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自分らしく生きたいから「腑に落とすチカラ」をつけてきた[100 days challenge_day04]

自分らしく生きたい。
と、40歳手前にしてもなお、中二病のようなことを思っています。
しかし、ふと気づいたら「意外と私は自分らしく生きているかもしれない」そんなことを今朝考えたので、今日はそのことを書こうと思います。

敬愛する先輩からの教え

私には何人か、心から敬愛してやまない先輩たちがいます。
どのくらい敬愛しているかというと、人生で迷った場合は、その人たちに顔を思い浮かべ、自信をもって報告できるかどうかを考えるほどです。私にとって、ほぼ親のような存在。

そんな大切な方の1人に癌が見つかりました。ステージⅣとのことで、正直、あまりいいとは言えない状況です。
それでも彼女は「毎日を精一杯生きるだけ」とさらっと、でもすごく落ち着いた表情で、気が動転して少しテンパっている私に言いました。

その先輩からはよく「自分のできることを、目の前のことからやれば、道は開ける」と言われていました。
私はすぐに現実逃避をして「ここではないどこか、理想の地(職場)」があるんじゃないかと夢想しがちでした。
「いまのところは〇〇がいやだ」「△△は、女性管理職も多く、理想的」などと、酒がないと聞いていられないような話を、本当に酒を飲みながら延々聞いてくれた先輩は最後に「探すな、それよりも目の前を見よ」と言っていたように思います。

自分の選択をベストにするチカラ

ドラマ『ブラッシュアップライフ』を見るのが最近の私の密かな(?)たのしみでした。

このドラマでは主人公が徳を積んで人間に生き返るために(最後は友人を救うために)何度も生き直します。
それで「わたしがもし、生き直すなら、どうするかな」と考えてみました。
そして、思ったのです。
「私は、私の今の人生で良かったなぁ」と。

選択しなかった方の人生を考えて後悔したり、もっと頑張れたかもとか「たられば」ばかり考えていると思っていたのに、自分でも意外でした。
でも、わたし、そう言えばいつも「ここまでやったんだから、仕方ない」と思えるところ、つまり、腑に落ちるところまで、頑張ることを目標にしてきました。

多分、前述の先輩のおかげです。
目の前のことを、ただ精一杯やるのみ、との教え、ちゃんと染み込んでいたようです。

選択しなかった方の人生のほうが、良かったかもって、思っても思いたくないから。

「腑に落とすチカラ」をこれまでつけてきたなぁ、と。
それが、今、振り返ると、どれもこれも不器用で失敗もあったけど「わたしらしくてコレでいい」と思える人生になっているなぁ、と思えることにつながっているようです。

「もしも、生まれ変わっても、またわたしに生まれたい」と誰か歌っていたけれど、今、そんな気分です。

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