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6月2日 ブラッド・ピット、ジョー・ブラックをよろしくを見た。現代版ファウストの趣きあり。

今日の体重65.5kg、体脂肪は12%。
昨日はスポセンに行けた。暑くなると力が出にくい感じがあるが、ジワジワ気温に慣らしていく必要があるだろう。
家のえもん掛けが予定通りえもんかけになっているが、朝10回から5回懸垂を分けて3回位するといい感じである。だんだんこちらもルーティンに織り込んでいく必要があるだろう。

そして昨日は「ジョー・ブラックをよろしく」(原題:Meet Joe Black)を見た。1998年の映画だが、一言、素晴らしい映画であった。1934年のDeath Takes Holidayに依るという。1934年版のタイトルからだいたいの話の流れは推定できるのだが。 

ブラッド・ピットが最近結構気に入っており、出演作でアマゾン無料配信の中から見つけた。出演者メインの3人がまずは素晴らしい。

アンソニー・ホプキンスの名演。ピットは勿論、ヒロインのクレア・フォーラニが素晴らしく美しい。当時60歳か61歳のホプキンスが65歳の誕生日を迎える役を演じる。

趣は現代版のファウストとも言える。Deathはあくまで神であり、メフィストフェレスは悪魔であるのだが、人間界を興味深く見るという意味では立ち位置は似ている。悪魔は魂を持たず、神の一部であるという説もあることもあり、魂の在り方にどうしようもなく惹かれる、という設定なのだろうが、死神もまた死んでからのちにしか出あえない(魂に?)人間の在り方に興味あり、という、その1点で物語は相似する。

ブラッド・ピットの死神バージョンの演技、つまりは人間界に慣れない感じが上手い。だが彼は速やかに学び、最後のシーンでは通常の人間にもなかなか思いつかないような演技を披露してアンソニー・ホプキンスを救うのだ。

ファウストもファウストと悪魔が次第に相手を理解しあい、いわばパートナーとしての心のつながりが芽生えてゆく様がぐっとくる仕組みだ。この映画でもいわば万物の主とも言える死を司るものに、ホプキンス演じるボブが本気で文句をいう姿が良かった。2人(一人と一柱か)が最後では心の通じる相棒になってゆくのも見どころなのだろう。

(いやあ、見ごたえありました。3時間の長尺でしたが)







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