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「おいしい給食」に思いを馳せるファミリーとロールカツカレー



突然ですが、今我が家全員がどハマりしているドラマがあります。


それが「おいしい給食」



内容は給食が大好きな甘利田先生と同じく給食が大好きな生徒の神野君を中心に描かれているお話ですが、語り出すと止まらなくなるので多くは語りません。

興味ある方は是非観て下さい。
アマゾンプライムならシーズン1とシーズン1の続編の映画が無料で観られます!


このドラマ、たまたまテレビで再放送しているのを私が観て、面白かったので、多分これ旦那さんも子供も好きでは?とおすすめしてみたら見事にハマってしまいまして。

旦那さんは何か食べる時に甘利田先生のごとくモノローグ的解説を入れつつ食べてみたり。

子供が撮ってたモンブランの奥に映り込む
甘利田風にケーキを食べる旦那さん。




子供は子供で、最近やたら給食をこぼして体操着で帰宅する事が増え、どうしてか聞いたところ、甘利田先生風に給食を掲げて食べてこぼす事があるのだと。(←オイ!!)

ガストにて、
映画のポスターの甘利田先生を真似る息子氏。



2人とも簡単に影響され過ぎである。



そんなおいしい給食の最新映画が公開されると知り、先週の日曜日に急遽観に行って来ました。



池袋HUMAXシネマズにて。
出演者の皆さんのサインが書かれたパネル。
佐藤大志君のサインが素朴で良すぎる。


いやあ!面白かった!!


舞台は1980年半ばの中学校で、基本的にはかなり振り切ったコメディなのですが、給食にまつわる豆知識?的な事や、食育に関する意外と深い所にも(食育以外にも)言及していて、何がなのかはわからないけど、何かがとても刺さる映画。

観終わった後の満足感たるや、老若男女問わず、学校給食を経験した方なら尚更楽しめる事請け合いです!


いきなり映画を見るよりもシーズン1か2を見た方がよりハマれると思いますがここ数年で観た邦画の中では1番好きかもしれないくらいおすすめなので興味ある方はぜひぜひー!


さてさて、そんなおいしい給食の中でも色んな意味で印象深い、シーズン1の最終回に出てくる給食メニューがカツカレー。
なんとこの舞台の中学校初めての米飯給食の日のエピソードです。

このドラマを観て衝撃だったのが、給食にご飯が出るようになったのってこの頃らしくて、それまでは主食はパンとかソフト麺だったようで。

私が小学校に入学した頃は米飯給食は既に当たり前だったので、全く知ませんでした。

初めての米飯給食でカツカレーだなんて、さぞかし楽しみだった事でしょう…。


そういえば給食のカツカレー、私も好きだったなぁ。
久しぶりに食べたーい!

と、私ももれなく影響を受けて、先日の晩御飯は、久しぶりのカツカレーになりました!



とは言え、その日はもともと生姜焼きにしようと思っていて、買ってあった薄切り肉を急遽カツに変更したので給食のカツカレーとはだいぶ違うものになりましたが…。


突然食べたくなるのがカレー🍛なので、まあ細かい所は気にしない気にしない。



今回もレシピというほどでもありませんが…


ロールカツカレー

豚薄切り肉   6枚
塩、胡椒    各適量
パン粉、小麦粉、卵   各適量

お好みの具材
(今回は紫蘇、じゃがいも)
 適量
お好みのカレー&ライス
もうご自由にお好きな感じのを用意して下さい
(今回は豚、椎茸、パプリカ、コーン、米は7分づき米)


①お好きなカレーを仕込んでおく。米を炊く(雑)


②ジャガイモは皮を剥いて適当なサイズにスティック状にカットし、硬めに下茹でするかレンジで軽く加熱しておく。軽く塩をする。
紫蘇は洗ってよく水気を拭き取っておく。


③豚薄切り肉を1枚づつ広げて包丁でトントンつついて筋を切り、軽く塩胡椒する。②の具材を端にのせ、端からくるくる巻いて包む。


④小麦粉、溶き卵、パン粉(生パン粉:ドライパン粉=1:1がおすすめ)の順でつけ、パン粉をつけたらギュッと握るようにしてしっかり馴染ませる。


⑤適当な油にて揚げ焼きする。

揚げ油を渋ってかなり少なくして揚げ焼きに。
油が少ないと跳ねやすいので、油はね怖いわ!って人は、たっぷりめの油で揚げるの推奨です。



はい!こんがり!!



1人2個付けと思ったけど、けっこうなボリュームになりそうだったので、半分にカットしてとりあえず1.5個ずつ。


いもはカレーに入れてないので
ロールカツサイドに。
カツカレーの時のカレーって、あんまり具材ゴロゴロ系じゃ無い方が好き派です。



カレーには細かい具材達。



それらを一皿に〜!



完・成!


ロールカツカレ〜〜!!


ロールカツのぐるぐる模様に、カレーに入れたパプリカやコーンの色合いで何やらごちゃごちゃした落書きみたいなカレーになってしまったけど、まぁヨシ。




揚げたてサクサクのカツにカレーが絡んで美味しい〜!
いも入りはもちろんだけど、紫蘇を巻いたのも意外とイケるな!



実はドラマの中での給食カツカレーは、甘利田先生と神野君は訳あって冷めてしまったものを食べる事になったけれど、それでも2人で机を向かい合わせて、とても美味しそうに幸せそうに食べてました。


クラスの友達と机を向かい合わせて給食を食べるのって、楽しかったり席替えしたてだとなんだか気恥ずかしかったり、ただ食事を摂る以上のいろんな経験をしてきたのだな。と、今改めて気づかされた部分もありました。


うちの子の小学校は、現在、お互いが向き合わないよう全員が席をバラバラにして黙食で給食を食べているそうです。


子供は小学校に入学してからずっとその状態でしか給食を食べたことが無く、みんなで席を囲んでワイワイ給食を食べるという経験が無いのです。

子供にとってはそれが普通になってしまっているけれど、やっぱりみんなで楽しく給食を食べたいと言っていました。

その話を聞いて、なんとも切ない気持ちになりました。


少しずつ生活は元に戻って来ているけれど、思わぬところで子供たちは我慢をしている部分がまだまだあるのだな。

こんな時だからこそ、このおいしい給食の屈託なく給食を楽しんでいる様子が子供には響いたのかもしれないな。

いつかみんなで机を向かい合わせて、給食を楽しめる日が来ると良いね。と願わずにはいられない母なのでした。


そんな訳で、おいしい給食、色んな意味で良いよ!おすすめですよ!
よろしければぜひぜひー!!(そろそろしつこい?)


ではでは、お読みいただきありがとうございました~!

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