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「母ちゃんに感謝する記念日にします。」と母が古希を迎えた日に放った言葉を聞いて思うこと。

2020.9.30 晴れ

母が古希を迎えた。

妻と何を贈ろうかと考え、フルーツがごろごろ入ったロールケーキを贈った。

LINEにありがとうとのコメント。

そこにはこう書いてあった。

○(祖母の名前)母ちゃんが稲刈りをすますてから床屋の実家まで休み休み行き私を産んだ!

と聞かされました!

母ちゃんに感謝する一日とします!

2018年の10月に、100歳で人生の幕を閉じた祖母。
あれから約2年。
母が70歳を迎えて、自分を産んでくれた母親に感謝する1日にするというのである。
目頭が熱くなる。

祖母は、母を生む直前まで、稲刈りをしていたというのだからなんという精神力だろう。
100まで生きるだけの力が備わっていたのだと改めて思う。

このご時世だ。
両親は極力人と会うことを控えている。
孫にも会いたいだろうに、我慢しているのだ。

両親は茨城に住んでいる。
我々まめぞう家は東京に済んでいるので、遊びに行こうと思えば、電車の特急や高速バスを使えば2時間くらいで行けるので比較的容易ではあるのだが。
いまだ我が両親は自粛期間中のようだ。

もしコロナが蔓延していなければ、温泉旅行を企画してみんなでのんびりゆったりしながら母を祝っていただろう。

タラレバいっても仕方がないので、落ち着くまではお預け。
その間は、夫婦水入らず、仲良く良い時間を過ごしてもらいたいものである。

テクノロジーが発達した今、Zoomなど使ってオンラインで会話することは可能だから、機会作って、やっていよう。

ということで、9/30は、母の誕生日記念に加えて、祖母に感謝する記念日にしようと思い、先程グーグルカレンダーに登録した。

きっと来年の当日、カレンダーの通知を見て、しみじみ思うのかもしれない。

母さん、誕生日おめでとう。

ばあちゃん、母を生んでくれてありがとう。
また来年、心の中で会いましょう。

おっと、その前に命日も近いので、その日に心の中で会い、拝むとしよう。


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