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就活生、新入社員ほど"錯覚資産"を使った方がいいと思う

おつかれさまです。mamekaです。

以前、就活生に向けて以下の記事を書いたのですが、まさに21卒の皆様は、就活真っ最中ということで、
かなり重厚な内容を投稿してしまったことを後悔しています。
(しかし、私が当時就活生だったら知っておきたかった内容を書いているので、22卒の方のために、消さずに残しておきます、)


そして、新卒1年目の(文系の)皆様には、私が苦労した点も含めて、試行錯誤の結果たどり着いた以下のスキル5選を過去にお届けしています。


それでは、本題に入っていきましょう。
今回ご紹介したい内容は『錯覚資産』です。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
ふろむだ (著)

『錯覚資産』とは、2018年に、上記の書籍でとても有名になった言葉です。意味としては、

『錯覚資産』=『「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」及び、それを引き起こす事実のことです。』

とあります。そして、解説によると、以下の心理学を用いているそうです。

この錯覚を引き起こしているのは、ハロー効果です。ハロー効果は、多くの心理学実験で確認された認知バイアスの1つで、「1つのプラス属性に引っ張られて、他の属性を過大評価してしまう」という現象です。

簡単にいうと、『錯覚資産』とは、「相手に勘違いさせる力」と言い換えることができるでしょう。
あまりいい響きではありませんが、良い使い方をすれば、特に、就活生、新入社員の皆様にとっては絶大な効果を発揮すると思います。


ここで『錯覚資産』を使うことによる3つの効果をご説明します。


①あなたという人間を説明する際に、一貫して偏ったストーリーを語れば覚えてもらいやすくなる

こちらは、今考えてみてもそう思います。入社したての私は、いきなり『新規事業をやりたい』と言い張っていました。
(今では、営業→マーケティング等と経験してみないと、本当のビジネスはわからないかなと考えてます。)

周りが年配者ばかりだったので、今流行りのスタートアップの情報などは、詳しくなかったのに加えて、
本業には、直接関係なくても、少しでもTech系に関係ある話をしていました。

周りからは、「とにかくTech系に夢中になっている社員」というように映ったみたいです。
そうなると、「RPAやAIなどTech系の話があれば、mamekaへ」となります。

就活の場合は、短い時間で、自分の印象を残さなければいけないと思いますが、”一貫したストーリー”を語ることによって覚えてもらいやすくなります。


②(他もすごいと思ってもらうというよりは、)短所(弱み)をカバーできる

各人の長所は短所の裏返しであり、その逆も然りなのですが、長所を先に見せることで、
その人に、「ああ、この人の長所はこういう点なのか。そしたら、その点が短所となっても目を瞑ろう」という風に思ってもらえると思います。

まず、自分の長所から伝えることを意識しましょう
そのためには、自分自身を良く知って、強みを見つけることが必要です。


③機会を作り、実力をつけ、実績を出すいいサイクルを生み出せる

こちらは、特に新入社員向けです。スタートダッシュは、「いかに仕事を任せてもらえるか」が重要です。出来るだけアピールして、仕事をとりにいきましょう。そして、自信がなくても、まずは、与えられた仕事をやってみましょう。
インプットも大事ですが、アウトプットによる学習効果は非常に高いです。


話をまとめます。
『錯覚資産』を是非活用しましょう。以下のメリットがあります。

①あなたという人間を説明する際に、一貫して偏ったストーリーを語れば覚えてもらいやすくなる
②短所(弱み)をカバーできる
③機会を作り、実力をつけ、実績を出すいいサイクルを生み出せる

以上です。

(参考)
林修先生も注目する「錯覚資産」とは? 著者自らがそのポイントを解説
https://diamond.jp/articles/-/181427

http://braindump.jp/にブレインダンプの記事をまとめております。 ユーザーの皆様の目標達成に役に立つアプリであることを目指して誠心誠意取り組ませていただきます!!