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No.⑨四国ドライブお遍路:第六日目【修行の道場~高知編~】-1/2

今回も読んでいただいてありがとうございます。

今日は高知巡礼の二日目です。朝食付きのホテルだったので、まめはちにすると珍しく早起きしました(普通の人からすれば早起きではない)。

立派な大広間が朝食会場になっており、ビュッフェ形式の朝食が多い中で、昔懐かしい感じの朝食を頂きました。

写真には写ってませんが両脇に小さな鍋もあって、ずいぶんと豪華な朝ごはんでした。

部屋飲み二次会で散らかしたゴミたちを片付けて、お世話になったホテルを出発です!時はすでに午前9時。

お世話になったホテル高砂。部屋もお風呂も料理もとても満足でした。また来ますね。

今日は比較的高地の中心部にある雪蹊寺をスタートして、一気に西は四万十市へ向かうプランです。


第33番札所:雪蹊寺(せっけいじ)

高知市内のホテルを出発して約30分で本日最初の雪蹊寺へ到着

雪蹊寺についての解説

創建:弘仁6年(815)
本尊:薬師如来(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
アクセス:良好
駐車場:隣接

駐車場は山門に隣接しています
シンプルな山門です。自販機のコントラストが微妙。。。
本堂。運慶晩年の作と言われる薬師如来が本尊(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
大師堂(南無大師遍照金)

雪蹊寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

何ともかわいらしいお地蔵さん。と、誰でしょう?
境内中央にある大きな木が印象的です。
境内に入って最初に目についたのが産直販売テント。
なぜか階段にメダカのえさが。なるほどメダカがいるのかな?

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)境内に入ると最初に目についたのが、産直販売のテントです。お寺には似つかわしい感じですが、おじちゃんがのんびりと営んでいる感じが何だかほっこりしました。

(はち助)高知巡礼の二日目。やはり、1日のスタートは気が引き締まります。朝一番のお経は、しっかりと活舌よく読み上げます。暑いけど、気持ちのよい風が通り抜けていきます。今日も無事に、そして楽しく回れますように…!


第34番札所:種間寺(たねまじ)

33番札所雪蹊寺を出発して約0分で次の種間寺へ到着

種間寺についての解説

創建:弘仁年間(810〜824)
本尊:薬師如来(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
アクセス:良好
駐車場:境内徒歩1分程度

バスも数台駐車できる広大な駐車場
山門という山門はありません。お大師様が迎えてくれます。
中までよく見える本堂(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
立派な彫刻が印象的な大師堂(南無大師遍照金)

種間寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

駐車場からいきなり出迎えてくれる大きなお大師さん
たくさんのお地蔵さんとその先に見える田園風景が、のどかで独特な雰囲気でした。
ここにもお地蔵さん整列しています。
本堂のさわり大黒。見ているだけで幸せな気分になれます。

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)田んぼの風景に佇む感じの、こじんまりとしたお寺です。お遍路では山道を登り続けて到着する秘境のようなお寺や、市街地や田園にかこまれたお寺など、それぞれの表情があって面白いなぁと感じたお寺でした。

(はち助)快晴の中、田園風景を眺めながらまめ助はずんずん進んでいきます。暑い夏のお遍路は気分も最高です!昨年も夏にスタートしたので、夏の修行が一番ベストと思っています。納経所は、品のいい女性が対応してくださいました。お坊さんのお嫁さんなのかな。


第35番札所:清瀧寺(きよたきじ)

34番札所種間寺を出発して約20分で次の清瀧寺へ到着

さあ、ここは四国ドライブお遍路最大の難所です。まめ助はこの道が不安で朝から緊張感を抱いてたと言っても過言ではないです。

清瀧寺についての解説

創建:養老7年(723)
本尊:厄除薬師如来(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
アクセス:極めて困難
駐車場:境内

やっとの思いでたどり着いた駐車場は境内に。消防車が常時駐車してあります。細い山道を登れないからでしょうね。
仁王門です。ドライブお遍路だと駐車場からしばらく階段を下る必要があります。
本堂(おん ころころ せんだり まとうぎ そわか)
大師堂(南無大師遍照金)

清瀧寺の見どころ(まめ助&はち助のおススメ)

仁王門の天井画。とても迫力があります。
境内に駐車場があるので、仁王門をくぐるにはこの階段を一度下って、再度この階段を登って境内へ戻ります。
お寺の名前の通り水の音がとても奇麗な清瀧でした。
納経所から眺める風景。険しい山を登ったお寺には必ず「景色のご褒美が」山岳寺のお約束ですね。

まめ助&はち助のちょっと一言

(まめ助)昨年の初お遍路での記憶ナンバーワンのお寺。お寺の記憶というよりも山道の記憶。とにかく道が狭い。
今回も緊張感を持って臨み、はち助のサポートもあって無事にたどり着くことができました。大師堂では「帰りに対向車が来ませんように。南無大師遍照」って(笑)本音のお願いでした。

(はち助)車お遍路で緊張した山道をしっかりと思い出しました。覆い茂る木々の中の細い道を通り過ぎていきます。対向車が来たらどこで交わしたらいいんだろう、もしここで滑落したらどうしようと不安を抱えながら。頑張っているのは車とまめ助なのに、はち助もなぜか時折呼吸を止めて踏ん張っています。隣のまめ助は一生懸命ハンドルを握っています。普段は頼もしいまめ助ですが、お遍路道を走るまめ助はなぜかあまり頼もしく見えない。なぜ!?
やっと、抜けた先には、お約束の景色が!水の音が響く、なんとも心が洗われる澄んだ雰囲気です。仁王門は古くてカッコよかったです。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。
高知旅2日目の前半は、33番からスタートして車お遍路最大の難所である35番清瀧寺までの記録です。

後半は、後半は36番札所青龍寺からスタートです。高知市街地から西へ進みます!

次回も見てくださいね。よろしくお願いします!

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