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Cheese Fun! Fan! Fun!に行ってきた②


先日のCheese Fun! Fan! Fun!に行って来た記事の後編です。

前回の記事はこちら↓


運命のチーズ探しから、充実の試食タイムを経てお気に入りチーズをショーケースで探して満足な我が家。




そういえばイベントのスケジュールとか見てなかったなぁ。と確認すると、この後のイベントも気になるものが。

この時大体13時ちょい前。


今年度のこのイベントは、2014年から2年に1度行われている、国産ナチュラルチーズの最高峰を決めるコンテスト「Japan Cheese Awards」の開催年だったようで、14時から審査結果を発表し、グランプリが決まるとの事。


授賞式、せっかく来たなら見たいし、丁度15時30分にミニワークショップの参加も申し込んであったので、授賞式見て、ワークショップ参加して、〆にビンゴで良い感じの流れでいけそう。


でもまだ14時までは時間があるし、少し腹ごなしに会場を出て散策しようか?と、出口付近まで行くと、3Dアート撮影ゾーン発見。


そういえばTwitterにもインスタにも投稿してない笑


チーズで出来てる風の帽子や冠を被って巨大チーズのパネルで記念写真が撮れるらしい。


とりあえず被るよね。



子どもがキャップ、旦那さんがテンガロンハットみたいなのを選び、3種類バラバラにしたかったので、消去法で私が冠。



その後おそろいテンガロンで撮影始めちゃう2人。

旦那さんの後ろに写真撮ってくれるスタッフのお姉さんいるからね…?



お姉さんが撮ってくれました笑


私は帽子外して眺めてたのだけど、
結局参加。


チーズが本当飛び出て見えるな〜!


その後、出口に向かうとスタンプラリーを発見。
ビル内にある飲食店でコラボメニューを食べるとオリジナル保冷バッグがもらえると知り、軽く食事してスタンプ押してもらい、再び会場へ。


再入場のタイミングで入り口でビンゴカードもらいました。



審査結果発表は始まっていて、受賞された生産者さん達が順番にステージに上がって紹介されてゆきます。



そして、全部の賞の受賞者が発表され、いよいよその中からグランプリが決定となりました。



来た時の何倍もの人で埋まった会場。

沢山の人が見守る中、発表されたのがこちら。





なんと、今回初のダブルグランプリ受賞だったそう!


タカナシさんはもはや説明不要な大手メーカーさんですが、このチーズ見るの初めて。
見かけたら試してみたい!


フロマージュド美瑛夏ミルクを作られた生産者さんは、若い女性の方でした。
こちらもすごく興味あるし、何より私の1番好きなコンテチーズの製法で作るという。
これもぜひ味わってみたい〜!!


受賞式のインタビュー、女性の生産者さんの感極まった様子を見てこちらまで目頭が熱くなってしまった。

きっと沢山の苦労と地道な努力と研鑽の積み重ねが作り出した結晶なのだよね。

自らの生み出したものがその分野の頂点に輝くって、最高に誇らしく得難い経験。
きっと沢山の方の協力もあっただろうし、その感謝の気持ちと誇らしさと、色々な気持ちが溢れた事でしょう。

それを思うと、本当にこちらまで胸がいっぱいになりました。


そして、他の受賞者さんを見ていても思ったのだけど、生産者さんに若い方が多いと感じました。

この若い作り手さん達が切磋琢磨して、これからの国産チーズはもっと発展して、どんどん良いものが生み出されていくのだろうな。と思えた良い授賞式でした。

おめでとうございます㊗️


今年度のコンテスト受賞者は以下のサイトから確認できます。




さぁさぁ!
晴れやかな気持ちで授賞式を見終わった後はミニワークショップだ!

このミニワークショップ、来場者が無料で参加できて、内容はチーズのテイスティングを体験してみよう。と言うもので、コンテストの審査員さんがされているテイスティングの少し簡易版をやってみるというもの。

15分位で終わるようで、子どももやってみたいと言うので申し込んでみました。



時間の5分前に来てくださいとの事で、まだ15分くらい時間があったので、旦那さんはノンアルコールの水分が欲しいと会場から出て買い物に。

私と子どもは、時間ギリギリになってもいけないからワークショップスペースの近くで待とうかとその辺りにいたのだけど、ワークショップスペースはあの3Dフォトスポットの隣にありまして。



まぁ撮るよね。


子どもが冠かぶってなかった!とおもむろに被りはじめ、全部の被り物を制覇しました笑


そうこうしてる間に時間になり、ワークショップスタート。

小さなスペースで、この日確か4〜5回の開催で、参加者は一回につき10数名位。

各席に1セットづつ、テイスティングのセットが用意されており、カップには私好みそうなやや濃いめのクリーム色のハード系チーズが。


あなたをテイスティングするのね。


講師をして下さるチーズ協会の方からご挨拶があり、授賞式の直後でまだ興奮が冷めやらぬとの事。
わかる。あの受賞式良かったよね…!


挨拶もそこそこに、早速テイスティングに移ります。
まずは見た目、香り、手触りと確認し、それぞれ印象を書いて行きます。


香りは、私はナッツのような、ミルクキャラメルのような甘く香ばしい香りに感じました。


何だこれ匂いでもう美味しいな!!


柔らかく優しい、甘香ばしい香りが漂ってもう幸せ気分。


ふと横を見たら、記入用のペンの構造が気になり始めちゃう隣の人。


手触りや硬さまで確認したら、割って味わいを確認します。


口に含むと、噛み締められる弾力を感じた後、ホロホロと崩れて溶けて行きます。

塩味や酸味は穏やかで、余韻の中にすこーーし苦味を感じる味わいと、押し寄せる濃厚な旨味、ミルク感。

全然嫌味な部分がなく、後味も余韻を残しつつもしつこくないので、少しづつ少しずつ味見しても手が止まらない!

これはなんて美味しいチーズなの〜!と、しみじみ味わっていると、講師の方から、


「私が今こんなに興奮してるのはですね、実は、今食べていただいているチーズは、私がワークショップ用にイベント前に選んで準備したものなんですが…偶然なんですが…」



「これ実は、あの、グランプリの美瑛夏ミルクなんです!!」



聞いた瞬間、鳥肌が立ちました。


ワークショップはこの回が受賞式直後だったためみんな知っているようで、「えー!!」と、驚きと喜びでしばしざわつく一同。


まさか自分がワークショップ用にと選んだチーズがグランプリに輝くとは!と興奮気味に話される様子を見て、また目頭が熱くなる私。


そんなドラマチックなタイミングに立ち会えてグランプリチーズまで味わえてしまうなんて、思わぬ展開に私も大興奮してしまいました!


講師さん素晴らしいチーズの選定と感動をありがとうございます👏👏


何気なく参加したワークショップで、まさかこんなサプライズが待ち受けてるとは思いもよらず。
この幸運に感謝だわ。



その後、大満足でお礼を言ってワークショップを後にし、パネル展示の見ていないものを見て周っていたらビンゴの時間に。

みんなステージ前に集まり、説明を聞いてビンゴスタート。


ビンゴカードのマスには空欄があるのだけど、そこには自分の気になったチーズ工房の番号を書いて下さいとの事で、再入場の時に説明を受けて、試食で美味しいと思った工房の番号をあらかじめ書いておきました。


因みに商品は、ビンゴ上位10名にコンテストで受賞したチーズをプレゼント。

後日自宅まで配送してくれるという至れり尽くせりなお品。ぜひ欲しい。



次々と読み上げられる番号。
我が家はまだ誰もリーチにも至らず。


もうこの時点でね、ビンゴか8人位でてるんですよ。




その時の私のカード。頑張れ。



もはや絶望だが。

諦めない心。



とか思っていたけど、次の番号読み上げられたら3人ビンゴで終了〜🤣

さっきえらい幸運使っちゃったから仕方ないな!


残り2枠に3人ビンゴだったので、最終的にジャンケンで決められてました!

当たった人嬉しいだろうなぁ!
おめでとう〜!


********

おわりに。

たまたま見つけて軽い気持ちで訪ねてみたCheese Fun! Fan! Fun!でしたが、こんなに楽しく興味深いイベントがある事を知れて良かったし、今頑張っている生産者さんの事や、今後益々面白くなって行きそうな国産チーズのこれからが本当に楽しみになりました。


そしてイベント来場者の中に20代くらいの若い層が沢山見られたのが意外と言うか、嬉しい驚きでした。


こういうチーズとかのイベントって割と中高年層にウケそうなのかな?と思っていたのだけど、会場の雰囲気やデザインは明らかに若い人向けに作られている感じで、きっと若い子達も入り込みやすい。
そういうイベントを立ち上げてくれる主催者も凄いと思うし、ちゃんと食に興味を持って訪れる若者がいる事に、日本の食の未来もまだまだ明るく面白い発展をしていくのかもしれない。
とても楽しみです。




*********


そうそう、余談ですが、こちらのランキングは年間の一人当たりのチーズ消費量なんですが、日本は2.7kg。

結構多いなぁと思っていたけど、よく見たらトップ5の国々はその約10倍でした😂

ですが、前回の記事のコメントにて、オーストリアにお住まいのPezioさん曰く。

オーストリアは若い世代のビーガン率が高く、チーズ離れ(牛離れ?)が進行している。今はヨーロッパよりも日本人の方がチーズが好きでは?との事でした。


チーズをもっと食べようと国が推奨している日本と、若者のビーガン化が進むオーストリア。


数年後には先のランキングはまた違った結果になっているのかな?
なんて、今後の世界の食事情にも思いを馳せる機会にもなりました。



沢山の種類が作られるようになった
国産チーズ


以上、まみげのCheese Fun! Fan! Fun!レポートでした。


お読みいただきありがとうございました。

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