汚いは恥ずかしいのか?
整理収納アドバイザーとしてお片付けのサポートをしています。
整理収納作業いかがですか?っていう営業トークをすると決まって皆さん
家、汚いから恥ずかしい。
というおっしゃれるんですよね。
まぁただ単にお断りの意味もあるかとも思うのですが…
でもね、私が思うに。
片付いている、片付いていないはもちろん
汚いか汚くないかっていうのも、それぞれの主観の要素が強いと思うんですよね。
どう思うかは他人じゃなくてそこに暮らす人な訳ですから。
なので私は「汚い」と言う表現は
日常暮らしているお部屋に使うにはふさわしくないと思い
お客様のお部屋を言葉で表現するときは「荒れる」という言葉を使っています。
お肌でもお庭でもそうですが、荒れているときはお手入れが必要です。
それと同じように、お部屋や生活が荒れているなら
整理収納と言うお手入れが必要なのです。
そしてこの「荒れる」状態はもちろん誰にでもおこりえます。
生活していれば当然荒れることがあります。
私だって油断するとすぐに荒れてしまいます。
荒れたら、いつもより丁寧にお手入れすればいい。
お手入れする時間がとれないなら、
普段から簡単にお手入れしやすい仕組みにすればいい。
整理収納アドバイザーの仕事は言うなれば、
お部屋と暮らしのエステティシャンです。
そもそもお部屋も暮らしもひとそれぞれ。
荒れているということはしっかり生活しているからこそなので、自分が生活している空間を恥ずかしいなんて思わなくていいんです。
でももし。
本気で汚いと思っている、現状を変えたい。
やりたいけれどお手入れ(整理収納)方法がわからない。
お手入れ(整理収納)を手伝ってほしい。
と思った時は、
恥ずかしいとか思わず、迷わず声をかけてください。
そのために整理収納アドバイザーがいるのですから。
整理収納は理想の暮らしに近づけるための手段の一つです。
実は整理は特別なことをしなくても、何時間も何日もかけなくても
毎日の習慣を見直すだけでも、効果が出せます。
こういったところもお肌のお手入れと似ているところです。
整理をダイエットに例える方もおられますが、私はお肌のお手入れのほうがニュアンスが近いかなーと思います。頑張りすぎると続かないところとか、それを日常に落とし込んでしまえることろとか、ね。
そして私は、少しでもそのお手伝いができればと思って活動しています。
恥ずかしがらず、頼ってください!
と、なんか凄いイイコト言った感ありますけど、
「片づけたいから手伝って!」
は整理収納アドバイザーにとっては魅惑の言葉です。
もしかして私だけかもしれないけど…。
よくぞ言ってくれました!と思うことはあっても
それを汚いとか恥ずかしいとか、みっともないだとかは微塵も思いません。
他人様のお家を嬉々として片づけに行くなんて、
冷静に考えれば正気じゃないですよね…。
作業は真面目に行いますが、性根は変態です。
えぇ、変態ですよ。
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