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PTOTSTよ!世は大転職時代の始まり!

診療報酬改定

セラピストのみなさん。診療報酬改定のニュースみました?
ふだんなら「へ〜〜〜〜」ってくらいの関心度なんですが、今回は違う!
なぜなら、私達!医療従事者の賃上げについての記載が明記されているから!!!

看護職員、病院薬剤師、その他の医療関係職種の賃上げについては、令和6年度にベースアップ+2.5%、令和7年度にベースアップ+2.0%を実施していくための特例的な対応として、年末の大臣折衝にて診療報酬改定率 +0.61% が設定されている。


・・・らしい。

バーロー。たとえ2.5%上がったとして、ここ数年の社会保険料の上がり方はひどく手取りがすっげー少なくなっていたんだぜ!?

せやかて工藤、なくなったもん取り返せるならこの機会に取り返しとかなあかんちゃうか?

なぜ大転職時代なのか?

それはもう「より良い待遇で働くため」の一言に尽きる。
私は現状、自分の満足する条件&待遇で働いているので変わるつもりはないが、最近の求人情報をみるとあまりにも待遇が低く驚くばかり。
やってる仕事内容と待遇が見合っていない。わたしたちの仕事は、感染リスクが高く3Kと言われる環境だ。

みんな自分の気持に正直になっていいんちゃう?
やりがいってそんな大事?

私はいつも思うんやけど「患者様に優しく接し、技術を提供するにはまず気持ちのゆとりが必要。」「気持ちのゆとりはお金のゆとり」「お金があって事こそプライベートの充実」なのだ。
まぁ、異論は認める。
今回の改定では全体的にプラス改定で、従業員の賃上げに積極的に取り組んだ病院は年間なんと数千マンレベルでの収益が見込まれるのでそれを従業員に還元しなくてはいけないのだ。

どういった病院が積極的に賃上げするのか

私の思うポイントがいくつかある。完璧に私の主観やけど、セラピスト界隈で給与がよいとされる勤務先には共通点があるのです。

○CTやMRIなどの大型検査機器がない
…設備投資をしていない病院はその分、職員への還元率が高い

○減価償却が終わっていそうな築年数が経過している建物
…設備投資をしていない〜以下同文

○病院の規模が小さめ
…病院の規模が大きいとそれなりに経費がかさみ、職員数も必要となり分配の分子が多くなる

○重症患者(人工呼吸器使用)、医療区分の高い患者が多い
…いわずもなが医療点数が高いのでその分病院の収入が大きくなる

などなどすぐに思いつくのはこのあたり。
また今回の改正で療養病院はプラス改定であったため、賃上げの取り組みの点数も増えることを加味すれば収入増の病院がかなり増えるハズ。
が!!!!
病院運営には膨大な水道代や電気代、備品が必要でもれなくすべて値上がりしている。病院側からしてもプラス改定と言っても物価高に応じているのではというところが本音ではないだろうか。
国はほんとに医療業界を軽視しているよなぁ。

大事なことを伝えとく

転職に悩むみなさん。
大丈夫、転職しよう。職場変えて大丈夫。
私達には資格がある。
どんな環境でもリハビリはできる。それぞれの環境に合わせたリハビリできるやん。STEFがなくても上肢の評価はできるし、セラプラストがなくても手指のリハはできるやん。
やりがいなんてもんは自分の仕事の中から自分で見つけるんであって、周りから押し付けられるもんでない。
自分の時間を大切に。
自分の家族を大切に。
自分が一番何をしたいか。転職して大丈夫やよ!

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