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まみすけ
2017年8月26日 11:20
白い靄に包まれて 彼女は帰らなかった無残に滅びた そのお母さんは あなたのお母さんねえ そういう時 どういう風に私を見てた?そこから反対方向に 歩き出した 私達は過呼吸の痛みの中で お互いを離したくはないと必死に 縋りついて 痛みを舐めあって 死を恐れたお母さんは弱かった あなたも弱かったでももっと わたしは 弱かった紐をほどいても あなたは蘇らなかった冷たくなった あなたの裸体
2017年8月25日 13:53
誰かの犠牲のもとに成り立っている わたしの欲望は声が届かない あなたのその腕を求め旅立ちを 不可能にしてしまいたくてただ 奇跡とか 青天の霹靂とか そんなのが起きるのをいつもと同じようにして つっ立って待つだけあなたは 置いていくの 大切なものを 人を 夢を 未来をその寂しい横顔だけで 何十光年もの愛で満たしたくなった触れると 壊れてしまいそうで かわいそう意味のない雑音までが そ
2017年8月16日 09:57
ねえ しってた? あなたがわたしを救ったってことねえ どうしてそんなに 寂しい瞳をしているのあの時のあなたは ずっと輝いていたし あっけらかんとした 暖かさがあったなのに いまのあなたは 水浸しのドブネズミみたいみじめで 肉体に群がる脂肪に支配された 悲しい玩具誰も遊ぼうなんて思わないから あなたは安心して一人になれるのひどいじゃないの いつもひとりで 助けてって言えばいいのにあな