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フリーランス成功の秘訣①

こんにちは、まみです。今日はこのコロナ禍で進んだフリーランスについて。フリーランスの方も増えるのだろうなとちょっと私自身危機感を感じておりますが、発達障害をお持ちの方はフリーランスが向いているとも言われていますので、今日はそのフリーランスで仕事をとることについてお話したいと思います。

フリーランスは企業の方向性を考える人ではない

まずは、ジョブが固まっている企業にアプライしてください。結構あったのが、Aというチームに所属して、そこで何ができるかを考えてください、という会社。特にリモートワークを推奨する会社に見受けられましたが、正直フリーランスでやっていきたい場合はやめた方がいいです。何故か。フリーランスとは、クライアントに自分の労働力およびアウトプットを提供する立場なので、ジョブが固まっていない採用があり得ないからです。

チームの中で何ができるのかを考えて提案する、というベクトルは社員としてなら100歩譲ってなくもありませんが、フリーランスでやることではないと思います。というより採用側が何をさせたいのか全く理解できないです。おそらく、主体性を持って仕事しろと言いたいのでしょうが、フリーランスで生きていきたいということでしたら、主体性は自分中心に考えてください。先ほどの事例で言うと、何よりとりあえずチームの人数を増やして、サバイバルさせるというやり方を企業側が提示しているのですが、その労力を企業に使う必要性はフリーランスにはありません。

自分を安売りしない

フリーランスはどこかに雇用されているという意識を捨てる必要があります。自分を守るのは自分だけですし、クライアントは客です。だから通常よりも高い単価になるのです。未経験スタートの場合はどこかでアルバイトを経験してまずは知識と経験を積んでください。この場合は安くても我慢してよい期間です。何故なら一定期間支払う自身への投資だから。

その投資期間が終わったら、皆さん晴れてプロのフリーランスです。
この場合は安い単価で買い叩かれないようにする、ということです。以前あったのが、個人的な知り合いから3万円で会社で使うあるツール作成の仕事をしてくれというものでした。基本この場合クライアント側も予算ありきなのですが、それ自体は問題ありません。

ただ、3万円となると、お友だち価格と認識しても、かなり時間は制限されるなと思ったわけです。仮に私の時給が3,000円だとすると、使える時間はたった10時間です。彼女が想定するツール開発には、要件定義からテストまでどれだけ簡素化しても30時間は必要そうでしたのでこれは無理難題というものでした。そこで私が取った策が、今ある会社の関連リソースを全て確認するということでした。アプローチをツール作成ありきではなく、「今あるリソースを活用する」にシフトチェンジしました。実際に運用するために必要な労働時間はクライアント負担になり、私側のコスト減が達成されます。

本来このフェーズは企業側がやっているはずのことなのですが、意外と使うのがめんどくさいとかどう使っていいかわからないから違うものを外注して作ってしまうというアプローチを取っていたりすることも少なくないです。私がやることは、どうしたらそれを活用できるのかを提案してあげるという情報整理、それで不足している部分のみをツール作成してあげることでした。簡易ツールでしたら、エクセルで関数だけで作れたりしますので解決です。もしどうしても、というなら企業側が3万円を使って時給1000円のバイトを雇えばその人は30時間働いてくれますので、その選択肢を取るだけです。買い叩かれない秘訣は下記です。

・企業の困りごとを解決する方法の引き出しを多く持っておく
・情報整理する能力をも価値として提供できることを認識する

フリーランスは自分をデザインする働き方

フリーランスは、雇用の不安定性がクローズアップされますが、そんなものは業界、職種の分散でリスクヘッジしてしまえばよいのです。そのためにはスキルやら経験は重要になってきますが、そうすることで単価は上がっていきますし、どこかのクライアントがダメになっても0にはならないので逆に安定しているともとらえることが可能です。

何より、自分がやりたい仕事ができる!というのが最大の魅力です。完全ジョブ型であるはずですので、「何をするべきなのだろう…」などと考える必要はありません。仕事が終わればいつまででも寝ていれば良いのです。あるいは、次のジョブを探してアプライしていけば良いのです。そうやって色んな経験を積んでいくと、掛け算のパターンがいくつも自分の引き出しとして蓄積されていき、重宝される存在になれます。

皆さんも自分の掛け算のパターンを増やして自身をデザインしてみてください。

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