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「アベンジャーズ/エンドゲーム」集大成が、今ここに。

ふんわり情報

2019年公開、アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ監督、主演ロバート・ダウニーJr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、ジョシュ・ブローリン

感想

以下、ネタバレしているのでまだ映画を見ていない人はここで回れ右をしてください…

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MCU22作目。遂に劇場で見てきた。劇場で見られて本当に良かった。リメンバーミーで全然泣けなかった私が、このエンドゲームで泣いた。

もう、もう全てが。3時間を越える映画なのに全然退屈もせずあっという間だった。ハルクもだけどソーの変わりっぷりには開いた口が塞がらなかったし、インフィニティウォーからそれぞれ失意の5年間を過ごしていたであろう面々に胸が痛くなった。

ああもう、何を言えばいいのかわからない。とりあえず私が泣いたのはヴォーミアでのブラックウィドウと、「I am Iron man」からのペッパーの「休んでいいのよ」、そして最後のキャップとペギーのダンスシーン。『キャプテンアメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』でペギーと週末にダンスをする約束をしたまま生き別れ、果たせなかった約束をここで回収するのか…!!と涙腺を刺激されました。

そもそも今まで「いっぱい見ないといけないから面倒臭い」と敢えて敬遠していたMCUを全制覇してみようと思ったのは、アメコミ映画好きと自称するならやはりMCUもかじっておかないといけないか…と思い、試しに見てみた1作目のアイアンマンが面白かったからと言うことと、GWが10連休もあったから。

そんなに休みあるなら20作でも見られるんじゃね?なんなら公開されたばっかりのエンドゲームも劇場で見るの間に合うんじゃね?と軽い気持ちで見始めたものの、やはり1ヵ月はかかりました…しかし短期集中で見たおかげでどの映画の内容も割と覚えていて、伏線回収に毎回感動させられていたけどエンドゲームはもう、その真骨頂。一気に見て良かった。大変だったけど本当に報われた。

他の映画でも見終わってから「なるほどな!」と思ってそのままもう一度再生して見直すことがままあるのだけど、ぜひ今この状態でアイアンマンから見返したいけど無理ですね22作…しかしまた見たい…!つらい…

ここまで膨大になったMCUという世界を、綺麗にまとめ上げ数多のキャラクターたちそれぞれを生かしているのが本当に素晴らしい。

今までも脚本すごいなぁと思うことはあったけど、今作では過去へのタイムスリップという映画ではよくある(?)手を使いながらも「ありがち」に陥らずに済んでいるのはやはりMCUの歴史が長く、遡る過去に厚みがあるから。過去の作品たちへの愛がいたるところに散りばめられているから、薄っぺらいタイムスリップものに成り下がっていないのだろう。

もう、全てのシーンが胸に残り過ぎて書き切れないくらいなんだけど、やはり最後の総力戦は映画史にも残る迫力だった。

「あれ?ハルクが指パッチンしたってことはみんな生き返ったんだよね?」とちょうど疑問に思っていたところで現れたブラックパンサー…あぁみんな、来てくれた…とここでもまた涙腺が。
スパイダーマンを援護する時にキャプテンマーベル、スカーレットウィッチ、ヴァルキリーなど女性キャラだけ集結するのも時代かなぁと思って眺めつつ、そこにブラックウィドウの姿がないことにまた涙腺が…

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エンドクレジットも格好良すぎて鳥肌が立った。Blu-ray出たら買いますきっと。そしてきっとまた泣きます。さようならアベンジャーズ。楽しかった1ヵ月半を本当にありがとう!アベンジャーズロス過ぎて全然眠れず3時半です!
I love you three thousand.

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さて、上記はエンドゲームを映画館で見た後の感想なんだけど、その後ちゃんと宣言通りにBlu-rayは予約して購入し、監督たちによる副音声を聞きながら本編を見たり、特典映像を見たりしています。ついでに去る2020年3月にはついにディズニーデラックス(現ディズニープラス)でもエンドゲーム配信になったので、そっちからでも見られます。いつでもエンドゲームが見られるって素晴らしいな!!!そして何度見ても同じところで泣くのです。我ながらコスパが良すぎるよ私…とにかく、涙活にとてもいい映画です。

MCUと言えばエンドロールの後のポストクレジットでラストにオチをつけたり次作への繋がりを見せたりというのがお家芸なので、果たしてこのエンドゲームでは?というとなんとポストクレジットがありません。しかし真っ暗な画面に響く金属音…そう、これはMCU1作目の『アイアンマン』でトニーが囚われの身ながらアイアンマンプロトタイプを作っていた時の音!

しかもその音は6回響くのです。やはりこれはアベンジャーズのオリジナルメンバーが6人だからなんでしょうねぇ…本当にもう、あのハンマーの音だけでも泣ける。

泣けると言えば、もうこのアベンジャーズのメインテーマを聞くだけでうっかり泣きそうになるくらい訓練されたファンです。なのでバラエティ番組のBGMなんかで安易に使われているととても危険。いつでも泣きそう。

あまりに音楽が素晴らしすぎるので、音楽を担当しているアラン・シルヴェストリという人を調べてみたら『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『フォレスト・ガンプ』の音楽も手掛けている人だった…なんだ、ただただすごい人だった、納得…。

まとめ

前21作をこんなに綺麗にまとめることができるだろうか。ルッソ兄弟の力量がとにかくすごい…。何度見直しても泣ける。そしてご存知の通り、歴代興行収入はあの『アバター』を抜いて堂々の1位に輝いた。とにかく長いけど、見て損はしないぜMCU。

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