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憂いの雨、夏がおわる


びっくり。もうすぐ8月が終わろうとしていますね。
今日は私の住んでいるあたりはずいぶん雨が降りました。
朝夫を玄関で見送り、今日は午前中のうちに買い物に…行きたかったんですが、
あまりに降るので嫌になってしまいました。
9時頃には冷凍庫の作り置きと冷蔵庫の中身を確認し、これならまあ買い物に行かずに1日乗り切れるかな、と判断。
雨の音を聴きながらコーヒーを飲み、家にこもっていました。
どんよりした空の色は憂鬱になりますが、雨の日はコーヒーが美味しい気がする。

心なしか朝晩は涼しくなってきたように感じるこの頃ですが、まだしばらくは暑い予報のようですね。
とはいえ季節が進むのを肌で感じ、なんとなく「夏の終わり」ってものに切なさを感じています。


雨の日にひとりで家にいると、なんだかいつも小学生の頃を思い出すんです。
雨の日独特の、いつもより薄暗い廊下、教室のにおい、白々しい蛍光灯。
普段まっさきに校庭に遊びに行く子たちも外に出られず、人口密度の濃い校内。
教科書やノートの湿気を含んだ感じ、女の子の内緒話。
記憶はだいぶ遠いものになっていますが、雨の日は嫌いだった気がします。

大人になってよかった。
寂しくても、美味しいコーヒーに救われるから。




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