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セックスより気持ちいい確定申告のススメvol.1

タイトルの通り難しいと敬遠されがちな確定申告をバカっぽく痛快に紹介しようという連続コラムです。
バンドマン出身、ライブスペース/ゲストハウス経営、便利屋&大工のまみくん3歳がお送りします。


◇はじめに

大前提として、バンドマン,ミュージシャンは活動してるだけで事業として捉えることができます。
そうはいっても
確定申告していない人がほぼ大半で多いのが現状
バンドマンとかじゃなくてもクリエイティビティの高い活動している人にとっては売り上げ、支出、税金はつきもの。

事業開始の届け出をして、”自称アーティスト”から”個人事業主”という立場を明確にすることで最終的に年間で払ってる税金が安くなったり、打ち上げ代とかの出費が”経費”になったり、国が出してる制度でいろいろサポートしてもらえたりするメリットがあります。
バンドマンで仕事をしていて、よくわからないうちになんとなく税金いっぱい払って生活が厳しい人が少しでも楽になれるきっかけができたらと思いこの記事を書いていこうとおもいます。

さらにはちゃんと仕事をしていても、確定申告して会社経由で払った税金が直接帰ってくる、つまり会社にばれない仕組みもあるので、(会社員かつバンドマンもいる)そういった人にとっても有益になる情報かとおもいます。


もう間も無く年明けと共に確定申告の季節(3月までが期限です!)がやってくるので今年の分を提出する今始めるチャンス!

ぼく個人としては2015年度から開業届をだして個人事業主として2年間活動したあと、個人事業を廃業して株式会社の法人を立ち上げました。
法人も三度決算を終えて4期目に突入しています。
いや〜税金ってすごい高い、法人にすると簡単に言うと利益の3割は法人税と消費税で持っていかれる。あと税理士にちゃんと帳簿つけてもらうのに月々3万くらいかかる。それでも法人を持ち続けているのはメリットがあるからです。
(むちゃくちゃなことも書くけどぼくの税理は不備ないように税理士にお願いしているのでご了承ください。)

今回のコロナウイルスの騒動に関連した緊急対策である”持続化給付金”
が主な補助金として皆さんも知っていると思います。
個人事業主で最大100万円、法人で200万円を上限としてもらえる給付金です。
これの給付対象として、先に述べたあくまでも国の基準からみて確定申告をしていない”自称アーティスト”は対象になってないけれど、確定申告または開業届を出した”個人事業主”は対象になっています。

給付金が発表されたあと、新規に今年から開業届を出すという、”後出し開業”でも給付対象になります。
一部違法な受給がニュースになっているので勘違いも多いかとおもいますが、これらはルールに則って正当な手順を踏めば何の問題もない”権利”です。


逆に確定申告しないと罪になるケースも?

CDやグッズを売ったりライブハウスからチケットバックしてもらったした総額が年間で数えて20万超えてると、申告しないのは脱税行為になります。
仕事してて給料もらって税金天引きされていても、他の活動で20万超えて無申告はアウトです。

それ全然知らなかった〜〜学校で習わないし〜〜はギリギリセーフなところあるけどもうこれを読んでる時点でやらないのは確信犯。罪です。
(話の冒頭で見てる人に罪の意識を与えるのは洗脳の常套手段らしいです。


タイトルを刺激的にした分、勘違いはされないようにとても前置きが長くなりましたが

「事業内容なんて石ころ拾ってその辺で売りますでOK」


からはじまる普通に売ってる本にはおよそ書けないアプローチで、
用語とか関係なくこれすればOKみたいな要点中心に書いていきますので最後まで読んでレッツゴー税務署!




あと大前提、税金はいっぱい払ったやつはもちろんめちゃくちゃ偉い。
偉すぎる。
給付してもらえるお金もだれかの税金。(今のところ国の借金みたいだから今後の税金)

万年貧乏金なし状態なぼくたちには想像できないような額を払ってる人もたくさんいます。

我々はそのでかいお金を稼ぐことに力を注がない代わりに、創作で世の中に価値を生み出していきましょう。
創作のために生きやすくなろう。



■1.どのくらい確定申告が気持ちいいか?


セックスより気持ちいといった過激なタイトルをつけたのでセックスがどんくらいきもちよくてどんくらい確定申告が気持ちいいかと言う話ですが、


えー、、自分でそのタイトルにしといて、、
ちょっとよくわかんないな〜〜〜〜



えー、
高校生の頃ですねバンドメンバーのちーくんが
交換日記かなんかに

『メモ: 役満あがるのはセックスより気持ちいいらしい。』

って書いてあったことがあって、高校生だった当時、麻雀も知らなければセックス経験もなかったぼくはその一文を今でも鮮烈に覚えています。

ぶっちゃけ確定申告、すんごいめんどくさいです。
レシートの回収、レシートの値段日付の打ち込み、電卓とかつかっての計算、最後まで計算の合わない数字、こんなことならはじめから電子通帳に統一してデータが確実に残るクレジットカード払いのみにしておけばよかったという一年前の自分へのいらだち。

めんどくさいからこそ、あれが終わった時の爽快感っていったらないんですよ。
きんもちいいいいいいいいいってなります。

確定申告をまだしてない何かクリエイティビティを行ってる大抵の人なら多分年間20~30万くらい税金節約できるんじゃないかと思います。
一つ書類一式提出しただけで20~30万ゲット〜!って考えるとめちゃくちゃテンションあがるとおもいませんか?そういうことです。





ちなみに麻雀で役満(一番強い手)あがる気持ちよさですが、
はじめての役満は一昨年、グッバイフジヤマ改め”愛しておくれ”の中山くんから大三元(役満)あがりました。
最低の手であがったときは1000点なんですけど、これあがるだけで32000点ですからね。

きんもちいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい



露骨に喜ぶと中山くんに悪いので
ツイートは控えめに
「10時間麻雀してる」くらい麻雀は楽しくて、そんだけの時間やっても1回も出るほうがめずらしい役満をあがるのがどんだけきもちいいかですよ、

ほんと中山くんに悪いんで控えめに

きんもちいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい


確定申告出せた時はつまり!
こんくらい気持ちいい!!!!!!!
うん、役満出した時と同じくらい気持ちよかった。




さらに実質的に確定申告出した時の気持ち良さにプラスして
今後のむずかしい説明を省略に省略して適当にさーっと読めてセックスより気持ちいい文章を心がけて書きます。

「書いてあること適当そうだけどなんかやってみよっかな」

ってなる気持ちよさ、目指します。


気持ち良くないといけないので、詳細に書かれてる記事のリンクとかはっつけてもいいんだけど、それちゃんと読める人は自力でやろかなって気にもなるとおもうし、難しい文章に飛べるようにするのはあえてここではやめます。

確定申告、面倒臭いのだけど、めんどくさくない感じで書くので、
一回騙されたと思って



レッツ確定申告!



■2.開業届
〜その辺の石を拾ってその辺で売る事業でOK〜


まず確定申告の前に、開業届を出した方がいいです。
これまじでとりあえず国に紙だけ出しとけってことです。

めっちゃ簡単にいうとこれ出すだけで

「来年65万円分稼いだ分の税金チャラにできます。」

っていう権利をゲットできます。
これはスーパーボーナスです。これだけで2-3万分くらいは一年に払う税金免除されることでしょう。



◇開業届を出すメリット

1, 個人事業主として国から認められる
2,
事業者と認められる故に給付金とか色々受給資格が出る。
3, 三月中旬までに出すと次の年に青色申告っていう税優遇のボーナスを受けれる。

開業届を出すデメリット
1,廃業届を出すまでは毎年確定申告しなきゃいけなくなる。
2,無申告最強説の権利がなくなる。



2,についてですがこれは確定申告教える上でスーパーグレーなんですけど、無申告ってまじで強くて、
有名な例だとチュートリアル徳井が無申告だったよ〜って事件があるんですけど、結局最後に「無申告だったわ〜ごめん〜」っつって問題に”なっちゃったとき”に税金払えばなんとかなるみたいなところがあるんですよね。
一方青汁王子は申告してたのに脱税だってことで捕まってもいます。
脱税っていわれた額は1億いくらかで、おんなじくらいです。

まだ確定申告一回もやってないって人はみな無申告状態ですが何も来ないですよね。
じゃあどっちが得かって話ですがぼくが想定しているこの記事の読者層は大抵の場合確定申告した方が得です。しましょう。






開業届どうやって出すかですが、近くの税務署に行って聞いたら教えてくれます。

この「近くの税務署に行け」は最初にして唯一のちゃんとした方法論のアドバイスです。
この税務署に聞きに行くの一歩ができない人はいざやろうとおもってもどうせ悩んで詰むから。まず足を動かそう。
普段いろいろ質問してきて結局やらない人多いから、やさしく言うのやめる、行け。足動かせ。

近くの税務署にいって書類を書くのですが、
簡単にいうとその事業で何するのか、を書く欄があります。

思いつく限り、ミュージシャン活動とかを通してやることをかけばOK
堅苦しくなくて自分の言葉で書けばいいと思います。ダメすぎたら税務署の人がなおしてくれるはず。
これをのちのちむっちゃチェックされるというほどのものでもありません。

ミュージシャンだったら
楽曲の提供
グッズの販売
イベントの出演
イベントの企画運営

とかを書けばいいんじゃないでしょうか。+してなにか自主的に小商している項目を書きましょう。
ぼくが最初に開業届け出したときはアーティスト兼便利屋なので便利屋業でやりたいことをたくさん書きました。


◇アーティストでも何でもない人

アーティストの人はお金のやりとりが発生する、要するに事業性のあるものがたくさんあるからかけるけど、
なんもやってないな〜〜〜ってひとでも

「その辺の石集めて販売します。」

でも事業やるぞって気持ちあれば事業届出せます。
どんな職業も、いや一見そんなん事業として儲からないでしょということも、差別されるものではなく、対等に扱ってくれます。

届出だすことは、起業するっていうことなので、起業するなら利益出さなきゃっておもいがちですが、全然そんなことはないのです。

だからミュージシャンが差別されてるとかそんなことはなくてですね、ちゃんとした手順を踏めばちゃんと扱ってくれます。


何にも事業ないな〜ってひとも僕が思う最強の事業を紹介します。

「アプリ開発して売る」
です。

これもなんで最強かはのちのち”経費”についての項目で説明しようと思いますが、アプリ開発するぞ〜〜って気持ちさえあれば開業届を出してよくて、
アプリ開発のこと何にも知らなくても、たとえアプリ開発に50年かかっても、死ぬまで人生のうちでやり遂げられなくても、事業は事業です。


とりあえず、開業届、出そう


つづく



色々ヤバイところはあるけどご指摘いただき高めていきたいです。


Vol.2はこちら!



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