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私はカフカほどの絶望人間じゃなかった。
私には、ネガティブな感情が必要なのかもしれない。
自分のネガティブな部分を受け入れたり、思いきり向き合うことで、前向きになれる気がした。
カフカは、そのネガティブさで成功した人。
自分は不幸のままだと、思い込んでいたみたいだけれど、その気持ちでいることが逆に幸せだったのかもしれない人だ。
たくさん共感できる部分もあって、その中の一部を書いておこう。
頑張りたくても頑張ることができない
頑張る気がないわけではない。頑張りたいのに、頑張れないんだ。頑張る努力はしてるのに。
ひとりでいれば何事も起こらない
1人で家にいれば、何も起こらない。ただ、安全なだけ。でも、悪いことも起こらなければ、いいことも起こらない。じっとしているだけでは、幸福まで逃してしまう気がして。
孤独さが足りない、さびしさが足りない
苦しさでいっぱいになると、今いる場所から遠くに行こうとする。1人で海に訪れたのも、より孤独を味わうことで、心に安らぎを求めていたのかもしれないな。
心配がふくれあがって本当の病気に
自分への高すぎる関心がやめられない。心配や不安のせいで、自分を追い込んでいるのは分かっているのに。
重いのは責任ではなく、自分自身
女性や年上、社会人としての責任とかよりも、自分自身を抱えて生きることへの責任が重い。
生活のための仕事が、夢の実現の邪魔をする
働く上で、生活のためにという現実もあると思う。でも、その中での喜びは必ずあるし、続けていくうちにやめられなくなったり。そのことで、自分の本来の夢から、気持ちも遠ざかってしまう。
二人でいるほうが、もっと孤独
1人でいるときの孤独より、誰かと一緒にいるのに、その人と心が通じ合わないときの孤独の方が、より寂しく、切ない気がする。
カフカの言葉から、私なりの共感できる思いを書いてみた。
自分よりもネガティブすぎるカフカには、笑ってしまう言葉がいっぱいあって、逆に元気になった。
落ち込んでいるとき、ポジティブな言葉に救われるか、ネガティブで笑えるか、そのとき次第だけど、どちらの考え方も大切だと思う。
読んでくださり、ありがとうございました^^