見出し画像

日本美適進化論:多様性を受け入れること

仕事のモチベーションについては、昔からビジネスマンが取り組んできたテーマですが、人によって向き合い方が違う仕事への姿勢。まさに多様性とは、仕事のペースもコミットメントも強みも弱みも違う一人ひとりを受け入れて活かすこと。仕事の経験が豊富で、比較的厳しい環境下で実績を残してきた方々については、自分自身でやる気を高めながらパフォーマンスを維持する工夫や、アファメーションなど独自の方法を身に付けている方も多く、同時にメンタルケアについても、安定した精神状態でいられる環境を整えるなど、心を守りながら厳しい現実に向き合うための選択ができる。しかし、そのようなことが出来る人ばかりではありません。

画像1

いままで、理念教育など継続的に質の高い教育を受けて来れた会社の従業員は、向かう先のビジョンを感じながら日々の仕事に向き合えることで、比較的安定した仕事ぶりで着実に成長してこれたのだと感じますが、現在はIT化への設備投資や、HRDXの制度設計などに加え、流動的な社員の出入りなどで社員個人としてもチームとしても心がざわつく状況が続いていると感じます。日本は昔からイノベーションが起きにくい風土だと言われておりますが、世界中がコロナという初の体験で、なかば強制的に取り組む必要が出てきた改革も、一人ひとりが大なり小なり変わることを余儀なくされています。

画像2

多様性を活かすことが出来る人と出来ない人の違いは、当たり前のことですが、改めて一人ひとりの違いに関心を持つことで、能力が引き出し合えるチャンスを活かせるかどうかだと感じます。強みを活かそうと推進していく人が時に叩かれたり、弱い部分が出て急きょ離脱せざるを得ない人が同じ環境に共存しています。人は寂しいし常に寄り添う相手が必要ですが、良い成長の変化を起こすための優しさを、どのように理解するかにもよりますね。自分との向き合い方の質を高める良い機会でもありますので、ここは自立のキッカケと前向きに捉えながら、ゆっくりと自分と相手、そしてチームの成長を大切に扱いながら未来を受け入れて行きましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?