＃１６　🇦🇺これまたどうしてチャイルドケア？

なんだかご無沙汰です！皆さんいかがお過ごしでしょうか。

三十路ワーホリも5月10日をもって終了しました。

去年の今頃は1ヶ月間ほどブリスベンにいたんです。上の写真は、ブリスベンで太陽を浴びながらお酒を飲むならここ！というFelons Brewingにて。
私はあんまり呑めないのでアップルサイダーをチビチビやってた記憶があります。

さて、
前回の記事でご報告した通り、ワーホリ終了後は学生という身分でメルボルンに滞在いたす所存です。

そして滞在延長に伴って必須なのが学生ビザへの申請。
これが思いのほかなかなか根気のいる作業で「私こんなことしてまで異国に残りたいのだろうか・・・？」と三十路を悩ませてきました　笑

けれどもこのめんどくさい作業があったからこそ、「よし、これからの生活もういっちょ頑張ろう！」と思えたわけでもあります。

さて、身分が学生になるということは、すなわち学校に行くことになるのです。
そこでどんな勉強をするか、なんのコースに進むのか悶々と考えた結果がチャイルドケア。

チャイルドケアの勉強と聞くと、直結する職業は「保育士」。
ここオーストラリアでは保育士不足問題もあって、労働力をまかなうためにオーストラリア国外から来た人にとっては永住権を目指せる職業の１つでもあります。（※永住権取得には色々な条件があるのでチャイルドケア勉強したらそれでOKという意味ではないです。）

それゆえ、チャイルドケア勉強すると言うと必ず、
「永住権めざすの？」
「大変って聞くけど、、、頑張って！」

というお声をいただくのですが・・・

いえいえ違うんです。

私がチャイルドケアを選んだのは、「保育士になりたい！」「永住権を取りたい！」というのではなく、（むしろおこがま〜）お金を出してでもその勉強をすることで得られるリターンを考えた時に一番しっくりきたからです。

ここオーストラリアに残るには、学生になって学校に通わなくてはいけない。
そうなった時に、仕方なしに選ぶ学問では絶対に苦行になる。
そして、ここにいたいという一心で学校にまで通うわけだから、お金をかけてでも有意義な時間になるように、そして「この決断でよかった」と未来の私が感じるには”適当”な選択はできないと老体に鞭打って考えた時、浮かび上がってきたのがチャイルドケア。

でもすごく悩んだ。

自分は何をしたいのか、考えに考え抜いて思考がクリアになった時、なんだかモヤがとれたのを覚えています。

今日は、今現在ワーホリされてる方で今後学生ビザに変えて滞在を延長しようと思っている方や何を勉強しようか迷っている方に向けて、私なりの思考の共有ができたらと思います。

そして未来の自分への備忘録？みたいな感じで、残せたらと思い書き綴っております。


それでは、前置きが長くなりましたがレッツラGo！

考え方１）その勉強は、どんなことに役立ちそうか？

オーストラリアで子育て中の知人ママさんとコーヒーを飲んだ日のこと。
私がふと
「チャイルドケアってどう思います？私の職歴的にそう遠くないものを選ぶと、、チャイルドケアなんですけど・・・」と漏らした瞬間、

「いいじゃない！別にさ、ここで保育士しなくても経験になることには間違いないんだから。それに将来、どこか英語圏で働きたいとか暮らしたいとかなった時に、絶対にどこにでもベビーシッターの仕事はあるから！！」

とポジティブな意見をくれたのがコトの始まりでした。

実は私、いつかヨーロッパを旅することも夢の１つ。
もしそんな日がきたらベビーシッターすることを条件に誰かの家を借りて、暮らすように旅するスタイルを確立できるかもしれない・・なんて淡い気持ちさえ抱きました。笑

そしてチャイルドケアの学校を見学した際、スタッフの方が言っていました。
「子どもが好きだから、とかそういうのももちろん大事なんだけど、それよりも、保護者対応とか英語で日誌を書くとか子どもの命を守るとかが肝心になってくるのよね。そこで手先が器用な日本人、小さいことに気が付く日本人にはもってこいだわよ！」と。

１年間のワーホリを終えて、なんだか英語力が上がった感じがしないモードに陥っていたので（腰を据えて勉強することができていないゆえに）チャイルドケアの勉強はチャレンジングではあるもののとても魅力的に思えたのでした。

考え方２）興味関心が少しでも湧くか。

先にも述べていますが、新しく勉強するにも自分がこれまでやってきた仕事にそう遠くないものがいいなと思っていました。私の職歴としては教育関係のバックグラウンドがありますが、これまたわりと好きで楽しくやってきました。

英語で授業を聞く、ましてやプラクティカルな学問となると、自分の興味関心がないものでは途中で骨が折れるのではないかと。

たとえば私は数字関係が非常に弱い。
それなのに手に職ということで会計の勉強を決めたならばせっかくの海外生活が苦しいものに変わってしまう。自分がその勉強をしていることを想像したときに、「むり！」と思わないものであれば全然アリで、さらに興味関心が少しでもあるならチャレンジし甲斐があるかなと思えました。

考え方３）日本に戻った時、職業の幅が広がりそうか。

いつかは日本に帰る。
そうなった時、なにか手に職を得て帰れたら自分の武器になる。

英語で何ができるか、が次に私が目指すところ。

日本に目を向けて見ると、外国人向けサービス、いわゆるインバウンド観光系、住宅系、駐在員の生活ヘルプ等、インターナショナルスクールなどの教育系etc、生活に密着した系の仕事が増えていると感じました。あれ？ちょっと前まではこんなに求人なかったけどな・・・と転職大好きな三十路は思うのでした。

せっかく帰国するなら次に就く仕事ではお給料を上げてなんぼ。
そう考えると、ワーホリでの海外生活で終わらせず、オーストラリア社会での経験、とくに就業経験を深めておきたいと考えました。
チャイルドケアのコースには、実習期間が設けられているので、実際に働いた経験を日本に持ち帰れるのは大きなお土産になると思っています。

（実習は無給だけどそこは目を瞑る。金は後からついてくる説！）

考え方４）オーストラリアでの需要はどうか。

冒頭で、永住権を目指すわけではないと言ったものの、万が一に備え可能性は残しておきたい・・・それが三十路の考え方でございます。
何事もどちらかに振り切るのが難しいお年頃・・・。

勉強しているうちに、永住権が欲しい！とかなった場合に、まだ何かしたらの方法を見つけられそうな道であったほうがいいなと思ったのでチャイルドケアにいたしました。

※一瞬、手に職ということでクッカリーも考えたのですが、わりと男社会だということが判明し、やめました。
（バイト先で、筋肉もりもりな男たちがごっつい鍋を運んでいるのを見て私にはデキナイと悟った。）

チャイルドケアワーカー不足は、日々オーストラリア国内ニュースでも取り上げられており、その需要の高さを肌で感じます。また、チャイルドケア1年目のコース開始と共に、実際にチャイルドケアセンターでアシスタントとして仕事を得る方も多いそうで、勉強しながら仕事をして早いうちから経験を積めるのは良いなあ（それこそが海外にいる醍醐味！）と思った次第です。

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以上となりますが、
絶対にその職業で食っていこうとかそういうことではなく、その勉強をすることでどういった可能性が生まれてくるかを考えたら、私の場合はチャイルドケアがしっくりきた、というところです。
人によってはそれがビジネス、マーケティング、アカウンタント、クッカリーetc…十人十色と思います。

とはいえ実は私、子ども大好き！！というわけでもなく、可愛いな〜と思う程度。果たしてやっていけるのか、、というのが最近の不安❤️
でも泥団子こねたりお絵描きしたりするのは楽しみ。（そこなの？）

小さい頃自分は幼稚園の先生になる！って思ってた時期があるからあながちこの選択は間違いではないことに気づいた三十路、メルボルン、冬。

これから始まる２年間のコース。

ワーホリを終えてもなおオーストラリアに残るという決断は、私の人生の中で結構大きなものでした。とにもかくにも「後悔しないように」がモットーなので、やってみて違ったらやめちゃえ、とも思っています。

（どうかそうならないように！！笑）

どんな未来が広がるのか、なんだかワクワク。

乞うご期待〜

Speak soon Xx