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日常を深める

12月になり1年を振り返る時期になりました。
今年は、何か成果があったかな・・・となる頃。
皆様はいかがでしょうか?


「あれ、私何か進歩があったかな?」
日々の掃除や洗濯などをしつつ、ふとそんなことを考えてみる。



心に雑草が生える感じ


毎日同じような作業を繰り返している私たち。
日常の雑多な用事、家事って本当にキリが無いなぁと思う。


掃除や洗濯をしたり買い出しに行ったりと、生活は基本的に同じことの繰り返しですね。


家事は手抜き出来るし、ちょっとサボっても影響は無い。
だけど大きく怠けると家の中は乱れていく。


家事をどこまでやるのか?どこまでが適切なのかはよくわからない。
それに直接収入になるわけではないし、出来ればやりたくない。



けど面倒くさがって放置した結果、自分に芽生えた乱雑な心は肥大化し、
まるで空地の雑草のごとくどこまでもおいしげる。




たいへん、たいへん💦
ああぁ、風呂掃除はやくすればよかった・・・となってしまう。



毎日同じことの繰り返しの中にあるもの


「掃除なんて同じことの繰り返し、どうせまた汚れるのに何でやるのかな」と思ったこともしばしば。


だけど、掃除したあとの部屋は何といってもすがすがしい。
流れている空気が違う。


「よし、○○時までにおわらせる!」と決めて取り組むと早く済む。
それに「あ、何か雑巾がけっていいな・・・」と発見みたいなものがある。




そして、同じことの繰り返しの中には、実は大切なものがあるに違いないと思うようになった。




バーレッスンを繰り返すバレリーナ

例えるならこんなことかも。

舞台に立つバレリーナはじっくり身体と向き合う。
バーレッスンという決められた基本動作を、1日も欠かさず繰り返します。



「昨日も基礎レッスンやったから今日はいいや・・・」とはならない。
野球なら素振りとかコンディショニングでしょうか。


この基礎練習はとても地味だし、はなやかさはない。
だけどバレリーナが1日それを怠れば、身体は動きを忘れていく。



3日もするとそれは観客にもわかるという。
筋肉はサボりはじめ、人を感動させるような美しい動きは出来なくなる。



家事も同じようなことかもしれません。🙂


家事は地味だし、人を感動させるものではないけれど、
自分も含めそこに住む人の心身に影響する。



きれいな玄関は気持ち良いし、きれいなトイレの方が良い。
古くなったモノも「ちゃんと手入れされているな」と心地良い。


毎日同じことを繰り返す
定期的に手入れや掃除をする
家の中を整える

そこには発見があり、工夫することでちょっとした面白さがある。
自分の変化を知るモノサシにもなっているみたいだ。



それに上達していくというメリットもある。
カレーは(カレーに限らず)繰り返し作ればどんどん上手になるように。



昨日より今日、今日より明日と発見と工夫を繰り返す。
上達し、自分の変化にも気づく。何かが少しずつ進歩していく。


定点観測で変化に気づき 進歩へ


おそらく毎日違ったことをやっていたら変化や違いや、進歩に気づけないでしょう。定点観測をするからこそわかること。



淡々とした日常、つまらないと思える単純作業、
面倒で軽視されがちな家事。


同じことをやってて進歩が無いのではなく、
同じことを繰り返しやるからこそ進歩があるのかもしれない。


ひょっとしたら淡々と日常をこなした先に振り返ってみたら、
何か大きなことが達成できているのかも。


先週はまだ緑色だったイチョウ
公園は黄色いじゅうたんに変化🍂


お読みいただいてありがとうございます。😀




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