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No.③四国ドライブお遍路:第二日目【発心の道場~徳島編~】※1/2

徳島お遍路の旅。二日目がスタートです。今日はスケジュール的に少しゆっくりの10:00スタートです。

飲み助のまめ助&はち助は朝ごはんを食べないことが多くて、今回も行き当たりばったりで、道中コンビニおにぎりなどを食べようと思います。

国道438号線をひたすら西に進みます。

お世話になったビジネスホテルを出発
道すがら道の駅「温泉の里 神山」で寄り道
魅力的な産直商品を横目に今は我慢

第12番札所:焼山寺(しょうざんじ)

徳島の宿を出発して約1時間で、最初の目的地である第12番札所焼山寺に到着。
ここはお遍路旅最初の難所です。後半は車がすれ違えない林道が続きます。軽四自動車でも少々困難な道なので、大型車で参拝する方はくれぐれも用心してください。
歩きお遍路の山道は「お遍路ころがし」としても有名です。

こんな道が続きます。後半はガードレールも無いような道もあるので油断禁物です。

焼山寺についての解説

歴史:四国霊場で2番目に高い山岳札所。この山には神通力を持った大蛇が棲んでおり、しばしば火を吐いて農作物や村人たちを襲っていたことから焼山寺と名がついた。
創建:弘仁6年(815)
本尊:虚空蔵菩薩(うぼう あきゃしゃ きゃらばや  おん ありきゃ まりぼり そわか)
アクセス:極めて困難(軽四でも少々怖いです)
駐車場:山門まで約10分(料金500円)

困難な林道をくぐり抜け到達した広い駐車場
駐車場から歩くこと約10分たどり着いた山門
本堂(うぼう あきゃしゃ きゃらばや  おん ありきゃ まりぼり そわか)
大師堂(南無大師遍照金剛)

焼山寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

駐車場から山門までの道のり。たくさんの仏像がお迎えしてくれます。
山門をくぐった景色。樹齢数百年の木々が迎えてくれます。
言うまでもない眺め。八十八カ所の中でも2番目に標高の高い霊場ですからね。
途中で見つけた、ほっこり。かわいい。どこか探してみてください。なんとなく幸せな気分になりますよ。

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)昨年の記憶から、とにかく道中の険しい道のりを身構えていましたが、何とか無事に到着することができました。お寺から眺める景色は最高でした。
(はち助)向かう道は、ちょっと不安になる山道。運転しているまめ助は時折怖い顔をしていましたが、一生懸命運転してくれて無事に到着。そんな思いをして到着した焼山寺は、やっぱり何か違う!樹齢数百年の杉の木が整列して迎えてくれます。数百年前にタイムスリップしたような、なんとも言えない独特な空気感に心が癒されました。


お昼は念願のうどんを食す

「ランチは何食べようか?」もちろん行き当たりばったりです。
道中に飲食店どころかコンビニもほとんど無い状況の中で、往路で立ち寄った道の駅でうどんを食べました。
店内で食べるか?屋外テラスで食べるか?
もちろん屋外で!自然を満喫しながら素朴なうどんを頂きました。
何度も言いますが、まめ助&はち助は食の嗅覚だけは誰にも負けません(笑)

川の流れを眺めながら美味しいシンプルなうどんを頂きました!

第13番札所:大日寺(だいにちじ)

12番札所焼山寺を出発して約1時間(お昼休憩込み)で次の大日寺へ到着。天気は昨日とは打って変わって晴天。

大日寺についての解説

歴史:弘法大師がこの地で護摩修法をされていたさいに、空中から大日如来が紫雲とともに舞いおり、「この地は霊地なり。心あらば一宇を建立すべし」と告げられた。大師は、さっそく大日如来像を彫造して本尊としたと伝えられている。
創建:弘仁6年(815)
本尊:十一面観世音菩薩(おん まか きゃろにきゃ そわか)
アクセス:極めて良好(県道沿い)
駐車場:山門まで約2分(一般の県道を歩道に沿って歩く)

駐車場から山門まで2分程度かかります。交通量が多いので注意してください。
交通量の多い道路沿いに山門があります(撮影時も車の往来に注意)
本堂(おん まか きゃろにきゃ そわか)
大師堂(南無大師遍照金剛)

大日寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

ひときわ目を引く「しあわせ観音」
こんな幹線道路沿いにあるので注意してください

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)駐車場から県道を沿って歩く珍しいお寺なので、よく覚えていました。非常にコンパクトなお寺です。
合掌する手の中で微笑んでいるように見えた「しあわせ観音」がとても印象的でした。
(はち助)はち助もこの大日寺と正面にいらっしゃる「しあわせ観音」は記憶が鮮明にありました。今回は、納経所には若い女性の方がいて、まめ助とはち助の御朱印を対応してくださいました。お姉さんは、ここのお寺に嫁いできたのかなぁ、結婚前は想像もしていなかった仕事がいっぱいだろうなぁ、どんな気持ちでお仕事されているんだろ〜と勝手に妄想をしてしまいました。はち助はぐーたらな性格なので、お寺では働けません。というか、お帰りくださいって言われそうです。


第14番札所:常楽寺(じょうらくじ)

13番札所大日寺を出発して約10分で次の常楽寺へ到着。

常楽寺についての解説

歴史:四国霊場のなかで唯一、弥勒菩薩を本尊としている。弥勒菩薩は56億7千万年の後まで、衆生の救済を考え続けて出現するといわれる未来仏。弘法大師がこの地で修行していたときに、多くの菩薩を従えて化身した弥勒さまが来迎されたという縁起。
創建:弘仁6年(815)
本尊:弥勒菩薩(おん まい たれいや そわか)
アクセス:極めて良好
駐車場:山門まで約2分

このような駐車場が3カ所ほどありました
他のお寺のような仁王門はなく、この石柱門をくぐって境内へ。
本堂(おん まい たれいや そわか)
大師堂(南無大師遍照金剛)

常楽寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

アララギの霊木の上にアララギ大師げいらっしゃいます。見えますかね?
なぜかリビングのような休憩所?(和風?洋風?)
独特な岩の断層が一面に広がっていました。

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)弥勒菩薩は56億7千万年後の未来に出現して、人々を救済するそうです。まさに天文学的な遠い未来です。
境内にあるアララギの霊木は糖尿病に御利益がるとされていますので、糖尿家系の私としてはしっかりお願いした次第です。
(はち助)↑まめ助はよく調べたねぇ、はち助は、余裕のある二巡目なんだからもう少し勉強していかんといけんなぁと思いました。当分、まめ助から学んで行きます!
こちらのお寺は、コンパクトなのに雄大さを感じました。独特な岩の断層が印象的で、赤っぽい岩や緑っぽい岩があって、なぜか海の中にいる感じがしました。なぜだろう・・!?コケたらめっちゃ痛いだろうから気をつけて歩きました。


第15番札所:國分寺(こくぶんじ)

14番札所常楽寺を出発して約10分で次の國分寺へ到着。

國分寺についての解説

歴史:仏教に篤く帰依した聖武天皇は、天平13年に国家の安穏や五穀豊穣、政教一致、地方文化の向上などを祈って、勅命により全国68ヶ所に国分寺、国分尼寺を創建した。
創建:天平13年(741)
本尊:薬師如来(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
アクセス:良好(一部ですが少し狭い道もあり)
駐車場:山門まで約2分

アクセスは良好ですが多少このような道もありました。
駐車場は境内に隣接しています。
歴史と風格を感じる山門です
本堂(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
大師堂(南無大師遍照金剛)

國分寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

山門脇にある七重塔の礎石。過去の繁栄がうかがえる。
納経所の隣にある庭園入り口。ここから先は有料で拝観できる(一般300円)

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)有料の庭園も拝観したかったのですが、時間の関係で断念しました。余談ですが、納経所に貼ってあった「仏教検定」のポスターに興味を惹かれました。受けてみようかな。
(はち助)はち助は歳をとるごとに、お庭に惹かれます。年配の友人から、「歳をとると、段々と土もの(庭・器・畑・植物etc)に惹かれるものよ。それで自分自身もいつか土になるのよっ。オホホ」て教えてもらったことを思い出しました(あくまで友人だ談)!そっか、はち助も歳をとったってことなのでしょうか、年々お庭に興味津々で、旅行に行ったら必ずいろんなお庭を見て、縁側に座ってボ〜ッとするのが好きになりました。京都に行った時は大変です。
まめ助、次回は、お庭を見てみようね!


最後まで読んでいただいてありがとうございます。
この続きは第16番札所観音寺からスタートです。是非読んでみてくださいね。
よろしくお願いいたします!




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