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期待するより、期待させるオンナ

惚れた弱みとはよく言ったもので、どうしても好きの熱量が大きい方が苦悩も苦労も多くなる。

好きが高じて、相手に尽くしすぎてしまうという事はよく聞く話。世話を焼きすぎて、恋人と言う関係ではなく、保護者と子どもになってしまう。
その上いつのまにか、その尽くしに、見返りを求めて、相手に何かを期待してしまったりしている。そんなことを続けていれば、ときめきとかキラキラが失われ、恋と言う魔法が解けてしまう。

尽くされる側はと言えば、自分の為にいろいろとしてくれることは、嬉しくもあり、ありがたくもあり、その行為が至れり尽くせりになるほど、相手の愛情の大きさを感じたり出来て、まさに幸せの絶頂期。

だけど、人って順応力が高いと言うか、慣れてしまうもので、それが自分にとって、都合がよかったり、心地がよい状態であればあるほど、すぐに当たり前に思ってしまう。
当たり前って怖いもので、あるのが普通だと思ってしまうと、少しでも当たり前の何かが欠けてしまうと、途端に不満や物足りなさを感じてしまう。
更には、愛されていることに調子に乗って、傲慢になったり、横柄になって浮気までしてしまったり。
大切にしなくても、傷付けても、自分の元から離れないだろうと油断してしまう。

大好きで相手に喜んでもらうのが嬉しくて、頑張った結果、そんな風に扱われたら、悲しいし辛い。
そんな恋愛は、誰だって望んでない。
だけど、気付くとそんな恋愛沼にハマってる。

そんなことにならないためにも、相手に何かを期待して尽くしたりするのは止めよう。
そしてこれからは、相手に期待させる女でいようと思う。
「彼女と一緒にいれば、これからもきっと楽しそう」
「彼女と一緒だと、穏やかで温かい家庭が築けそう」
そんな風に、一緒に過ごす先には何か素敵なことが起こりそうと言う、期待をさせられるような女でいたい。

お互い自立しつつ、一緒にいる時は笑顔でいられる。
そんな関係でいられるように、強く、優しく、そして温かい笑顔の似合う女でいたい。


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