女性活躍とかDEIとかいう前に、ビジネスパーソンとして・・という話
世の中にDXでイノベーションを起こすのだ!と掲げているコクー社の一社員として、そして女性活躍推進をライフワークにしている私、青山にとっては、とにもかくにも放っておけない本質の問題があるのだ。
フンス色強めで鼻息荒く行こうと思うでフンス!
目標とはオーナーシップ
世の中のすべてのビジネスパーソンに問うてみたいことがある。
「毎日、毎週、毎月、毎年、目標追えてますか?」
これは、約束を果たせていますか?ということとニアリーだとも思う。
「会社」という箱に所属している以上、チームや組織の中で、多くの人は周囲と協働して毎日の仕事にあたっているだろう。
その中の個人目標やチーム目標にどのくらいコミットしているのか?という話だ。
自分が決めた目標にオーナーシップを発揮すること=自分のアウトプット物に対し対価をいただく、ビジネスパーソンとしてアタリマエじゃろがい!と鼻息を荒くしたいのだ。フンス!
毎日追えば、日次でタスクが完遂できるだろう。
毎週追えば、プロセスが自信になるだろう。
毎月追えば、次のステージへの高みにつながり、
毎年の積み重ねは、確実に自信と信頼につながるわけだ。
目標設定に魂を込めること
だから、その「約束」である目標設定に魂を込めることが大事なのだ。
適当に設定した目標はたぶん達成しないし、そういう価値観の人は一生成長しないだろう。
自分と約束するわけなので、自分とじっくり対話をしないとならない。
やりはじめるとキリがないくらい、対話が必要なのだ。
良い上司がいる人は、その上司が聞いてくれるだろう。
残念ながら聞いてくれるような上司がいない人は、残念ではあるが、聞いてくれる人がいようがいまいが、自分でセルフレビューをするものなのだ。
そうして、自分と対話をし、作った目標だから魂がこもり、絶対にこの約束を守ろう!と決意できるのだ。迷いは不安にしかならず、決めたら自信になるものなのだ。
だから、未達だったら悔しくて涙がでるかもしれないし、本当に落ち込んで自分を責めてしまうかもしれない。
でもそういう人は、きっとまた立ち上がれるのだ。そういう人をたくさん見てきた。
オリンピックを見ていて、毎日そう思わされていた。
「私たちは、これくらい魂を込めて仕事をしているのか?」
「未達で悔し涙を流せるのか?」
と。
私自身も、前期、年間目標は達成したが、月間目標をしかも自分の面接で落としたときには、謝罪する声が震えて消えてしまいたい気分であった。もちろん泣くわけにはいかないので、泣く代わりに、メンバーと何度も総括の振り返りをした。
先日、入社2年目の子が、びっくりするような目標設定をもってきて、思わず息を飲んだ。
志が高すぎる!どれだけ自分と対話したんだろう、周囲のことを考えてくれたんだろう、なんて、自立したビジネスパーソンなんだろう。と本当に心が震えるほどだった。
同時に彼女を育てた上司にとても感謝とリスペクトをした瞬間だった。
対話しないと、人は育たないよね。背中見て育ちなさい、は、完全昭和のスタイルよ。
目標ドリブンでだとこんないいことが起きる
もう何十回目になるかわからないが、やっぱり言っておきたいし、
色々な組織を比較すると、本当にそれを痛感するのだ。
目標を本気で追っている組織は、「些末」な問題が起きない。これ、本当。
よくある組織課題、ヒューマン課題がほとんど発生しなくなる。
なんでかって?!
それは、達成するために、問題を放置しないから。これに尽きる。
些末な問題は、すぐその場で解決し、また通常運転に起きる。
目標達成のためにハードルになるものは、一瞬で解決しながら前に進むのがアタリマエだからだ。
簡単にいうと、「心理的安全性」がなさすぎて、その場で解決すべき問題が解決しようとするテーブルにのってこないので、どんどんヒビ割れが深まり、軋轢が生まれ、そうこうしているうちに、ストレスを感じる事象が、
「目標達成へのハードル」ではなく、「些末な問題」に移行していく。
すると仕事をする上で、些末な問題の方ばかりに気をとられ、目標達成が二の次になってくるのだ。
本当に、魂を入れ、目標を追う組織は、
違和感はその場で解決し、建設的に机を叩きあい、タテヨコナナメで意見をぶつかり合わせることができ、互いを思いやるように努力するのだ。
だって、そんな些末な問題、目標未達に比べたらとるに足らないことでしょ?今すぐやっちゃおう。フンス!
というわけだ。
一流は問題を放置しないのだ。かっこいいよね。そうありたいよね。
些末な問題が起きがちな組織は、本当に高い高い目標を設定して、死ぬ気で達成に向かってみてほしい。一気に空気が変わるから。
マイノリティの話は自立後にすべし
前回、「女性は、自分で自分をマイノリティに仕立て上げる節もあるぞ」という話をしたのだが、マイノリティであったり、何らかのハンデがあったとしても、だからどうのこうのだと主張するのは、いっぱしのビジネスパーソンとして認められるようになってからにしてほしいのだ。
目標も追い切らずに、些末な問題に焦点をあて、心底振り回されているうちは、「だから女性は・・・」などと言われて、信頼されないのだ。
女性とか男性とか、マイノリティとかじゃなくて、ビジネスパーソンとして一人前になっていくと、とにもかくにも周りからロイヤリティーが集まり、助けてくれる人が続出する。神様かと。でもその神様はあなた自身が創り上げた成果物。
自然とマイノリティハードルがカバーされるような事象が起きてくるのだ。
初回のこの記事からずっとずっとずうーーーーーーっと言わせてもらってるのだが、環境が初手じゃないのですよ。
ビジネスパーソンとしての成果が初手。
絶対この順番は変わらない。
なんなら、女性に限ったことではなくて、すべてのビジネスパーソンとしての成長も同じこと。
成果に誠実じゃない人に対して、ロイヤリティは生まれない。
時代が変わっても原理原則は変わらない
今、大絶賛息子が高校受験学年なので、毎日のように家庭でもこういう話をせざるを得ないのだが(苦笑)
偏差値の高い学校に行ってほしいわけではなく、自分が行きたいと決めたらそれは自分との約束。後悔しないように全力が出せるか、を試されるのが受験なんだと。
その結果としての学校ランクなんだと。
(余談だが、私の高校受験は、好きな男子と偏差値高い学校に行ってアオハルしたかったわけだ。死に物狂いで合格したのに、告白する前に、バイトにはまった結果、年上の男性に心を奪われ、アオハルは結局高校でなく、バイト先だった。人生なんてそんなもんさ。ええB型ですとも。)
このデジタル時代になって、色々なことが変ってきているように思うが、ビジネススキルの原理原則は結局ソーシャルスキル=人と協働する力だと行きつくのだ。
全部全部、きっと小学生の時に習ったことなのだ。
大人になっても、こういったアタリマエのことを積み重ねながら、
必要なスキルをつけていけば、きっと仕事は楽しいはずなのに。
ビジネスも人間関係もうまくいかないときは、大体原理原則の凡事ができていないということも多かったりする。
ということで、弊社コクー社では、このアタリマエ凡事を、さらに踏み込んで作ることにする。
理念共感型経営の私たちコクー株式会社には、とても素敵な、MVVがあるのだが、このプリンシプルを、さらに行動指針化していこうとしているのだ。
コクーらしく、最後は全社投票で決定するような祭りにしたいと考えているのだ。
これらを、さらに、推奨される行動指針に落としていくことで、「些末すぎる問題」は共通価値観の元に、その場ですぐに解決され、割れ窓が修復し、あとは目標を追うしかない状態にまで舗装される。
皆が、原理原則に従い、毎日の行動に「共通のアタリマエ」を組み込んでいけば、「些末」な日常から必ず解放されると信じてやまない。
女性活躍推進もDEIもまずは、一人ひとりが、アタリマエのビジネスパーソン化することから始まることをコクー社が、ガッツリ証明していきます!
定期的にウォッチしますのでお楽しみに♡
noteの♡スキやTwitterのシェアなどでリアクションいただけると励みになります。ぜひよろしくお願いします。
▼コクーのオープン社内報「みえる!コクー」はこちらから。
▼こちらの記事へのご意見、取材依頼・問い合わせ等は下記のフォームから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?