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わたしと海と前世のマリア

海のそばで暮らしたい。

それはいつからの願いだっだのでしょうか。
もう随分と昔のことのようで、今はもう思い出せません。

しかし、私はずっと、海のそばに住みたかったのです。


わたしと海

私は泳ぐこともなく、
サーフィンやスキューバをすることもなく、
ただ海が大好きです。

神戸で生まれ、4歳で海の側の街に住み、
海を眺めながら通学や通勤をしていました。

大人になってからも
何かあると海へ足を運んだり、

メリケンパークへビキニ姿で出かけては、
ベンチでひとりワインボトルを開け、

真夏の海水浴客がごったがえす
須磨の海に出かけては、

ひとり泡のワインを空け、thongでビーチに寝そべり、
何をすることもなく、ただ海を眺めながら
過ごしていたことを思い出します。

そしてずっと長らく、
私は単に海が好きなんだと思っていました。

離島へ移住、そして結婚

Otto(夫/彼の希望でこう表記しています)と出会ったのは、
当時私がしていた音声配信のオウンドチャンネルでした。

彼は私の一番のファンであり、最大の理解者でもありました。
私たちがお互いに惹かれ合うのにそう多くの時間は必要なく、
やがて片道8時間の道のりを超えての逢瀬を重ねるようになりました。

その後ワケあって、彼の実家は熊野へと移り住み、
山、海、川の豊かな自然、そして神の恩恵と愛を
目一杯チャージしつつ、新天地を求めて京都へ移住。

そんな中、私たちに大きな転機が訪れます。
仕事で腰を痛めて長期療養中の彼。

ちょうど子どもが生まれ、
京都の街中で子育てをするのに
限界を感じていた頃でした。

何の気なしに私の思いつきで、
移住先を探したところ、
とある瀬戸内の離島が目に止まったのです。

二人とも海が好きで、
ゆくゆくは海のそばで暮らしたいね。
普段からそんな話をしていました。

早速Ottoとシェアをし、

このままここにいても未来はない。
思い切って離島へ移住をしよう、と決断。

そしてさまざまな理由により、
その離島を離れることになったのですが、

私たちは現在、縁あって海が美しい神話の国、
日本のひなた、宮崎は日南に住んでいます。

鵜戸神宮から拝む天照大神

海と前世のマリア

私には私として生まれるひとつ前の魂、すなわち前世に、
マリアという一人の女性がいます。

彼女はキューバの革命時代、
修道院の孤児院で育ち、やがてそこを出入りしていた
裕福な家柄の男性と恋に落ちました。

そして暫く幸せな結婚生活を送っていたものの、
夫を海難事故で亡くします。

夫が亡くなった後、その家を自ら離縁。
彼が亡くなった海を眺めながら
もう何もない自分は祖国のために尽くそうと神に誓い、

酒場で踊り子として働きながら、
祖国のために諜報活動を行っていました。

やがて踊り子をしていた酒場に出入りしていた、
ガウディ建築に携わるスペイン人と出会い、
人生2度目、そして最後の恋に落ちます。

彼と過ごすうちに、自分がしていること、
命の大切さ、自分を大切にするということを学び、

諜報活動の役割から降りる決断をし、
一足先にスペインへ帰国した彼と新たな人生を歩むため、
海を渡り、祖国を離れることを決意。

渡航の準備と身辺整理をしていた矢先、
敵方に見つかり、射殺されて亡くなりました。

そのとき、彼女のお腹の中には
新しい命が宿っていました。

日南の海で楽しそうに遊ぶ私の家族

水瓶座満月に導かれたひとつの必然

私のOttoは建築が大好きで、中でもスペインのガウディ建築、
サグラダファミリアが大好き。スペインも大好き。

そして、日本の建築や宮大工の技術、
中でもお城、特に姫路城が大好きな人。

現在は理容師をしていますが、
職業を決めるとき、大工か理容師か本気で悩んだそう。

僕は過去世のどこかで絶対にスペインやガウディ建築、
サグラダファミリアに関わっていたと思う
、と以前からよく口にしていました。

そしてゲームや漫画がなかなかやめられなかったOttoが
あることをきっかけに読書に目覚め、読んでいた本は『ガウディの遺言』

史実を基にしたフィクションです。

それを読みながら、自分の前世がガウディ建築に携わっていたことを確信した
そのタイミングが彼にとって縁の深い水瓶座で満月が起きた頃でした。

私が過去に何度かセルフヒプノセラピーで観た
マリアとスペイン人、カルロス。

カルロスが出てきた時点で
今のOttoであるとなぜか確信していました。

前世や過去世を確認する術はありません。
しかし、私の魂がそう、伝えてくるのです。

このタイミングでOttoも前世を思い出し、
私の記憶や観た映像とも重なる、ということは

何らかの関連があった可能性が大いに高い、
ということを意味していると私は考えています。

私はOttoが撮った娘の写真が大好き

強烈に惹かれるものは過去世のヒント

あなたがもし、わけもなくただ強烈に惹かれるものがあるのなら、
それは過去世のヒントかもしれません。

私はOttoと出会った当時、

ほぼ毎日、フープのピアスをつけ、
四六時中サングラスをかけて、

年中ビキニを着てへそピを見せながら、
ワインボトル片手に街を歩き、

何をすることもなく、ただ海を眺めていました。

それは、過去世のマリアそのもの。

そして彼女が射殺された年齢を機に、
スッパリとそのスタイルをやめ、
今の私は一転、新和装で全身を纏っています。

きっとマリアのような出立ちをしていた頃の私を知る人は、
誰一人として気づくことはないでしょう。

今を生きる、ということ

前世のマリアができなかったこと、
数ある今までの過去世たちがどうしても叶えられなかったことを、
私は今、ここ日本に生きることで叶えています。

過去世や前世を知らなくても、思い出さなかったとしても、
あなたはあなただけで終わる人生を歩んでいるわけではありません。

追憶の彼方に追いやられた
数多の魂たちが続けてきた歴史の中に、

そしてこれからもずっと続いていくであろう
未来のその先の物語の中に、あなたという存在があるのです。

現世を生きる上で大切なこと。それは、
精一杯、与えられた命を生き抜くこと。

前世や過去世を知っていようがいまいが、
大切なことは、これに尽きると思います。

ちなみにOttoとは、紀元前まで遡る
私の最も古い過去世からの繋がりです。

世の中、不思議なことってあるものですね。
私たちの壮大な物語の続きはまたどこかで。

海を愛し、海を生きたマリア。
彼女はきっとこの記事を公開することで
成仏することでしょう。




最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

愛と感謝溢れる1日を♡



まみ
ー生き方を見/魅せる人ー



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☆〆のひとこと☆

わたしは海が大好き!


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