#034 最強のメンターの見つけかた【読書】
当たり前のことをまるで初めて気づいたかのように言ってみる。
「本っていいよなあ。」
本は教科書に書いてない学びを与えてくれる。小説でもエッセイでも哲学本でも、自分が体験し得なかったことを教えてくれる。
「侘しい」という気持ちを知ったのは太宰治の『人間失格』。
「孤独と孤立の違い」を考えたのは岡本太郎の『自分の中に孤独をいだけ』がきっかけである。
こんな風に名だたる先人たちがわたしの経験値を爆上げしてくれる。
人生って一人で歩まないといけないように思うけれど、そんなことはない。
一緒に歩んでくれる先輩方(しかもかなりの大御所)を見つけたら、最強のメンターを見つけるのと同じくらい価値があると思う。
読書=学び
20代の頃は本屋さんで自己啓発本やジャケットの気に入った本を買っていた。スキルを身に付けたかったり、その本を読んでいる自分が好きだったりしたんだと思う。
教養の本などを読むようになり、読書って最高の学びだと思って作者から何かを教えてもらうような気持ちで読むようになった頃から不思議と本屋さんから足が遠のくようになった。
きっと学びの軸ができたから、他の情報を頭にいれるのがしんどく感じるようになったのだと思う。
読書はコスパがいい
本は学ぶことと考えたらコスパがいい。
誰かの講演を聞きに行こうと思ったら往復の交通費やチケット代だけで結構な値段になる。一方、1800円の本だとしたら10回読んだら、1回あたり180円と比べものにならないくらいお得なのだ。
良書は時代を超えても良書なので、図書館で借りても良い。
無料、ただ、フリー!最高。
本の選び方
SNSで読書アカウントを始めた頃に、フォロワーさんから「何を読んだらいいかわからない」という相談がきた。
それもなんだかわかる気がする。本屋さんの本たちはギラギラしている。
売るため・利益のために置かれている本もあって、消費社会の虚しさを感じる。
それに1冊2000円弱って結構高い。できるだけ積読にはしたくない。
①インスピレーションと試し読み
本を買う場合は(借りる場合も)5分ほど読んでから決めるようにしている。
ジャケットにひかれたものを手にとって5分ほど読んで面白そうだと感じたら、たいていのものは最後まで読むことができる。(もちろん無理な場合もあるよ。)
とっても魅力的だったけれど、5分も経たずに終わってしまう本もある。
②好きな作家さんを見つける
何冊か読んでいったら、この人すきだなと思う作家さんが出てくるので、その人の作品を読んでみると面白いと思う。(好みにもよるだろうけれど)
③本に紹介されている本を読む
教養本ならたいてい本が紹介されている。好きな作家さんが読んだ本だ。面白いに決まっている。
そんな風に数珠つなぎで読んでいくと、じぶんの好きなジャンルもはっきりしてきて面白い。
まとめ
やっぱり先人たちは偉大である。
一人で地図もない道を歩んでいるかのような不安を感じたときこそ、読書をしたらいいと思う。
ひとりじゃないよ。
メンター候補はごろごろいるし、一気にレベル20くらい上がるときもあるよ。
一緒にメンター探しの旅に出よう!
なんてね。
おしまい。
ほんじゃ、またね〜!
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