見出し画像

「マイティ・ソー バトルロイヤル」突然のギャグ映画に方向転換

ふんわり情報

2017年公開、タイカ・ワイティティ監督、主演クリス・ヘムズワース

感想

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の時にも思った、邦題改悪問題再び。原題では『ラグナロク』なのに『バトルロイヤル』にされる日本。日本人には馴染みのない単語だからという理由?らしいけど、他にもよく知らないけどそのままタイトルについてる単語なんていっぱいある気がするのにどうしてなの!(自らの不勉強を棚に上げてはいけません)

そもそも「Ragnarok(ラグナロク)」とは北欧神話における終末、最終戦争のこと。今作は父であるオーディンが死去し、最凶の実姉・ヘラにムジョルニアは破壊されるわ戦ったら右目を潰されるわ、ラストでアスガルドが崩壊し、多くのアスガルド人とともに宇宙を漂うことになったソーには『バトルロイヤル』よりも『ラグナロク』の方がしっくり来ると思うんだけどなぁ。

ソーは1作目2作目どちらも大好きなのでとても楽しみにしていた。が、ずいぶん作風が変わってしまって戸惑った。なんでも、セリフの80%以上がアドリブだったらしい。だからあんなにギャグ要素が強めだったのかなぁ…中盤のサカールパートも長すぎたし…ハルクとの再会は必要だけど、あのパートのノリがあまり好きではなく…全体的にギャグ多めなところといい、ガーディアンズオブギャラクシーじゃんと思ってしまった。
ソーとロキはもう萌えキャラ枠ですか?あの2人のやりとりが可愛らしすぎる。今までのロキはもっと冷徹なトリックスターキャラだった気がするんだけど、今回はただのかわい子ちゃんですね。

右目を失うのは尊敬するオーディンへのオマージュとしてわかるけど、髪切る意味って何かあったのかな…長さだけじゃなくて色も変わってるし…

ポストクレジットが不穏。あの大きな宇宙船は…故郷を失った多くのアスガルド人は果たしてどこに行き着くのか?

まとめ

シビルウォーに不参加だったソーとハルクがその時どこで何をしていたのかの説明…もとい言い訳?映画。まぁ、あの2人はあまりにも強すぎるから同じアベンジャーズ同士で戦わせるわけにはいかなかったんだろう、そこは納得。ヘラがビジュアルといいその見た目といい圧倒的ヴィランでそこはワクワクしたものの、他の要素が多すぎてあまりメインとして取り上げられていた印象がなくてもったいない…どこかでまた出てきてくれるかな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?