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運命の相手とは。結婚して気付いたこと

こんにちは。Mamikoです。

前回の記事はかなり仕事の話だったので、今回はもう少しプライベートな記事を書こうと思います。

プライベートすぎてこれまたドキドキしますが笑、長年の自分の疑問がスッと解消した気がして、これはいつか文章にして残しておきたいなと思った内容です。テーマは”運命の相手とは?”

結婚した自分が威張りたいわけでも、自分が成功だ!と言いたいわけでもないのですが、長年「運命の相手ってどこにいるのーーーー!」と思い続けた自分がいたり、よく友人たちとも話すので、いつかnoteにまとめたいなと思っていました。自分は比較的早く結婚したタイプかなと思っているのですが、結婚を決めるのってなかなか勇気がいる。あと、これはもっと早く知りたかった!と思うこともありました。

もちろん、結婚という概念に収まる必要もないと思いますし、いろんな愛の形があると思っています。そんな十人十色な人生がある中で、私がなぜ結婚したいと思ったのか、旦那さんと結婚してよかったなと思うことを書いてみました。あくまでも私のちょこっとしかない経験談からですが、少しでも参考になることがあれば嬉しいです。

去年、5年間付き合った彼と結婚しました。

自己紹介では触れていませんでしたが、去年、2019年に学生時代から付き合っていた方と入籍し、結婚式を挙げました。学生時代から5年ほど交際して、結婚に至りました。結婚するまでは一切ケンカしたことがなかったのですが、一緒に住み始めると私が一方的に怒ったり、イライラすることも多くて、新米夫婦の様々な困難にぶち当たりまくってます。笑

↑ちなみにウェディング関連や好きなものなどまとめたInstagramアカウントもあります。よかったら見てみてください:)

全く自分のタイプじゃなかった彼と交際することに

最終的に結婚することになるなんて、付き合った当初は全く想像できませんでした。なぜなら、彼は全くもって自分の理想の人ではなかったからです。(きっと見ているであろう旦那さん、こんなことハッキリ書いてごめんよ。笑)

【当時(大学生)の自分の理想】
・細マッチョなスラッと身長が高い塩顔系タイプ
・クールで優しい人
・頭がいい人
・大手企業に務めてるような収入が安定しているタイプ(年上の場合)

↑が好きなタイプだと思っていたのですが、ふと思ったのが「なんでこういう人がタイプなんだろう?」ということでした。

自分の好きなタイプって一体なに?

自分の好きなタイプ=過去付き合ったことがある人や好きだった人、女性の場合は自分の父親に重ねる人も多いのではないかと個人的に思っています。そんな憧れのキャラクターが自分の”好きなタイプ”だと思っていたのですが、実際問題、このタイプの人と自分が付き合って、幸せになれるのかはさっぱり分かりません。なぜ自分はこのようなタイプの人が好きだと思っているのだろうか、疑問に思いました。

旦那さんとの馴れ初め

大学時代、留学していたカナダのバンクーバーで私の高校の先輩を介して知り合ったのがきっかけでした。一緒に過ごしていた時間はたった2日間だけだったので、それで恋が芽生えるはずもなく、私が帰国した後にちょっとしたことがきっかけで連絡を取るようになったという経緯です。

私は先に帰国し、1年後に彼が日本に帰国して東京で再会したのですが、何回か会って、告白されて、とりあえず一緒にいたら楽しそうだから付き合ってみようかな、と思って交際をスタートしたのが始まりでした。また後日、記事にできたらと思いますが、付き合いたてはほんとに理解不能なことが多くて、怒ってばかりで、全然好きになれなかったのを覚えています。笑

人生の中で大切にしているものが同じだった

それから5年後に結婚することになるのですが、入籍後、とある先輩夫婦とご飯に行く機会がありました。そのご夫婦は彼の仕事を応援してくださっている方でもあるのですが、彼が自分の仕事について話していた時に衝撃的ななことが起こりました。彼が、「この仕事を続けていれば、いつか世界中が平和になるかもしれないから」自分は起業して今の仕事をしていると話していて、ビビビっときたのです。まさに自分が人生の軸にしていた「人々が幸せになること」と一緒だったのです。

↑ちなみに、旦那さんはインバウンド関係の仕事をしています。コロナで大打撃を受けていますがなんとか生き延びています。笑 もしお仕事があれば是非よろしくお願いいたします。笑

自分がこれまで過ごしてきた人生の中で1番大切にしてきたもの

これは入籍した後の話なので、この出来事がきっかけで結婚を決意したわけではないのですが、この彼の考え方に惹かれていたことは確かで、一生を共に歩んでいきたいなと思った理由でした。この時すごく腑に落ちたのが、自分が生涯を共に過ごす人は自分の過去の経験から作られた理想像ではなく、自分がこれまで1番大切にしてきた軸が合う人がいいんだな、ということでした。

大切にしてきた軸というのは人それぞれあると思っています。たまたま、私たちは幸せがになっていましたが、例えば、お互いに海が好き、ゆっくりした時間を過ごすのが好き、時間が大切、たっぷり寝るのが大好き、友達が沢山いてそれが1番人生の中で大切であるとか、お互いの共通点よりもっと深いもの、自分の人生の根っこになっていることが一致するような感覚があるんじゃないかなと思います。

好きな人≠結婚相手?

よく、友人と話すのですが「恋愛をする相手と結婚する相手は違うのではないか」という疑問。恋愛って、やっぱりドキドキするスリルや相手が自分のことを好きかもしれないというシチュエーションにときめいたり、そういう時期が1番楽しかったりしますよね。女性は特にそのようなドキドキで女性ホルモン(エストロゲン)が活発化して、可愛くなる効果もあるらしいです。
(余談ですが、これは恋をしなくても恋愛ドラマとかを見てキュンキュンドキドキするのも効果があるそうです。私も沢山ドラマを見まくってます。笑)

これらを全否定しているわけではないんですが、そのドキドキはいつか醒めてしまうと個人的には思っています。よく恋の賞味期限は3年だと言われることがありますが、私も確かに彼と交際して3年くらい経つと、恋人というより家族的な居心地の良さを感じていました。もちろん、そうでない方もいると思うのですが、逆にもしも恋から目覚めてしまったとき、あなたはそれ以外の残った感情で目の前にいる彼/彼女が大切な人であると思えるかどうか、考えてみてほしいです。

所詮、赤の他人である

とはいえ、結婚して一緒に暮らしてみると、家事の仕方や些細な生活のルール、考え方の違いでケンカしたり、イライラすることも多くなりました。実際に日本の離婚原因の1番の理由は「性格の不一致」(出典:裁判所|平成29年 司法統計19  婚姻関係事件数  申立ての動機別申立人別  全家庭裁判所 )で、更に統計を見てみると夫よりも妻からの申し立てが多いことに気が付きました。私も友達に相談したり、母に相談した時に言われて、ハッとしたのですが、所詮、どんなに好きな相手だったとしても赤の他人なんです。そりゃ生活の仕方や価値観が違って当然だな、と開き直ることにしました。

違う価値観を楽しむ

自分の父がすごいなと思ったエピソードがありまして、父と母は性格が正反対で、子供としてはどうしてこの2人が結婚したのか全く理解不能でした。笑

母のギリギリ人間な部分や、行き当たりバッタリなところを普通怒ると思うのですが、父がそれを楽しんでいて「また今日もスリルとサスペンスコースですか?」と母を煽っていて、この人の考え方はすごいなと母と一緒に驚きました。笑

そんな2人を見て育って、人って考え方や価値観が違って当然だし、一緒に過ごしていく時間の中でお互いのことを思いやって、新しい価値観を作っていくのかなと感じました。

一生一緒にいることが全てではない

父と母は今別々に暮らしています。仲が悪いわけではないのですが、父が地方創生活動にチャレンジしていて、母は実家で夢だった託児所を開きました。母がたまに父のところへ遊びに行ったり、父も実家に2~3ヶ月に1回帰ってきてたり、2人で今の状況を楽しんでいるように見えます。子育てが一段落して、二人とも自分の夢にまたチャレンジしている姿は、自分の両親ながら尊敬します。

お互いに好きだけど、何か事情があって離婚する人もいると思いますし、そもそも籍は入れずに事実婚として家族になった人もいると思います。いろんな家族の形があると思います。だからこそ、結婚して思うのは、「一生一緒にいようね」という結婚の形はそんなことないと思うし、もしいつか離れ離れになってしまっても、この人が大切な人であることには変わりないなと思いました。

運命の赤い糸 20本説

大学では心理学を専攻していたのですが、青年心理学の大野先生の講義で「運命の赤い糸は20本ある」という興味深い話がありました。
(主に青年期(30歳くらいまで)の心理を事例として取り上げたもので、受講していない生徒が多数潜り込むぐらい人気の授業でした。笑)

結婚できる年齢を仮に20~60歳の40年間とすると、その内2年に1回は運命の人に出会っているという仮説で、つまり40年間に20回、運命の相手(=幸せな生活ができる相手)がいるのではないか、という考え方の話です。普通、運命の赤い糸って1つだけあるという話が有名ですが、これは中国の逸話が元になっていると言われていて、科学的根拠はありません。そしてこの運命の赤い糸20本説も科学的根拠がある話ではないのですが、考え方として後者の方が幸せに生きることができるのでは、というエピソードです。

結婚=幸せか

友人と話したり、ドラマなどを見て感じるのですが、女性に対して「結婚をした人=勝ち組」と考えることや、結婚しない女性を煽る状況をよく見ます。確かに女性がもし子供を授かりたいと考えた時に、体的にリミットがあることは事実だと思います。

でも、上記で述べた通り結婚したら必ず全員が幸せになれる保証はないわけで、価値観の違う赤の他人が家族になったら、お互いに寄り添って生きていかなくてはなりません。なので、「結婚」に対して焦ったり、急いだり、周りにどう思われるかを気にするのではなく、自分自身がどうしたら幸せに生きられるのかということをまず考えることが大切なのかな、と思いました。

自分にとって「結婚」とは

ここまで書いてみて、段々自分は果たして幸せなのだろうか?と思えてきました。笑

でも私は旦那さんに出会えて、「結婚」という赤の他人が家族になる選択をしたことで、大切な家族や友人が増えて、旦那さんには感謝しきれないです。

「結婚」したことで、人生を一緒に歩むことができて、私が私らしく、自由に生きていけると感じています。まさに、結婚は人生のゴールではなく、スタートラインなのかなと感じています。

世界中にいろんな幸せの形がある中で、私は結婚してよかったなと思っています。これからも、良かったなと思うことが増えるように、一緒に過ごしていく中で私も相手を思いやり、成長していけたらいいなと思っています。

未熟者ながらツラツラと書かせてもらいましたが、是非みなさんのご意見や体験も伺えたら嬉しいですm(_ _)m 最後まで読んでいただきありがとうございます!*


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