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じぶんを受けとる

この世界で唯一の勝ち組は、
大金を稼いだ人でもなく、
絶世の美女/イケメソに生まれついた人でもなく、
何か素晴らしい技術を開発して世界の役に立ったり、
ノーベル平和賞を受賞するような人でも、なくて。

自分を根本の根本まで、まるごとぜんぶ、自己肯定できた人間なのだと、わたしはおもう。

その人がわたしから見て(客観的に見て)、
どれほどクズで、カスで、不潔で、性格が悪く、金と時間にルーズで、あげくの果てに性病持ちで、親戚一同のやっかい者あろうが、そんなことはたぶん一切関係がない。

自分で、自分のことをどれだけ愛しているか。
幸せを感じやすいかどうか、自己肯定感や自尊心を持っているかどうかは、すべてそこにかかっていると思う。


自分が自分のことを、どう思っているか。
それは、世界じゅうの人に対してどういう扱いを許すのか、自分はどういう人間なのか、自己紹介の意味を持っている。
自分が他人と外側に築いた世界は、内的な世界と必ず=になってる。

自分の素晴らしさに気づいて、それを認めてあげられないと、
どんなに外の世界の人から褒められたとしても、信じられない。
自分を認めることは、引きこもってる部屋の窓をあけるようなことだと思う。

自ら窓を開けないと、雨戸を閉め切ったままでは、
ここちよい風も、裏庭の緑も、蝶も、花々も、
外側の温かいものとは、つながれないままなのだ。

わたし、雨戸を閉め切った暗い部屋でSMごっこのMの役するの、
もういい加減、飽きたよ。
まじおつかれ、自分。ていってあげたい。
光の下で、わたしがどれほど素晴らしい存在か、見てあげようと思うの。

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