思い切って助けを求めたのに…

日常生活に支障があるわけでもないし、タスクはこなせていると思います。むしろ、順調なくらいだと思います。

ただ、夫の7回忌が目前であること、叔母の成人後見人がやっと決まったことで動き出したことがあること、その他、希望の会関連のことでも良い意味で進んでいることが並行している中で、ふと自分の心は本当に大丈夫なのかなと思ったのです。

活動を通じて、緩和やメンタルの医療者の方々とお話する機会が少なからずあります。
また、先日、発行された『遺族ケアガイドライン』を読み、
(やっぱり私、平気じゃないよね)と自覚したのです。


夫をがんで亡くしただけではなく、父は突然死だし、母は火事だし、叔母は発見だし…
どれ一つでも堪えるのが普通だよと受け入れて、昨日、心療内科に電話をしました。

すごく勇気が必要でした。
明らかに日常生活に何らかの支障が出ているならともかく、なんとなく
『大丈夫か、私』という状況でいいんだろうかと。
初診の予約を取るためにやりとりがあったのですが、その中で
(私、およびじゃないんだ)と感じて、「やっぱりいいです」と言いました。
そうしたら「いいんですね。じゃあ、また、何かあったらご連絡ください」と電話が切れました。
いや、これでいいのか…モヤモヤしています。

相談支援室とか、医療機関とか、その扉を開けるまでには、迷い、悩みます。
(自分たちが行ってもいい所なんだろうか)と思います。
誰が見ても明らかに支援が必要だという状況ならともかく、表面には表れていない。その状況では、特に、躊躇いを感じます。
ファーストコンタクトって本当に大事だと、昨日の経験でしみじみ思いました。

このようなことを打ち明けると、大抵『休む』『ペースダウン』
を勧められます。
休みたいんじゃなくて、続けていきたいからヘルプを求めたのになと思います。
何か大きなことが起きると、『ここに相談できる場所があります』というお知らせが加えられますが、ちょっとした段階で支えと繋がることこそ大事なんじゃないかなと思った出来事でした。
※こんなことを書くと心配されるかもしれませんが、手加減しなくて大丈夫です(笑)


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全国胃がんキャラバン、多くの人にがん情報を届けるグリーンルーペアクションに挑戦しています。藁をもすがるからこそ、根拠のある情報が必要なのだと思い、頑張っています。