見出し画像

「アイアンマン2」社長の魅力、半減?

ふんわり情報

2010年公開、ジョン・ファヴロー監督、主演ロバート・ダウニーJr

MCU3作目。公開時の作品キャッチコピーは「ヒーローになった男、トニー・スターク。次なる試練。」「鉄(アイアン)、なめんなよ」。

前作『アイアンマン』の版権を持っていたパラマウント映画が今後制作予定だったマーベル映画の版権をディズニーへ全て売却した。2009年にディズニーはマーベル・コミックス・グループを買収していたため、今作からアイアンマンシリーズもディズニーから配給されることとなった。ディズニープラスで記念すべきMCU1作目『アイアンマン』が配信されていない理由はこれです。ディズニーに買収される以前に作られた映画だから、ということです。

感想

前作のアイアンマンがとても面白かったし、持論として「アメコミ映画が一番面白いのは2作目!」だと思っていることもあり期待を胸に鑑賞。
うーん、今後のMCU展開への伏線というか通過点としての意味合いが強かったかなぁという印象。前作ほどのインパクトがなくて残念。
トニーの人間的な脆さなんかはよく描かれていたけど、いくらなんでもウィップラッシュの最期があっさりしすぎやしませんか。ウォーマシンもいるんだからもうちょっと苦しめてくれよ。やっぱり敵が魅力的&強くないとワクワクできないんだよなぁ。
戦闘シーンよりもストーリー展開の方にかなり重きを置いていたなぁという感想。

ウォーマシンと言えば、ローズ大佐がしれっと役者が変わっていて混乱した。そうでなくても外国人は特に顔を覚えるのが大変なのに…しばらく「ローズ、この人だったっけ…?え…?」という違和感にばかり気を取られてしまった…
しかしスカーレット・ヨハンソンの強くて美しいブラック・ウィドウは最高です。

まとめ

肩透かし感は否めない。前作で正義を志したと思ったトニー、何やってんだよと思っちゃう2作目。まぁでも、人間的に未熟なのがトニーの魅力の一つであると理解すべきか?

今作の一番の収穫は間違いなくブラックウィドウ。ここから先のMCUで彼女は常に第一線で活躍してくれるし、今年はついに単独主演映画も控えている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?