索していきたいなと思います。

所詮他人ごとではあると思いますが、
応援していただけるととても嬉しいです。

さいごに

今は転職が当たり前の時代ですが、当たり前だからこそ、

・なんで転職したいのか
・何を目的に転職したいのか
・転職するのに最適なタイミングか
・メリットだけでなく、デメリットにも目を向け、
 総合的に判断しているか

といったことをしっかり考えて臨まないと、
私のようにその場しのぎの転職活動になってしまうと思います。

いくら転職が当たり前とはいえ、
「年齢」「勤続年数について」「スキル」等は、
必ずみられますし、聞かれます。

その時に自分で自信をもった受け答えができるようにする。
「嘘も方便」という言葉もありますが、そんなことをするよりも、
きちんと自分の中で作り上げてきたこと、
考えてきたことを、その時々に合わせて、
自分の言葉でしっかり伝えることが大切です。

だからこそ、のっぴきならない事情以外は、
時間をかけて考えるのがいいと思います。


長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
私のこの経験が少しでも役に立てば幸いです。

では、失礼します。

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