あのウイルスってほんとうなの?108
一度死んだから言えること
◉尿漏れを改善する方法②意識改革
今日は方法をお伝えする前に、意識を変える話をさせて下さい。
私の場合もそうですが、尿漏れの原因は何某らあるものです。起きた理由は何であっても、機能的に欠損や麻痺でないのなら機能はちゃんとあるわけで、それを出産や年齢のせいにしてただ受け入れてしまうと、その状態に固定化されてしまいます。
病院の診察室で検査結果として聞いてしまうと、「医者が言ったのだから」として素直に受け入れて固定化してしまうのです。
医者もわかっている事とわかってない事があります。なぜか?生命の実態を理解できていないからです。あくまでも理論とそれに基づいた経験論です。その場合に「様子を見ましょう」と言います。わからないからです。経過で判断しようとしているからです。
さぁ意識を変えていきましょう!
例えば、老化と歳をとる事は違うという意識が必要です。確かに若い頃の様には体力面特に持久力の低下は否めません。だって毎週2時間は体育の授業があり、クラブ活動などしていたり、成長ホルモンの影響があるのですからね。比べる方が無茶なのです。
歳を取れば無理や無茶をしません。それが常識であり良識なのです。自己の60〜70%位の力で何事もこなそうとします。それが歳を取るという事です。
一方で老化とは、機能低下を前提とした言葉です。私が30年前に専門学校で勉強していた頃から、老化の言葉を頻繁に耳にする様になりました。
その前は歳を取るという言い方だったのに、何事も老化と言って加齢のせいにする言葉として、医療現場で使われる様になりました。
うがっていうなら、老化と言ってしまえば全て片がつくのです。詳細を説明したりしなくても済みます。そして歳をとった患者は皆それを受け入れます。
それが違うというのです。
歳をとり寝たきりなら老化と言われても納得しますが、何歳になっても重力に逆らって立てるのなら、そしてそこから歩けるなら、基礎体力を見るのではなくて『機能体力』はあると見ます。
スポーツマンではない限り、どれだけ歳をとっていても機能体力があれば動けます。
機能は麻痺系でも無い限り、無意識に働いていてあなたを何時も助けています。だから起きれるのです。歩けるのです。家事が出来るのです。
そこを見ないで、自分の中の状態不全を悪者を老化や出産のせいにして、解決しないまま訳のわからないリハビリをしても意味が無いのです。
本当に筋力や体力が無ければ、先ずは起きれません。歩くなんて無理です。
痛くてもそれが出来るのなら、機能的体力はあるという事です。ただ、そこへの命令が上手く働いてないのです。減退しているのです。
そこへ、妥当なそして思い当たる理由を付けてあげれば、あなたは納得してそいつを悪者にします。「私は悪く無いんだ」「老化のせいだ」「出産したからなんだ」とね。
簡単に言えば脳と筋肉や関節や骨格との連動性=コミュニケーションが悪くなっているだけなのに、第三者の意見でそいつを悪者にしていませんか?という事です。
どんな理由であっても私では無く、その場所が関節が筋肉が悪いんだと収めている限り、自己治癒力もグッドコミュニケーションも復活しません。
例えば、毎ウォーキングしている人は、どんな意識で歩いていますか?
ただ距離や時間を伸ばして、「今日はたくさん頑張った」としていませんか?
それでは機能は回復しません。もっともっと早く遠くへと思えば思うほど、実は筋肉は硬直してブレーキが掛かるのです。
そんな時は、足を出そう!足よ出てちょうだい!もっと遠くへ、さっきより早くと言った明確な命令を必要な筋肉たちに行わなければ、あなたの意思は届きません。
歳をとって歩けないのでは無く、命令を掛けなくても動いた身体が、いつの頃からか命令を必要とする様になったのです。
それが歳を取るという事です。いずれはこの世界から離れていく時があるなら、歳を取るとは身体の全体がその準備に入る時があるという事です。
コミュニケーションが取れにくくなるのもその為ですが、機能は無くなってないので意識を敢えて付けて行動していけば、若い時とは言いませんが動く体になれます。スムーズな排尿の為のコントロール、つまり膀胱括約筋がしっかりとしてきます。
当たり前に使っていた身体にもう一度コミュニケーションを取り直す行為が必要なんだと理解して下さい。そうやって自己意識を改革して下さい。
今日は長くなったので次回に実際の方法の話をしましょう。
続く
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