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東京と若者と美学

規則正しい生活を働くという事によって出来るので、労働って健康のために大事だなと思う。(多分、これ仕事なめてる。)
運動と同じ様に、労働も健康のために大事になる。人と繋がる事って大事って知り合いのボケてしまったおばあちゃんを見て思う。
逆に家で働くのって健康に良くないとかなりそう。バランス大事。


たまたまサカナクションの山口さんのインタビュー動画を観て、東京とか今の若者について考えたので、それについて。


大学とか今の就職先でも都内出身である事から、
「シティーボーイ」とか「都会っ子」って言われるが、何か嫌で、でも上手く言語化出来ずにいました。

だって田舎には田舎の良さもあるし、東京の便利さって、長期的に見れば良くないとも思ってるから。
便利は人をクズ化させると思う。考える事や工夫する事がなくなり、誰か何かにどうにかしてって思う様になる。また便利じゃないだけで不快になるから。(求める基準点が上がってしまう。)
でも東京に憧れを持つのは、色々楽しそうな物があるからだよねと。

これに対して、この動画でサカナクションの山口さんが超いい事言ってた。ざっくり言うと、
「今の若者は浴びる遊びをしている」

これは山口さんが東京出てきた理由が、
東京は最先端だからこそ、自分の音楽が評価されると期待していたからでしたが、現実はそうではなく、
”みんなが好むモノ”が良いとされていた事を感じ、この様に思ったそうです。
東京は消費が早い、なぜなら新しかったり派手だから。
そのサービスや商業施設は刺激的、そして人はその刺激を求め、足を運ぶ。
そして飽きられて消費される。で人はまた求める。

東京に感動する人にとっては、ビルも高いし人も多いし、ドラッグ的な刺激がたくさんある街だとは思う。だからこそ染まったら良くないと思う。
なぜなら考えなくなるから。考えなくても得れる楽しさを得たとこで、基準値は上がり、外に満足を求めてしまう。

昔に戻った方が良いとは決して言わないが、昔の人の方が考えて楽しさを作っていた。なぜなら何もなく不便だから。昔の方が色んな遊びが生まれたと思う。
いやインターネットを通して色んな遊びも生まれたでしょって思ったが、そもそも遊びを考えてる人は減ってると思う。だって誰かが長く遊べる遊びを作ってる、そこにハマってるから。
この便利さが、何も考えずその小さな世界の中でとどまり、自分は違う世界を作る事を考えず、その外に出ない。(ちなみに自分もそう。。)


山口さんはずっと音楽を通して自分のあり方を探していたそうです。
彼は考える事で、美学を追求し、表現しようとしていました。
でも売れるためには、まず10人に1、2人には伝わらないといけないと思い、東京のミーハーさと自分の美学をチューニングする事で、東京での挫折を突破したそうです。

たまに誰かに言われるのですが、
「学生時代に遊んでおけよ。社会人は大変だから。」
理解出来るが、共感はしない。
時間的制約や生活的な制約がなければと、”たられば”や不便さを嘆いて感じていても何も生まれないからこそ、
この制約を突破して、社会人だからこそ出来たという社会人としてのあり方を探して、自分の美学っぽいモノを考えて行こうとざっくり思ってる、今日この頃。


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