まめ社長(予定)

地方都市の中小零細製造業の3代目(予定)です。(予定)が外れるまで事業承継、経営、家業…

まめ社長(予定)

地方都市の中小零細製造業の3代目(予定)です。(予定)が外れるまで事業承継、経営、家業あるある、表では言えないことなど、経験したことを記していきます。身バレしても黙っていて下さい。アイコンは娘の描いたあいだのじいさん。Uターン当時アラサーだったのが今ではアラフォーです。

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  • 中小零細の3代目はつらいよシリーズ

    【連載】地方の中小零細後継ぎの奮闘記をまとめました。

最近の記事

ムスメの幼稚園の先生がうちの会社のTwitter(私が中の人)を見ているだと!!

    • 補助金の一次審査(書類)突破して自信が回復しました。

      • note書くの再開したので読んでスキ!してね!

        • 地方の中小零細3代目はつらいよ。その11 4つ巴の戦い

          4か月の沈黙を破り帰ってきました!!まだ身バレしてません!消されてません! ここまでの話を一応振り返っておきますと、創業者(おじいちゃん)死ぬ→二代目(おとうさん)社長就任→株主(大叔父)しゃしゃり出る→三代目(わたし)帰ってくる→揉める→ヤクザ出てくる→銀行出てくる→会社ピンチ! ざっとこんな感じです。 銀行に反社を派遣して脅しに掛かってきた相手陣営。対策をベテラン弁護士先生と考えていました。銀行との交渉の前にとりあえず警察に行っておこうと。私は今まで免許の更新とバイク

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        • 中小零細の3代目はつらいよシリーズ
          11本

        記事

          地方の中小零細3代目はつらいよ。その10 三つ巴の戦い

          間があいてしまいましたが、なんと10回目。張り切って書きます。 前回までのあらすじ。会社の株を高く売りつけたい大叔父の思惑を根回しをした調停で防いだ私たち。大叔父の取った次の手段は黒塗りの車に乗った反社会勢力を使った脅しでした。さあどうする三代目!? 30歳まで社会の荒波に揉まれることなく不自由なく暮らしていた私なので、反社勢力とのお付き合いの仕方なんて知るはずがありません。社長ももちろん知りません。初代は時代もあってお付き合いがあったようですが、仕事には一切のかかわりが

          地方の中小零細3代目はつらいよ。その10 三つ巴の戦い

          ついに鬼滅の刃全巻を入手!父親の面目躍如!!

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          毎週投稿が目標でしたが今週難しいかも・・

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          鬼滅の刃全巻まであと6巻。クリスマスまであと23日・・・

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          地方の中小零細3代目はつらいよ。その9 黒塗り襲来

          さあ連載9回目です。いよいよ私が記録に残しておきたかった体験のパートに入ってきます。実名で書くのが憚られたのはこの出来事のためです。なかなか表には出せない・・・ 自社の株式の買取を巡って調停を起こした私たちでしたが、株価の算定が相手側の想定価格の約1/4だったため、調停は不調に終わりました。そんなある日、会社に1台の見慣れぬ黒塗りのクラウンが停まりました。 その車から降りてきたのは大叔父と、これまた見知らぬスーツ姿のオールバックの壮年男性。(わかりやすい)大叔父はそのオー

          地方の中小零細3代目はつらいよ。その9 黒塗り襲来

          クリスマスまでに鬼滅の刃全巻を集められるだろうか・・・残り9巻(最終巻含む)

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          違った。「〇〇を退職して××にjoinしました!」だった。

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          「〇〇にジョインしました!」言ってみたいよね。

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          地方の中小零細3代目はつらいよ。その8 調停

          こんにちは。なんと第8回です。続いています。 本編の悪役である大叔父から株式の発行を求める裁判を起こされた私たちは、対抗する手段がなかったため、苦し紛れの時間稼ぎの策で、登記上はないはずの「譲渡制限」の記載を株券にコソっと施して株券を発行しました。 案の定、訴状が届いてもう一度裁判を・・・ということになりそうでしたが、その訴えは棄却されることになりました。裁判所の判断によるところ、「登記上は譲渡制限がないので、書いてあっても効果ないよ」「書いてあるのも不自然だから書いてい

          地方の中小零細3代目はつらいよ。その8 調停

          地方の中小零細3代目はつらいよ。その7 裁判

          さあサブタイトルが物々しくなってまいりました。 入社して最初の株主総会が終わると、一通の郵便が会社に届きました。配達証明で届いたそれはなんと裁判所からでした!!! 今までそんなものも見たこともなく、裁判なんでドラマやニュースの中の話だと思っていた私は焦りました。社長であるお父さんも当然焦りました。 しかし、こういう事態に備えて我々は顧問弁護士と契約をしている!すぐに思いつき、早速相談に行きました。(この時の私の行動・決断スピードは今よりも早いかもしれません。問題があると

          地方の中小零細3代目はつらいよ。その7 裁判

          地方の中小零細3代目はつらいよ。その6 株主総会

          さて、どこまで続くのか。第6回目です。 家業へUターンし、経営者としての道を歩みだした私は3人の先生をバックにつけ、まずはすべての業務を経験することにしました。 営業、経理、総務、そして工場です。(労務はちょっと手が出し切れませんでした。)当時の従業員の平均年齢は比較的高め。3年以内に次の担当者を考えないと引継ぎができないリスクがかなりありました。跡継ぎがいきなり東京からやってきて、ベテランの首を切る。こんなことをしたらどうなんでしょうか。。。頭をよぎりました。まあとにか

          地方の中小零細3代目はつらいよ。その6 株主総会

          地方の中小零細3代目はつらいよ。その5 帝王学を学ぶ

          こんにちは。地方の中小零細企業の3代目社長(予定)のまめです。 前回の内容は地元への期間前の準備でした。家業に結構な額の借金(借入と書くとビジネスっぽくて悲壮感が薄まりますね)があることがわかり、その削減をゴールにしました。 さて今回はその目標に向かっていくために学んだことです。私は勝手に自分で「帝王学」とエラそうに呼んでいます。会社の経営というものは、書籍や理論などが無数にあることが示す通り、正解があるようでないものだと思っています。では経営とは何かというと、目の前にあ

          地方の中小零細3代目はつらいよ。その5 帝王学を学ぶ