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63.お母さんという生き物。

私は【お母さん】という生き物。
【女】でもなく【人】でもなく【お母さん】。
これは子供たちから見ている私のこと。

だけど私の中には【女】と【人】が存在している。
たまには優しくされたいし、思いやりをもって接してほしいな。
これは私から見ている私のこと。

こんな温度差があるから、衝突やすれ違いが起こるのよね(笑)

子供たちは、私が過去に子供だったことや女だったことは知らない。
当たり前の話だけど、出会ったときから【お母さん】だから。
【お母さん】とは、子供から見たら絶対的な存在だし、
もっとこんなだったらなぁ〜って、理想像だってあると思うんだ。
その理想からかけはなれているからなのかわかんないけど、
反抗したり、わがまま言ってみたり、無理も言ってみたり、試してきたりしてくる。

【お母さん】は、なんでも出来ると思ってるし、
なんでもやってくれると思ってるし、
もちろん困ったときには助けてくれるし、頼りたいときには頼れるし、
何を言っても許されるし、許してくれる存在。
要するに、【なんでもやさん】【ロボット】(道具の出せないドラえもん←)
って思ってる節はある。

【お母さん】は子供に対して、
あれやこれや言ってみたり、聞かせてみたり、
それをウザがられたりしながら、
子供と一緒に成長していってると思っている私。
子供が言う事聞いてくれなくても、反抗してきても、
そこから言い合いになっても、口を聞いてくれなくなっても、
それでも【お母さん】ってさ子供のこと信じてるんだよね。

前に何処かの記事に書いたけど、
この子なら大丈夫だという根拠のない謎の自信がある。
というのは、
子供が私を徐々に【お母さん】にしてくれたから徐々にわかったことでもあるわけです。

子供が生まれた頃は信頼関係はなかった。まだお互いを知らないから。
けど、日々の暮らしの中で、小さな約束をしたり破ったり、
怒ったり泣いたり笑ったり、
その毎日の暮らしで出来上がってきた
「子供と過ごしてきた時間」
っていうものが、この子なら大丈夫っていう、
根拠のない自信につながってくるんだけど。

子供たちが【お母さん】にしてくれていることで、
見えているものだったり、感じているものがあることは事実。
そこを私は感謝している。

だがしかし!
【お母さん】は、【なんでもやさん】や【ロボット】ではないから、
心無いこと言われたりすると感情もあるからね、
泣いたり怒ったり悲しくなったり嬉しくなったり、一喜一憂しちゃうのよ。
だからね最近は言うようにしている。


『お母さんも人間だからね。』


って。


【お母さん】という生き物として認識されてるけど、
子供たちが【お母さん】にしてくれたけど、
それでもベースは【人間】です。


鳥類、魚類、爬虫類、哺乳類、両生類、お母さん類・・
(図鑑にはのってないよ)
みたいな枠組みになってるなぁと思ってしまうことがあるから、

『お母さんも人間だからね』


子供たちにちゃんと認識してもらわないと、
無理難題ばかりふりかけてくるからね。
AIでもないからね。
ベースは人間だからね。(大事なことは2回言う)


いやぁいつか、
あ〜そっか!ママは人間だったんだね!
って気がついてもらいたいもんです(笑)


でもなんだかんだ【お母さん】楽しいよ←
毎日毎日なにか起こるし、暇じゃないし!(笑)

子育て終わったら抜け殻になりそ〜な、まみおでした!

(・・あ、脱皮する前に報告しますが、
もし抜け殻がおちてたら拾っておいてください!!(笑))

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