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〇〇「べき」は、あなたの感想ですよね?

以下は音声内容をテキストに要約したものです。

今回は「〇〇『べき』は、あなたの感想ですよね」というテーマで話をしていきます。

私はあまり人を嫌いにならない人間ですが、中にはどうしても好きになれない、つまり嫌いな人がいます。

そういった方の特徴は、自分の考え・価値観を押し付けてくることです。

そういう人たちの口癖は「こうあるべき」、つまり「べき論」を多用することが多いです。

考えや価値観は人それぞれで、信念やビリーフも異なるのに、自分の考えを他者に押し付けるのはどうかと思います。

そんな方々とは仲良くなれません。私は学習塾に勤めており、主に教育に携わっていますが、自分が参考にしている人に澤円さんという方がいます。

澤円さんは、琉球大学の客員教授をされている方で、現在も武蔵野大学で学生の指導をされています。元マイクロソフトの執行役員でもあります。

澤円さんが言っていたのは、教育では若者と接するときに「べき」を使わないということです。

もともと、私も生徒と接するときには「べき論」を使わないようにしているゆえか、このお考えには共感しかありませんでした。

自分の考えや価値観が他の人にとって正しいとは1ミリも思っていません。

もし言うとしたら、第三者的な意見として「かもしれません」「な気がします」という表現に留めます。

例えば「数学の授業を増やした方がいいかもしれませんね」といった具合です。

私が勤めている学習塾では、多くのご家庭が経営者や開業医の方々です。

そういった方々に「こうあるべきだ」と押し付けるのは無理がありますし、抵抗感が強くなるのは目に見えています。

自分もそんなことはしない主義です。一方、こういった発信の場では「べき」を使うことがあります。

これはあくまで自分の考えを発信する場であり、「こうあるべきだ」と言うことはありますが、それが他の方々に当てはまるとは思っていません。

あくまで一意見として受け取ってください。

「べき論」を押し付けられても、それは所詮その人の感想です。

間に受ける必要はありません。過去に私の職場にも「べき論」が強い方がいましたが、思いっきりスルーしていました。

「あなたはそう思うかもしれないけれど、私は違う考えを持っています」と言えば良いのです。

その人たちは自分の考えが絶対だと思っているので、不快な顔をされるかもしれませんが、それは気にしないことです。

人は人、自分は自分。それでいいと思います。

参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。

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