総合病院がすごい話

来月入院することになり、といっても2泊3日とかなり軽い感じで、誰かに言うのもはばかられるような感じである。

粉瘤とよばれる背中にできた腫瘍をとるためだ。
大きさも3cmほどで、まったくめだたないが、この大きさは入院することになるらしい。

そんなわけで、紹介状を書いてもらった大きな病院に通院している。

つい先日も、9時から9時半の予約で行ってきた。
三連休明けで、職場にもなんとなく申し訳なかったので、午前だけ休みをいただいた。

この枠にもきっとたくさんの人がいるだろうから、意気込んで8時20分に着いた。

受付が終わり、さてこ、ゆっくりnoteの下書きでもするか、と、椅子に座った瞬間

「○番のかたどうぞ」

と、電光掲示板とアナウンスの両方で呼ばれた。
9時からの予約だったのに10時になっても呼ばれない、なんていうのはよくある話だが、その前に呼ばれることもあるのかと、少し驚いた。

まぁ、早く行ってよかった。
診察がおわり、その日は入院前検査として、採決、採尿、レントゲン、心電図をおこなうこととなった。

すべてスタンプラリーのようになっており、地図にかかれたポイントポイントで、そのイベントをこなしていく。
このイベントがまた色々な気付きがあった。

なかでも、採尿は、受付をとおることなく、診察券を入れると、自分の名前が印字された尿検査用のカップが出てくるではないか!

「こ、これは、、すごい!!!!」

今年5本の指には入るであろう感動がそこにはあった。

他にも、心電図では、「研修生もいっしょによろしいでしょうか?」と尋ねられ、もちろんオーケーし、まだういういしい若者が、ベテラン技士さんに丁寧に教えてもらっていた。
研修生の手前か、ベテラン技士さんはとても丁寧だった。

それにしても、朝イチとはいえ、どこの部門でも10人前後の患者さんがいた。
これらの検査は、どこの科でも共通であるから、見た感じでどこが悪そうかわかる人もいれば、わたしのように、見た目ではどこが悪いのかわからない人もたくさんいた。

すべてがおわると、お会計。
これまた自動精算機ですごい。
しかも、毎回だいたい5分以内に呼ばれる。

今回は8時半ころからはじまり、病院を出たのは9時半であった。
受付からお会計が1時間で終わってしまうのだ。

こんなのよっぽど地元の皮膚科の滞在時間のほうが長い。

さすがだと思った。
お金もあるし、人出もある。 

来月、検査の結果を聞きにまた行く予定だ。
どうか手術がぶじにおわりますように。

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