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〈リファレンス管理に革命!〉知らないとやばいEagleの世界

いいな〜と思ったリファレンス、何に保存していますか?

『良質なアウトプットは良質なインプットから』
デザインにおいて、参考となるアイデアを集める作業はほんっっっとうに重要な工程です。
いいリファレンスを集められたらもうほぼ勝ち確と言っても過言ではないでしょう。(多分)

そんなに大事な作業にも関わらず、いろんなところのいろんな画像や動画を集めているうちに、「あれどこいったっけ??」「何が良くて保存したんだっけ…」となることはありませんか?

世の中、アイデア散らばりすぎ〜!!!

かく言う私もしょっちゅうありました…
そう、Eagleに出会うまでは!!!!

Eagle〜!!!俺たちの、Eagle〜!!!

「なんでこんなに興奮してるの、落ち着いて??」
「そもそもEagleってなんやねん!」
と言う声が聞こえてきそうですが…
読み終える頃にはあなたもきっと叫び出したくなるはずです。


Eagleって何なん?

Eagleとは…
画像やアイデアを収集して、整理・検索・閲覧ができるツール。
収集可能な対象はかなり広く、画像・動画・音声など大体のものはOKです。

サブスクではなく買い切りで提供されており、最初の1ヶ月は無料で試用が可能です。(2024.5現在)
私も現段階では無料で使っています。
なお、買い切りは約30ドルですので、ちょっとライトな飲み会1回分くらいのお値段でしょうか。

ここがすごいぞEagle!

実際にEagleを使ってみて、個人的に「すげ〜!!!」となったところを3つ
挙げてみます。

ちなみに具体的な操作や導入方法については、他の方の記事やEagleのヘルプを参照したほうが学びが多いと思いますので、ここでは割愛しています。

1. 大体何でも保存ができる

静止画も動画も音声データやフォントでさえも、Eagleのなかに一緒に保存が可能です。
世の中にあるアイデアのほぼなんでも、気にせず思いついたままポイポイ入れていける箱があるってよくないですか??

2. ドラッグ操作だけで保存ができる画期的UX

これですこれ!!これがとにかくすごいんです!!!

左がChromeのページ、右がEagleです

お分かりいただけましたか?
そう、気に入ったアイデアをドラッグ&ドロップするともうEagleに保存できてしまう…
しかも保存したいフォルダなんかも選べてしまいます。
え、ちょっとファビュラスすぎません???

ただし、単にEagleを入れただけではこの操作はできないので、必ず拡張機能を入れましょう!
(下記リンクから拡張機能がダウンロードできます。全人類入れましょう。)

他にも便利なショートカットがあるのでそちらを駆使することでも保存が可能です。

スクショもEagleに即保存することができます

3. 情報の残し方が自由自在

保存した後のデータも、整理しやすくて探しやすいのがEagleのすごいところ。
フォルダで分けることはもちろん、自分好みにデータを管理できる便利な機能が色々あるんです。(ここに書けてない機能もたくさんあります)

① 任意のタグが複数つけられる

「これは〈バナー〉に分類したいけど、〈カラースキーム〉として今後参考になりそう、でも〈今やってる案件〉に使うこともわかるようにしておきたいな〜〜〜」
…ってことありますよね。

そんなときでも大丈夫!
Eagleだと任意のタグが作れて、さらに同じデータには同時にいくつもタグがつけられます。

さらに検索時に該当のタグでフィルターすると、簡単に探したいデータに辿り着くことができるのでとても便利!

試しに先ほど保存した画像にタグをつけて、検索してみましょう。

まずは任意のタグをつけていきます
次に、探したいタグで検索をかけていきます

余談ですが、Notionのプロパティ機能と同じ感覚です。

これでもう、カテゴリ分けするためにフォルダをたくさん作って、それぞれのフォルダにアイデアを振り分けて…という地獄から解放されましたね!
success!

② メモを残しておける

「このアイデア、どこがいいと思ったんだっけ?」と、あとから思うのってあるあるですよね…
Eagleならデータと一緒にメモも保存できるので、ささっと書けば見返した時に困ることがなくなります。

よかったポイント、ひらめいたアイデアを残しておける

Eagleにデメリットはないの?

ここまで散々すごいすごい!を連呼してきましたが、翻ってデメリットについても触れていきます。
個人的に感じたこととしては、

1. データ保存のための容量確保が必要

ユーザーの任意の場所にデータを保存することになるので、人によっては容量を食ってしまうことがデメリットに感じるかもしれません。
ローカルフォルダでもいいですが、容量が気になるのであればGoogle Driveなどのクラウドデータに保存先を設定するのがよさそうです。

2. スマホで使えない

今のところPC対応のみで、スマホのアプリなどはありません。
PCを広げることができない状態下や、出先でさっと使うということができないのは、便利なツールだけにもったいない気もします…

3. 一部保存できないものもある

まれではありますが、Vimeoなど保存でエラーになるものもあります。
そういう場合には、そのサービス内で保存するか、スクショなど形式を変えてアイデアを保存するのがいいと思われます!

と、まあデメリットもあるものの、それを補ってあまりあるメリット!!!
Eagle本当にオススメです!

【補足】Pintarestとの使い分け

「え、Pintarest使ってるんですけど?」って方もたくさんいると思います。(私も使ってます)
もちろん、Pintarestに保存したものをEagleに保存することも可能です。
どちらか一方だけを使うより、組み合わせて使うともっと幅が広がるので、参考までに個人的な使い分けをメモしておきます🗒️

結論から言うと、
【Pintarest】
ちょっといいな〜!くらいのレベルのものも仮でめちゃめちゃ保存する
似たアイデアを探すときや、ひらめきを得たい時に使う
【Eagle】
かなりいい〜最高!一生推す!くらいのレベルのものを厳選して保存する
Pintarestで保存したアイデアをさらに抽出したいときに使う
案件ごとにまとめてムードボードを作成したいときにも

今のところこんな感じで使い分けています。

Eagleには、似たデザインや新しいアイデアをオススメしてくれる機能がないので、こちらはPintarestに軍配があがります。
一方のPintarestは、保存した後のデータ整理が若干面倒に感じるので、整理するフェーズはEagleが最強かなと思っています。

Pintarestって気づいたらこうなってません?

まとめ

いろいろ書きましたが、言いたいことはひとつ!

Eagleはいいぞ〜〜〜!

特にドラッグ&ドロップ一発で保存できる快感は、ぜひだまされたと思って試してほしいです!やみつきになります!

ここまで読んでいただきありがとうございました!
拙い記事でしたが、みなさんのリファレンス生活(?)に少しでも役立つとうれしいです!
新しく使い始めてくれる人が増えるとうれしいな〜

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