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教えているようで教えられている|(プレ)オンライン料理教室のお話①



自己紹介でも書いております、いずれやってみたいオンライン料理教室。

今回このオンライン料理教室のお話メインですが、クリスマス間近なので、最後にローストチキンのレシピ貼っておきます。

よかったら最後までお付き合いくださいませ♪




さてさて、このオンライン料理教室、ここに至るまでには少々長い話になります。

もともとはオンラインではなくて、出張料理教室をやりたいと思っておりました。


もうかれこれ2年ほど前からのお話です。


2年前、わずかな期間ですが、都内のレンタルスペースを借りて料理教室を行っていた時期がありました。


とても綺麗でおしゃれなレンタルスペースを使用させていただき、メニューはイタリアンのフルコース。

前菜とデザートは私が用意し、プリモ(前菜の後に出るパスタ等の料理)とセコンド(肉や魚等のメイン料理)を生徒さんと一緒に作るというスタイル。

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こんなのとか





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コレからの〜




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コレ。とか。




非日常感を楽しんでもらいたくて、ワインとかドリンク類も色々工夫して用意し、参加していただいた生徒さん達には好評でした。



私も喜んでいただけるのが嬉しくて、充実した時期を過ごしていましたが、回数を重ねるうちに、何となくの違和感。




たしかに喜んでもらえているけど、



私も楽しいけど、





これは料理教室というより、ほぼ私が作って見せて料理を提供しているだけなのでは⁇(それはそれで好きな事だから良いのだけど)

教室というか、私の料理を食べる会のような…。



全員作業に参加できるようなメニューもあるし、



教えてるメニュー自体は家庭で作りやすいものをピックアップしているけど、全体的なメニュー構成を見ると、フルコースでハードルが高くかなりとっつきにくい感じがする…。



このコース料理のイメージを持ち帰って、一体参加してくれた方の何人が、家で作ってみようと思ってくれるのだろうか?




気楽に気軽に家庭で楽しめるものを提案したかったはずなのに。

子育て中のお母さんでも参加しやすいようなものにしたかったのに。




満足して欲しいあまり、頑張り過ぎてしまった。

というか、力を入れる部分を間違えてた。


周りの意見に流されて、喜んでもらえるならばと、どんどん思い描いてたものから遠ざかって行ってしまった。



それに気づいて一旦退く事を決めました。





それからしばらくして、友達と気兼ねなく、でもちょっといつもと違うイベント的な使い方をしてもらう感じにはどうするのが良いか、出張料理教室はどうかと思い至り、ホームページ等作りはじめた矢先、




丸一年、私がどうにも身動きの取れない状態に陥りまして。
(プライベートな事なのでボカします。後ろ暗い事ではありませんよ。)




そのしがらみからようやく抜け出せると思った矢先に今回の世界的ウイルスの大流行。




料理教室しにお宅訪問なんて、とんでもない時代になってしまいました。




それからしばらくは、もうほんと何もする気が起きず、ただただ時が過ぎるのをじっと待つような日々を過ごしていました。




でも、しばらくして、SNS上で、友達から、オンラインでできる子供講座のシェアがありました。




ちょうど、オンライン飲み会とか流行ってると騒がれてた頃です。




そうか、オンラインならお宅に行かずに、各家庭で気兼ねなく開催できる。

みんなあんまり外出もしてないから、気分転換になるかな?



ちょっとしたイベントを提供できたら。くらいの気持ちで、SNSで声をかけてみました。



やってみたいと手を挙げてくれた友達がいました。


何が良いかアンケートとって、パスタアマトリチャーナ(ベーコンと玉ねぎねトマトソース)になりました。




それが私のはじめてのオンライン料理教室です。

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アマトリチャーナ。

即興でなんちゃってリコッタを作ってのせました。



その後、高校の友人達がやってみたいと言ってくれて、彼女達とは料理教室LINEを作り、夏頃に料理を2回、先週クリスマスケーキのリクエストがあり、3回目の教室を開催しました。

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第一回目は、
鶏のオーブン焼きとインサラータディリゾ。
(オーブン焼きは当時の自分のが無かったからこの間作ったさつまいも入りの貼っときました。)


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2回目は、ボロネーゼとプッタネスカ。
ソースを2種作って、
まずは私がデモンストレーション。
その後、
各自どちらか食べたい方を仕上げる感じ。


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3回目はクリスマスケーキ。
簡単なブッシュドノエル風に仕上げました。



何回かやって、どんな風にして行こうか、色々勉強になるのですが、何より、彼女達の仕上げる料理が個々に素晴らしくて。


毎回出来上がりの写真を送ってもらうのですが、私はそれが楽しみで、いつも刺激をもらってます。


そして、どう運んでいけば良いか、課題は何か、等ありがたい意見ももらいながら、だんだん方向性が固まってきました。


せっかくnoteをはじめたので、私のしたい事、何をしようとしてるかを具体的にお伝えできればと、友達からも了承を得て今回記事にしてみる事にしました。



さてさて、実際オンライン料理教室ってどんな風に行われるの?

って感じですよね?



長くなってしまったので、次回、教室の様子をご紹介したいと思います。



料理教室の話は、今日はこのへんで一旦お開き。



第一回目に作った鶏のオーブン焼きのレシピをどうぞ✨


鶏のオーブン焼き(2人分)

骨付き鶏モモ肉    2本

じゃがいも(さつまいもでも可) 2個くらい

ローズマリー、ローリエ  各2づつ位

にんにく       1かけ

オリーブ油、塩、胡椒、白ワイン  各適量


①鶏モモ肉に重量の1〜1.5%くらいの塩を全体によく刷り込んでおく。


②じゃがいもはよく洗い、一口大くらいに皮ごと切って沸騰した湯に入れ30秒〜1分くらい茹で、ザルにあける。軽く塩をしておく。


③オーブンを200〜230度に予熱する。
天板にクッキングシートを敷き、①の鶏モモ、隙間に②のじゃがいもをのせる。




④白ワイン大さじ2くらいふり、オリーブオイルを鶏にたっぷりめにかけ(ここポイント)、下に流れたオイルを、いもにからめる。


⑤ローズマリー、ローリエをちぎって散らし、皮と芽を取りスライスしたにんにくも散らして予熱しておいたオーブンで40〜50分焼く。
こんがりきつね色に焼けてればOK。

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鶏肉にたっぷりめにオイルをかけるのが、皮パリ中ジューシーに仕上げるコツです。


ワイン多めにジャバジャバかけると逆にぱさつくので注意してください。


ではでは、続きはまた次回。

友人達の料理が素晴らしいのでぜひ見て欲しいです。

お読みいただきありがとうございました。





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