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不登校児親の夏休み

 夏休みですね。
日ごろ風に乗って届く中学校のチャイムが聞こえないだけで、気持ちがだいぶ楽。

 部活で真っ黒に焼けている中学生を羨望の眼差して見つめてしまったり、塾の前に山盛りに停められた自転車を見て胸がギュッとなったりするのは、正直なところ。

 13歳息子は、昼に起きて来て(さらに遅い時もある)、持ってるスマホからは顔も上げないままリビングのPCをつけてゲームを始める。24時間冷房の中で。夜は遅くまで起きてる。何をしてるのかはわからない。

 会話はあるけど、自分の欲しいものについてとか、なんか甘いものない?とか。

 不安がないわけない。親として。

 でも、信じたい。
本当は色々わかってるんだと。ただゲームで現実逃避しているだけではないのだと。ただYouTubeを流し見して暇つぶしをしてるだけではないんだと。
親の苦悩も伝わってないはずない。何かしら考えてるんだろうと、何か探してる、何か立ち上がるための準備をしている・・・のかな・・・と。

まあ、こちらが期待しているようなことは何も考えていないとしても、今が楽、ゲーム三昧で幸せ、なんだったら、ひとまずはヨシとするかな。
夏休みだし。
こっちも休みたいわ。

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