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おうちごはんNo.2|実家のおはぎ

先日のお彼岸の際に作ったおはぎ。
私の子供の頃、母がお彼岸の時はいつも手作りしていたので既製品の味に馴染めなくて、実家を出てからは私もお彼岸で食べたい時は自分で手作りするようになった。

でも、なんだか母の作ったのとは違って、あんこはいいのだけど中の餅米の具合がしっくりこない。
母のは口に入れるとほろっと崩れるような軽やかさがあって、1回で2〜3個食べられてしまうようなおはぎだった。
「米を少し混ぜるんだよ。」
とは聞いていたから、2割程度の米を混ぜていたのだけど、何かちがうので、今回ようやく詳しい割合を聞いてみた。

そしたら、米の量が全然違って、少しどころか2/3が米だった。
「お母さん目見当だから〜」
が、口癖の、わかってはいたけど本当にざっくりな性格の母。
総量の2/3は決して”少し”では無いですよ?

実家のおはぎ15個分くらい

*あんこも自分で炊きますが、めんどくさければ市販のでも。
*米は多めに炊いてます。
あんこ
小豆  250gくらい
砂糖  200〜250gくらい
水  適量
塩  ひとつまみ

なかみ
餅米 1合
米  2合
※あわせて研いで 米:水=1:1.1の水加減で給水させておく。

①あんこを炊く。
小豆を水洗いし、鍋に入れかぶるくらいのたっぷりの水から茹でる。
沸騰したら火を弱め、煮汁が小豆色っぽくなるまで茹で(5〜10分位?)、ざるにあけて煮汁を捨てる。

※あんこにしてしまうので、皺伸ばし水はしていません。
ぜんざいに煮上げる場合は、沸騰したら水を加え50度くらいまで温度を下げて、再沸騰したらザルにあける。

私は小豆のあの豆の香りが好きなので1度しかゆでこぼしませんが、2回くらいするとスッキリした上品なあんこになります。


②小豆を鍋に戻し、新しくかぶるくらいの水を入れ、小豆が簡単に潰れる位まで茹でる。
砂糖と塩を入れてさらに煮ていく。
※煮汁が少なくなり、小豆がツヤツヤした感じの段階でとりわけておくと、茹で小豆として色々使える。
あんこにするにはここから更に煮詰めていく。

③煮汁が少なくなり、全体がふつふつと湧き立つようになってきたら木べらで絶えず混ぜながら煮詰める。
木べらですくった時、ぽってりとして、さらさら落ちないくらいまで煮詰める。
あんこは冷えると硬くなるので、自分の理想の硬さよりややゆるいくらいで火から下ろし、バット等にあけて平らにならし、冷ます。

④下準備しておいた米を炊く。
炊けたら2/3位ボウル等に移し、粗熱を取る。
熱いけど触れる位になったら、すりこぎとか麺棒とかで(無ければポリ袋をはめたこぶしでも。)軽くついてつぶして15等分し、まるっこい俵型にする。
残ったごはんはお漬物とかにすごく合って美味しいので、我が家ではそのままごはん用にいただいてます。

⑥あんこを15等分し、丸めてから中央をくぼませるようにつぶして④の中身をのせ、米にかぶせるようにしてあんこを包む。

お砂糖はお好みの砂糖で、甘さもお好みに加減してください。
グラニュー糖がいちばんすっきりして小豆の味がよくわかるかな?
上白糖とか三温糖はやや甘味強めのこってり。
甜菜糖は甘さは優しめですが、お砂糖に香りがあるぶんやや複雑な味になるかと思います。

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