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社説を読む 介護の人材不足について

こんばんは。

今日は部屋の掃除をしたので、部屋も気持ちもすっきりしています。
3連休、いいですね。。。気持ちにゆとりが持てる。

久しぶりに社説を読みたいと思います。

※注意事項
 ・あくまで社説を読んだ上での個人的見解です。
 ・政策に興味はありますが、深く知っているわけではないので、
  至らないコメントも多々あります。

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読売新聞(2021年8月8日)
介護人材不足 働きやすい職場作りを急げ
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20210807-OYT1T50463/

【要約】
○厚労省によると、2040年度に介護職員が280万人必要。
 (現在の211万人より69万人増やす必要がある)
○このままでは介護サービスを維持・向上できない。
 なぜなら、人手不足→職員の負担増加→離職増加。施設増加も困難。
○介護職員を増やす施策を講じるべき。
 ①処遇改善(給与、生産性UP)
 ②限られた人材の有効活用
 (介護職員は専門知識が必要な入浴等を行い、
  補助的な仕事を他の人にやってもらう。
  子育て等で離職した元職員の活用)
 ③優良な介護事業所の認定制度の導入

【感想】
①介護職員の近年の動向は?
高齢化に伴い要介護者が増加することは分かるのですが、近年の介護職員の増加ペースが上がっており、2040年までに+69万人できるのであれば、そもそも介護職員不足は起きません。

と思いネットで調べてみたのですが、直近10年間の要介護認定者と介護職員の増加割合はほぼ同じでした。

そのため、今後団塊世代が高齢化していくとなるとやはり介護職員を増加させるための取組は行う必要があると思いました。

②介護現場の生産性UPは難しい?
介護職員の処遇改善案のひとつとして生産性を向上させる設備導入への補助が挙げられていました。

ないよりもあった方がいいとは思うのですが、実際に人と人が直接接する介護の現場で生産性を向上させるような設備がどれだけあるのか。

さらにそれを導入することで少なからず介護業者の出費が増えると思うのですが、コストに見合うだけの効果が出るのかが分かりません。

③条件が合えば介護職に復帰したい人は本当にいるか?
そう考えている人は少なからずいるとは思います。

しかし、そのうち実際に復帰できる人はどれくらいか、需要のある地域とマッチングできるのかが分かりません。

④外国人労働者はどう考える?
近年、外国人労働者は様々な業界で増えてきています。もちろん介護業界でも。

今後、彼らをさらに増やすのか、それとも現状維持程度なのかによって、施策の目標値が変わってきます。

個人的には、少子高齢化が続く日本で外国人労働者は今後必須であり、さらに増やしていくべきだと考えています。ただ、低賃金でただの労働力として雇用するのは反対です。なぜなら、外国人労働者にも技能実習という目的があり、学んだことを母国で活かしてほしいからです。

理想論ですが。。。そうあってほしいと思います。

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以上です。

今日の社説は骨子がきれいに整理されていて、根拠もあったので、なるほどと思いながら読めました。批判的な感想(反論)を書くのが難しかったです。

今日も1日お疲れ様でした!

~おわり~



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