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Weihnachten ドイツのクリスマス

2022年のクリスマスもついにやってきた。年の瀬。
これから一気に2023年に向かう。
今年はどうだったろう。来年はどうなるだろう。
皆それぞれ思いを馳せる。

ドイツでは24日が聖なる夜で、そこから「クリスマス」が始まり、
25日、26日は第一クリスマス、第二クリスマスのように呼ばれ、この3日間がクリスマスである。日本の大晦日、正月に近い雰囲気で、家族と集い過ごす、という感じだ。

サンタクロースが現れる時間帯も少し日本と異なる。
日本は24日の晩から25日の朝にかけて、サンタクロースが子供達にプレゼントを届けてくれるのが一般的だろう。子供はさっさとしっかりと眠らなければ、サンタさんは現れない。そして25日の朝にプレゼントを発見する。
ドイツでは、サンタクロースは24日の夕方から晩にかけて、子供が起きている状態で、「いつの間にか」現れる。
どのタイミングなのかは、各家庭で異なるのだろうけれど、そのタイミングになったら、子供たちはクリスマスツリーが飾られた部屋以外の部屋に閉じこもり待つ。笑
そしてその間、「いつの間にか」サンタさんは誰に見られることなく、ツリーの下にプレゼントを置いて次の家庭に向かう。まさに神業である。プレゼントを発見した大人たちはベルを鳴らし子供達を呼び、そこからプレゼント開封、という流れになる。

サンタの現れる時間が違うとは、初めて知った時は驚きだった。
サンタクロースは沢山いるんだろうが、それにしたって世界中の子供達にプレゼントを配るのだから、時間のずれだって生じるであろう。配り忘れだってあるだろう。一年に一度とはいえ、大変な仕事だ。

今年は物心ついてきた3歳の娘は、呼ばれてプレゼントを見るやなや、「なぜサンタさんに会えなかったのか。一目会いたかったのに!」と泣いた。
この前のイベントで、サンタさんに扮した男性が手を振った時、一瞬固まって逃げたくせに….

ドイツでもクリスマスといえばプレゼント。だ。
ただクリスマスは恋人たちのものではなく、家族のものだ。
そして、大晦日正月は、友達たちとパーティーする、ものだ。


願わくは、クリスマスはドイツで、大晦日正月は日本で過ごしたい。。。


クリスマスに向けて大量に焼いたくクッキー。この三日月型のクッキーはバニラキプフェルと言ってアーモンドパウダーとバニラのたっぷり入ったクッキー。安いバニラを使ったせいか、バニラの風味薄く、ちょっと物足りなく仕上がった….ケチるべからず。


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