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『元・喫茶店店員のひとりごと。⑥』
こんにちは☆彡真美です(*´▽`*)
サービス業という観点から見ると、1番最初に学ぶのは、やはり「接客」です☆彡
海外のホテルで働いていた経験のある方から話を聞いたこともありますが、日本の接客は「おもてなしの精神」からきていますので、世界からみても、とても丁寧な接客と評判のようです🌟
◆オリエンタルランドから学ぶ!!
新入社員時代の研修にて、「接客の最高峰といえば“オリエンタルランド”!」といわれ、接客のDVDを見せてもらいました。
その後、私もディズニーランドに遊びに行く度に、毎回感動を与えてくれるホスピタリティ精神に感動していました。
アルバイトでもディズニーで働きたい!!と言われるこの国の魅力は、「自分の思いを形にできるチームづくり」が出来上がっているからなのかと思いました。
どんなに思いやりの心があっても、行動しなければ伝わらない。行動したとしても、それを受け入れるフィールドや仲間がいなければ、実現できないと思います。ディズニーは、ある意味そういう要素が揃った場所なのかもしれません☆彡
私の好きな、ディズニーの有名なエピソードを1つご紹介します🎵
◆「お子様ランチ」
東京ディズニーランドに、ある若い夫婦が訪れました。彼らはディズニーランド内のレストランで「お子様ランチ」を注文したのです。もちろんお子様ランチは9歳以下とメニューにも書いてありました。子供のいないカップルに対してはマニュアルではお断りするようにとなっています。当然、「恐れ入りますが、このメニューにも書いてある通り、お子様ランチはお子様用ですし、大人には少し物足りないかと思われますので・・・」と言うのがマニュアルです。
しかし、キャストの青年は、マニュアルから一歩踏み出して夫婦に尋ねました。「失礼ですが、お子様ランチは誰が食べられるのですか?」すると、「死んだ子供のために注文したくて」と奥さんが答えます。「亡くなられたお子様に!」とキャストは絶句しました。
「私たち夫婦には子供がなかなか授かりませんでした。求め続けて求め続けてやっと待望の娘が産まれましたが、身体が弱く1歳の誕生日を待たずに神様のもとに召されたのです。私たち夫婦も泣いて過ごしました。子供の一周忌に、いつかは子供を連れて来ようと話していたディズニーランドに来たのです。そしたら、ゲートのところで渡されたマップに、ここにお子様ランチがあると書いてあったので思い出に・・・」そう言って夫婦は目を伏せました。
キャストのアルバイトの青年は「そうですか。では、召し上がって下さい」と注文応じました。それだけではなく「ご家族の皆さま、どうぞこちらの方に」と4人席の家族テーブルに夫婦を移動させ、それから子供用の椅子を1つ用意してくれました。そして「お子様はこちらにどうぞ!」と、まるで亡くなった子供が生きているかのように小さな椅子に導いたのです。
しばらくして、夫婦の元に運ばれてきたのは3人分のお子様ランチでした。キャストは「ご家族でゆっくりお楽しみください!」と挨拶して、その場を立ち去りました。
若い夫婦は失われた子供との日々を噛みしめながら、お子様ランチを食べました。
このような行為は本来ならばマニュアル破りの規則違反です。しかし、東京ディズニーランドでは先輩も同僚も彼の行動を咎めません。それどころか彼の行為はディズニーランドでは賞賛されるのです。マニュアルは基本でしかありません。マニュアルを超えるところに本当の感動が生まれるのです。
◆自分がやられて嬉しいことは、相手もきっと嬉しい。
想いを行為に変える☆彡
これは、接客に限らず、普段の自分にも言えることだと思います。
サービスを提供する側は、価値を提供しています。そこに相手もお金を払っているのですから、当然です。
だからこそ、貰っているもの以上のものを与えられるようにしていくのが、真のプロなのだと、ディズニーのホスピタリティから学ぶことが多いです。(正直、1万円以上チケットで払っても行きたいという人は多いと思います。)
ディズニーが与えてくれる、夢や希望。ここに行きたくなる理由は、私たちが「本当は望んでいるもの」が、そこに詰まっているからなのかもしれません。
そこは「夢が叶う場所」
本日は、ここまでで🍀
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