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広めたくない。でも!流行って欲しい一押し【りとるcafe】旬の里ねぎぼうず隣の隠れた名店


記事を執筆しようと思った理由

自分が知る限り千葉県茂原市内では、
一番美味いホットコーヒーが飲めるし
スイーツもホットドックも美味い。

更には店内が空いているから、
リラックスして読書も出来るし、
店主との穏やかな話も楽しめる。

リーズナブルと言える値段だし、
一押しの豆腐を混ぜたチーズケーキは絶品だ。

更に初めて訪れた時、驚いたことがある。

帰り際にふと振り返ると、
玄関までわざわざ足を運んでくれて、
お辞儀をしながら見送ってくれたのだ。

「こんな良い店もっと流行っててもおかしくないのに。」

これが最初に感じた感想だった。

その後、執筆するか悩んだのだが、
「地元の為になれたらいいな。」
と願う店主の人柄を見ていたら、
自分も何か力になりたいという考えにいたり、
今こうして記事を書いている。

この記事が店主にも、初めて訪れるお客様にも
良いご縁になりますように。

山カフェで風を感じながら

千葉県茂原市は、外房と言われるエリアに位置し
古くは天然ガスや東芝、日立などの工業で栄えた
外房の中核都市だ。

天然ガス由来のヨウ素は、
今でも世界第2位の輸出量を誇っているらしい。

また日本3大七夕に選ばれるほどの
七夕祭りや桜100選にもなった茂原公園、
6月になると咲き誇るアジサイ屋敷がある
自然の街でもある。

この豊かな自然を横切る茂原バイパス国道128号線
に車を走らせ、広大な田園風景を眺めていると、
新鮮な農産物が並ぶ旬の里ねぎぼうずが見えてくる。

そのお隣こそが、あたたかい笑顔で迎えてくれる
りとるcafeだ。

四つ葉のクローバーがモチーフになっている看板。
花言葉で幸運を意味する四つ葉と、珈琲豆のアクセントが可愛らしい。
白を基調としたお店の外観。
店主が一人で頑張ってるのを見かねたお兄さんが、
自身の左官技術を生かし仕上げてくれた。
店内の様子。
レイアウトは店主の娘さんが考えてくれたらしく、
シンプルながらも落ち着いたスペースになっている。

スペシャルティコーヒーと紅茶のお店

スペシャルティコーヒーは、
上位5%程度しかない最高級の珈琲豆の事だ。

りとるcafeのメニューを見てみると
生産国や農園が載っている事から、
シングルオリジン
(1つの国、協同組合、農園などを差す)
の豆を使っているようだ。

珈琲を注文する際には、
銘柄、淹れ方、カップサイズなどが
選べるようになっていて、
慣れている人以外は戸惑うかも知れない。

そこで個人的なおすすめを一つ。

銘柄は時期によって変動してしまうかもしれないが、フルーティーな物を頼むと普段飲む珈琲との違いがわかりやすい。

これをフレンチプレスで淹れてもらうと、
新鮮な珈琲豆の微粉とオイルが楽しめるので、
初めての人にはおすすめだ。
(ちなみに選択肢として、ネルドリップも選べる。布越し抽出)

コーヒーカップを覗いてみると、
新鮮な豆を使っている証の気泡(ブルーム)が見える。
正体は珈琲豆に閉じ込められた炭酸ガスが
水と反応した物で、古い珈琲豆だと気泡が膨らまない。
泡は1~2分で落ち着いてくるので、
淹れたて珈琲ならではだ。

紅茶派の人には、
幅広い種類の紅茶が用意されていて、
数えてみたらなんとびっくりの14種類。

定番のアールグレイやダージリンの他、
蜂蜜風味のネプチューンやロゼ・ロワイヤル
などの変わり種も用意されている。

カフェインが苦手な人には、
デカフェ(カフェインレス)アップルティー
などもあるから安心して欲しい。

店内のメニューには、それぞれの特徴が細かく書かれているので、選ぶのには困らないはずだ。

ラッフルズホテルも使っているダージリンティー。
どのメニューからも良い物を提供したいという気持ちが伝わってくる。
(調べてみたら、シンガポールの高級ホテルらしい。)

珈琲紅茶とくればスイーツはかかせない。

特におすすめなのは、
店主肝入りのオリジナルチーズケーキ。
豆腐を使った一品で上にトッピングされた
レッドミックスベリージャムとの相性の良さに驚く人も多いはず。

なめらかで柔らかな食感のチーズケーキ。
無添加でオーガニックな素材を使った
ham jam(ハムジャム)さんの
レッドベリーミックスジャムは、相性抜群でチーズケーキを引き立てている。

これだけでも十分過ぎるぐらいに、素敵な時間を過ごせるが、腹ペコな人にはランチタイム限定のメニューもある。

来店時期によってはメニューが異なると思うが、どれも意欲作。
一期一会のメニューを楽しんでほしい。

食べ応え抜群のホットドック。
ペロリと平らげたくなる美味しさ。
こちらは新メニューのパスタ(ミートソース)
カルボナーラも有り、常連さんの話では
「カルボナーラは苦手なんだけど、ここのお店のはまた食べたくなっちゃうのよ」
と穏やかに話されていた。
新鮮な山盛りサラダとハムとチーズのベーグルサンド。
中々の食べ応えだ。

他にも色々なドリンクメニューやスイーツがあるが、一部だけでも紹介しておきたい。

クラフトコーラ(ブルームーン)と焼き芋アイス。
コーラは唐辛子のぴりっとしたアクセントが楽しい。
王道のアップルパイ。
紅茶と合わせてアフタヌーンティーにおすすめだ。

ちなみに喫茶店としては珍しく、予約さえすれば
コワーキングスペースとして夜営業も頼むことが出来る。
(寄り合い作業部屋。それぞれが場所を共有しながら作業する)

軽い軽食も頼めるそうなので、
ゆっくりと過ごしたい人にはいいかもしれない。

考えただけでも大変そうな夜営業を、
なぜやろうと思ったのか聞いてみると、
「地元の人たちの役に立てたらいいなと思ったから」
と笑顔で答えてくれた。

作業にちょうど良さそうなのは奥のブックスペース。
電源となるUSBやコンセントがある。

ブックスペースには、
千葉のカフェについての本や
珈琲の専門書があったりするので、
手に取って読んでみるのも良いかもしれない。

コロナ禍で産声をあげた【りとるcafe】

店主との話の中で伺ったのだが、なんとコロナ禍の真っ最中での船出だったらしく、前途洋々とはなかなかいかなかったらしい。

密での飲食を避けるために、
テイクアウト用のスペースを急遽作ることに
なったり大変だったようだ。

厳しい船出ではあったものの、
店舗改装を手伝ってくれたお兄さん、
店舗レイアウトを考案してくれた娘さんの協力の
おかげでなんとか開店に漕ぎつけたと話してくれた。

そして今、地元の常連さんにも支えられ、
「お客様の居心地を第一に考えるお店」
を実現しようと奮闘している。

人が良く丁寧で穏やかな店主が、
暖かい居場所を提供してくれる
素敵なお店「りとるcafe」

一息つきたいそんな時には、
是非「りとるcafe」をよろしくお願いします。

詳細な場所・連絡先など

郵便番号:299-4113
住所:千葉県茂原市法目922-7
電話番号:0475-36-7978
最寄り駅:JR外房線 本納駅
駐車スペース:店前に乗用車2台。
(埋まっている場合は店主に声をかければ近くに数台止めれるとの事)
インスタグラム:https://www.instagram.com/little_cafe_coffee/

タイムスケジュールと予算

モーニング(土日)8:00~10:00
ランチタイム:11:00~13:30
ティータイム:14:00~16:00
コワーキングスペース(予約制):17:00~19:00
予算:¥1,000~¥2,000程度の見込み。

※ランチタイム、ティータイムなどによって選べるメニューが異なる点ご注意ください。パスタなどはランチタイム限定品です。

更に詳しく知りたい方は、
りとるcafeさんのインスタグラムを
確認すると最新情報になると思いますので
是非ご確認ください。

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