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2te Adent

今日は2番目のアドベント。(Adventの説明は前回の記事"Gebrannte Mandeln"を参考になさってください。)
Lebkuchenhaus (レープクーヘンハウス=ジンジャーブレッドハウス?)を子供と作った。3年前に作ったときは生地から自分で頑張ったけれど、手間な上に、仕上がりもあんまりで、今年は用があって出向いたIKEAにたまたま見つけたものを購入した。
↓ (ペッパークーヘンハウスってなってる。)

アイシングというのだろうか、粉砂糖に水を少々混ぜて練ったものを接着剤にして組み立て、マーブルチョコとかハリボやマシュマロ、なんでも好きなものをくっつけたりして砂糖の塊の家を作っていく。子供は大喜びだが、健康的とは決して言えない。でも何日もかけて少しずつ摘み食いしていくわけだから、まあいいじゃん、可愛いし楽しいからいいじゃん….というわけで、現在リビング中シナモンクッキーの香りで充満している。どんどんクリスマスに、年の瀬に向かって行ってる感が漂う。


昨日はクリスマスマーケットとはまた少し違った、アドベントのイベントのようなものに出かけてみた。

ここは、100年前の生活を体感しよう、みたいなところで、決して大きくはないけれど、味があって、日本人でもなんだか懐かしい感じを味わえるところだ。普段は特に何があるわけでもなく、雰囲気のある古い建物を覗けて、馬や鶏とちょっと触れ合えるような、子供とふらりと行くにいい所だ。実はクリスマスマーケットみたいな感じなのかと思って出かけたのだが、もっと素朴で、子供や家族向けの手作り感満載の心温まるイベントだった。


昔感漂う空間で、昔感漂うおばあちゃんの読み聞かせ。
1624年築の建物。子供が工作できるエリアや、釜戸で作ったちょっとした料理が食べられる所が設けてあった。
何か作って見せてくれてる鍛冶屋のお兄さん。

15時頃出かけて、日がとっぷり暮れてすっかり暗くなる19時頃まで、寒い中なんだかんだ過ごした。クリスマスマーケット特有の騒がしさや、混雑さはなく、ほっこり感をたっぷり味わって帰ってきた。

日本人だけれど、クリスマスってやっぱりなんだかワクワクしてしまう。ドイツでは、クリスマスは家族と過ごすもの、まるで日本の大晦日のような、どちらかというと静かなものだ。だから余計に好きだ。
宗教がどうこうではなくて、文化として、結局は家族との集い、人との繋がり、そういうのを感じることができる時間なんだろうと思う。だから心が温まるのだろう。

クリスマスまであと3週間、大晦日まであと4週間。
さあどう今年を終えようか。


2つ目の蝋燭にも火が灯りました。

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