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今は家でやりたいことを探してるんだ

学校に行けない子=かわいそう
学校に行けない子の親=気の毒
不登校=不幸

今のところ多くの共通認識だと思う。

「羨ましい!」とか
「そんな風に育てるにはどうしたらいいか知りたい」とかにはならない。
一般的に。

でも、不登校=不幸ではない、と学び始めてる。
自慢できるような生活はしてないけど、本人は不幸そうには見えない。

ゲーム三昧で、興味の持てない勉強は一切せず、起きる時間も睡眠時間も好きなようにできている今の生活は、本人としては一番ラクで、理想的な生活なんだと思う。

世間一般で良い悪いで言ったら、どうなの?とは思う。
それを見続けている親は正直キツイ。
確かに不幸と思われるレベルかもしれない。
だから、やるべきことをやってない(やらせられない)後ろめたさから、私は不幸ぶってた。

でも、不幸とするかどうかは自分次第だ。
私が「不幸じゃない」と言えば、そうなんだ!となる。
私が「学校には行ってないんだよね、でも毎日楽しそうだよ」と言えば、そんなもんか、となる。
学校を否定するのでもなく、選択肢として行く子もいるし、行かない子もいるよね〜、くらいな悠々とした感じで。

不幸テンションで話すと、なんだか自分も落ち込むし、なんかもうやめたい。

学校に行ってないからといって下を向くことはない。
堂々としてていい。自分で選んだ道を歩いているんだから。
息子にはそう言ってる。

あとは、自分もそうするだけだ。

「中学の息子さん、学校どう?」って聞かれたら、
「うちは行ってないよ、今は家でやりたいこと探してるみたい」
と明るく元気に答えようと思う。

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