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【生い立ち④】

こんばんは。
今日は、大学入学から就職まで記事にします。

なんだかんだで入学した大学。
入学式の周りの生徒を見ると、仲良くなれるか不安。

そんな中、入学式は進んでいき、大学生活が始まりました。
私自身、思ったよりみんなと馴染むこともでき、部活にも入って大学生活をエンジョイできそうと思っておりました。
しかし、一ヶ月、過ぎてもやはり自分の中のモヤモヤがスッキリしません。
『俺はこの大学に何しに来ているのか?』
『本当にやりたいことは何か?』
『このままで良いのか?』

次第に、色んな人にこの悩みを相談していました。
もちろん高校の盟友達にも相談しました。

そこで私はある決断をすることにしたのです。

GW明けの授業後に学生課に行き
『辞めます』と伝えました。


正直、決断は早かったかもしれませんが、今となれば後悔はしていません。

そして親にも正直に自分の気持ちを伝え、頭を下げました。
大学入学にいくらお金がかかったのかを考えると
今でも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
本当に死ぬまで親には頭が上がらないと思っています。

正直、親には、呆れられたり、怒られるかと思っていましたが、
実際は私の話を聞き、本当にそれで良いのか?
後悔はしないんか?
と聞くだけで、感情的に怒られることもありませんでした。
本当に素晴らしい親です。

そして、5月中、自分がどうなりたいか、悩み
もう一度、勉強して、大学受験をする決意をしました。

今思えば、高校一年の内容も怪しいレベルでしたので、大変苦労しましたが
人生100年時代のわずか1年 自分を見直したり出来る機会は本当に良かったです。
恐らく、この浪人生活がなければ、私は、公務員にもなっていなかっただろうし、民間で大手企業に入社できることも出来なかったと思います。
この浪人生活は【転換点】でした。

高校時代の浪人仲間と切磋琢磨しながら、一年間、勉強できたのは本当に良い思い出でした。
ただ、この一年間は勉強だけではなく、盟友達と草野球チームを作ったりして
なんだかんだ息抜きもしていました(笑)
そして秋になり、模試シーズンの到来、めちゃくちゃ不安でしたが、現役時比べて遥かに、出来ました。(苦笑)
そして、希望校を決め、いざセンター試験。
今回の相棒はちゃんとした腕時計です。(笑)

センター1日目が終わりました。
正直思ったより出来なくて凹んでいた時、父に切り替えろ、
明日もあるんだろっと言われハッとしました。
そしてセンター2日目が終わり
自己採点。。。

第一志望を狙えるギリギリのライン。。

ここからが正念場です。

以前、TVで林修先生が受験のラスト一ヶ月頑張れるか頑張れないかの話をされていて、とても共感しました。
確かにここの踏ん張りどきは社会人になった時のある意味土台にあるようなものだと感じます。

そして、自己満足か分からないですが、私は頑張りました。

そして、合格発表時、父と自宅でPC画面で自分の受験番号を検索する、、、
『合格』、、、、
人生でこれほど嬉しいと感じたのは当時ありませんでした。
何より、感動したのは、父にとっては学力も大したことない大学にも関わらず、
一緒になって泣いて喜んでくれたことです。
今、思い出してもホントに嬉しかったです。
厳しかった父が、喜んでくれて、
こんなワガママしている自分のために、泣いてくれて、、、
この時に、自分は、この父親に息子で良かったと心底思いました。

この一年間は、他人から見れば、無駄かもしれません。
しかし、自分、家族にとっても、絆を深めた一年であったし、
ホントに色んなことに気づけた一年でした。

そして、県外での一人暮らし生活が始まるのでした、、、、

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