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成績下位の子の共通点

以下は音声内容をテキストに要約したものです。

今回は「成績下位の子の共通点」というテーマで話を進めていきます。

結論から言うと、成績が伸び悩む子たちに共通しているのは、「分からないことをそのままにしてしまう」という点です。

この特徴を持つ生徒は、何気ない会話の中で、自分が分からない言葉を使用することがあります。成績が良い子は、自分が分からない言葉を使った際に、「それってどういう意味ですか?」と聞き返すことが多いです。

しかし、成績があまり良くない子は、分からない言葉を使われても、分かったかのように振る舞うことが多く、実際には理解していないのです。

私が生徒と会話する中で、もし彼らが何かを理解していなさそうだと感じたとき、「この言葉の意味は何だと思う?」と尋ねると、答えられないことが多いです。

これらの生徒は一般的に語彙力が乏しく、分からない言葉を使われても、その場を何となく乗り切る力、つまり不適切な方向でのスルーする力が身についてしまっています。

なぜこのような癖が生まれるのかというと、特に私立の中高一貫校では授業のスピードが非常に速いためです。

ほとんどの生徒がついていけないほど速く、最初は分からないことを一つずつ解決しようと試みますが、徐々に分からないことが増えていくと、解決しようがないと感じて諦めてしまうのです。

そうすると、「分からない」が当たり前となり、授業に出ていてもボーッと聞いているだけで、実際は何も分かっていない状態になります。

これは受験や社会に出た時に大きな問題となります。分からないことをそのままにしてしまうと、周囲に迷惑をかけることにもつながります。

私自身も経験があるので、今のうちに分からないことをそのままにしない、質問する習慣をつけるべきだと強く思います。

参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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